文字
背景
行間
R7
学校公開
盲学校及び視覚障害教育の理解・啓発を図ることなどを目的として、6月30日(月)に学校公開を実施しました。
本校の教育活動に関心のある外部の方が67名、本校児童生徒の保護者の皆様20名に御参加いただきました。
全体会で学校概要やセンター的役割の説明を行い、2時間目と3時間目の授業を公開しました。
参加された方からは「保育園でも活用できそうな玩具や施設の工夫があり、とても参考になりました。」、「一人一人に応じた支援をされていてとても参考になりました。」、「他の学部も見学して、これからの成長が楽しみになった。」等の感想をいただきました。
アンケートでいただいた御意見も参考にしながら、県内唯一の視覚に障害を有する幼児児童生徒のための拠点を担う学校として、今後も努力して参りたいと考えています。
小学部 社会科見学
6月19日(木)、小学部3、6年生児童が社会科見学に行ってきました。
宇都宮西消防署では、防火着を着せていただいたり、空気循環のボンベやヘルメットなどを触察させていただいたりしました。放水体験もさせていただき、水の勢いを感じることができました。
ろまんちっく村では、レストランで好きなものを注文したり、家族にお土産を買ったりしました。
とても有意義な体験をすることができました。
高等部普通科職場見学(2-1)
6月27日(金)、高等部普通科の職場見学が行われました。
2ー1は、宇都宮市にあるとちぎ視聴覚障害者情報センターを見学させていただきました。当施設は、栃木県の点字図書館でもあり、点字図書の製作や貸出、デイジー図書の録音等を行っています。点字プリンターや亜鉛版プレス印刷を用いた点字印刷やページの裁断などの作業の様子を実際に見せていただいたり、視覚障害当事者として勤務されている職員の方のお話を伺ったりしました。工夫をしながら様々な機器を使いこなして働いていることを教えていただきました。
午後は路線バスでJR宇都宮駅へ移動し、自分たちで立てたプランに基づいて活動しました。昼食にラーメンを食べ、近隣の店で買い物をしたり散策したりしました。よくできたこと、達成できたことがあった一方で、今後の成長につながる課題も見つかったようです。今回の職場見学で学んだこと、感じたことを、これからの生活や進路学習等の中で生かしていってほしいと思います。
(公財)ベルマーク教育助成財団様より、寄贈いただきました!
公益財団法人 ベルマーク教育助成財団様から、拡大読書器を寄贈いただき、専攻科棟の物療室に設置されました。主に高等部 保健理療科・専攻科の学生が臨床実習を行う際に、患者さんのカルテの確認や、所見の作成をするのに利用しています。
拡大読書器は重いので、教室移動の際に運ぶことは不便です。今回の寄贈により校内の台数が増え、利便性が高まり感謝しています。
ベルマーク教育助成財団様の公式ホームページには、秋頃に、本校からのメッセージとともに、学校紹介等も載る予定です。
社会福祉法人藹藹会障害者支援施設HeartFieldとの交流
6月24日(火)、社会福祉法人藹藹会の利用者の皆様と、本校中学部3名、高等部普通科7名の生徒による七夕交流会を開催しました。
はじめに、高等部の作業学習班より藹藹会の皆様へ、回収したプルタブと心を込めて作った作業製品のコースターを贈呈しました。
続いての発表コーナーでは、本校生徒が歌と楽器演奏で「虹」を発表しました。一方、藹藹会の皆様から「365日の紙飛行機」が披露されました。心のこもった歌声と生演奏が響き合い、会場は温かい雰囲気に包まれました。
その後は3つのグループに分かれ、大きな笹に七夕飾りや願い事を書いた短冊を協力して結び付けました。笑顔と会話があふれる、楽しいひとときとなりました。なお、藹藹会の方が本校に運んでくださった笹1本が、中高棟階段を上がった左手のスペースに展示されています。
生徒たちは、年に一度の貴重な交流を心から楽しみ、充実した時間を過ごすことができました。また来年も、皆様とお会いできることを楽しみにしています。
実習報告会
6月2日(月)から6月13日(金)まで実施した第Ⅰ期産業現場等における実習、及び校内実習の実習報告会が6月20日(金)6校時に作業棟で行われました。保護者の方々、校長、進路指導部長はじめ教員が見守る中、5名の生徒が一人ずつ前に出て、実習の成果を発表しました。
1年生は、点字用紙を利用したコースター作りと点字本の解体作業を行いました。各自の目標や今後の課題について写真や動画を提示しながら、初めてとは思えない堂々とした態度で発表することができました。
2・3年生は、それぞれ3か所ずつ事業所で実習を行い、制作したさをり織りの作品や、気に入った教材などを紹介しました。学校で製作した缶つぶしの道具や、事業所で姿勢保持のために使用したクッションを参考に保護者がつくったものも披露されました。高等部2・3年生にとって、卒業後を見据えた事業所との連携がより重要になってくることを感じさせられました。
小学部 校外学習(宇都宮駅)
6月20日(金)、JR宇都宮駅へ行ってきました。切符の購入方法や自動改札機の通過方法、飲食店での過ごし方や、エレベーターの乗り方など事前学習を行い、一人一人目標を立てて校外学習に臨みました。
宇都宮駅では、券売機で切符を購入したり、新幹線の音を聴いたりしました。子どもたちは、駅構内に流れるアナウンスや新幹線の通過音に耳を傾け、真剣な表情をしていました。
昼食は、ウツノミヤテラス内にある定食のお店へ行きました。それぞれ自分で選んだメニューをおいしくいただきました。
天候にも恵まれ、充実した一日を過ごすことができました。
令和7年度関盲連代議員会について
6月19日(木)、関東地区盲学校生徒会連合(関盲連)代議員会がオンラインにて行われました。この会は、関東地区の盲学校の高等部生徒会の代表生徒(代議員)が本連合の運営について議論したり、情報交換を行ったりするものです。今年度は本校が総務担当の順番となり、普通科2年生の生徒が司会進行を務めました。
午前中の議事は滞りなく進み、その後は参加生徒による自己紹介、学校紹介を順番に行いました。和やかな雰囲気で、個性豊かな発表を聴きました。本校生徒は、本校校庭に生息している「古賀志虫(ブユ)」の恐ろしさや「プールの水に地下水を使っていること」について、漫才のようにボケとツッコミを交えながら楽しく発表しました。
午後の情報交換会では「遊びに行くならどんな場所に行くか」「盲学校あるある」の2つのテーマで自由なディスカッションを行いました。画面越しではありましたが生徒間のやりとりも活発に行われ、にぎやかで充実した会になったことと思います。
第56回関東地区盲学校フロアバレーボール大会(オープンリーグ)出場について
6月13日(金)、茨城県水戸市にある「リリーアリーナMITO」で第56回関東地区盲学校フロアバレーボール大会が行われ、本校はオープンリーグに参加しました。オープンリーグは生徒と教職員の混成チームで出場でき、昨年度大会より設けられたものです。本校は実に15、6年もの間 大会出場から遠ざかっていましたが、昨年度より少しずつ練習に取り組んできました。今回は高等部普通科生徒4名、専攻科生徒2名、引率職員7名の計13名で参加しました。
対戦相手である千葉県立盲学校の鋭いスパイクや安定感のあるレシーブ・トスに圧倒されながらも、本校前衛、後衛ともに精一杯声を出し合い、全力でブロックし、できるかぎりの力でスパイクを打って応戦しました。第1セットは千葉盲に取られてしまいましたが、第2セットは本校1点リードのまま、全50分間に渡る試合が終了しました。
総得点による勝敗判定の結果、勝つことはできませんでしたが、チームスポーツの面白さ、試合の緊張感、その中で満足のいくプレーを行う難しさなどなど、生徒たちはたくさんの経験を得ることができたと思います。試合後に観た決勝戦も迫力あるプレイばかりで、生徒たちにとって良い刺激となったようです。
帰校後、生徒たちからは「みんなで一緒に試合に出ることができて、楽しかった。」「もっと強いスパイクを打てるようになりたい。」というような感想が聞かれました。今年度限りの挑戦で終わらないよう、来年度に向けて一層取り組んでいきたいと思います。
第1回避難訓練(地震)・下校対応訓練
6月6日(金)に、避難訓練と下校対応訓練を実施しました。
今回は、校舎内外で通行できない箇所があること、電気系統の被害により放送機器が使用できなくなったことを想定して行いました。緊急地震速報を聞いた児童生徒は、事前学習で学んだことを生かして速やかに身を守る行動ができました。その後、避難指示を聞いて安全を確認しながら避難場所へ移動しました。
下校対応訓練では、大規模災害によりスクールバスや公共交通機関が使用できないことを想定して下校しました。今回の訓練をとおして緊急時の下校手順について、保護者の皆様と確認することができました。御協力ありがとうございました。
令和7年度第1回校内点字競技会
6月10日(火)に、今年度1回目の校内点字競技会を開催しました。競技種目は五十音、転写、聴写、速読みの4つです。
今回は小学部から2名、高等部から2名の児童生徒が参加しました。静かな教室で緊張感のただよう中、点筆やパーキンスで点字を打つ音が響きました。昨年の自己記録の更新を目標に、日頃の学習の成果を発揮すべく、どの児童生徒も集中して取り組むことができました。
中学部校外宿泊学習
5月22日(木)~23日(金)校外宿泊学習に行ってきました。1日目午前中に、那須ロープウェイに乗り那須山頂駅へ向かいました。ロープウェイが揺れるのと窓からの景色に少しどきどきしましたが、山頂駅に着くと壮大な景色を見たり、冷たい山の空気を感じたりすることができました。昼食後、殺生石とつつじ吊り橋を見学しました。殺生石で硫黄の匂いに辟易としたり、つつじ吊り橋で橋の高さや揺れに驚いたりしました。なす高原自然の家に着いてからは、指導員さんに教えてもらいながら木の実クラフト作りをしました。自然の家周辺に落ちていた木の枝に接着剤で木の実をつけて、素敵な作品ができました。夜はベッドメイキングをしたり、談話室に集まってカードゲームなどをしたりして楽しみました。
2日目は、千本松牧場に行き、たくさんの動物と触れ合ったり、広い牧場内を散策したりしました。
2日間、天気にも恵まれ、普段なかなか経験できないことにチャレンジすることができました。今回の校外宿泊学習は、友達同士の関わりの心地よさを知る素敵な経験になったことでしょう。
第20回栃木県障害者スポーツ大会について
5月25日(日)、栃木県総合運動公園にて第20回栃木県障害者スポーツ大会が開催されました。高等部2名の生徒が陸上競技に、また中学部1名、高等部1名の生徒がサウンドテーブルテニスに出場しました。
心配していた雨は朝のうちに上がり、時折晴れ間も見え、まずまずのコンディションでの実施となりました。自己記録や入賞などの成績を収めることができた生徒も、悔しい結果に終わってしまった生徒も、持てる力を頑張って出し切る姿が素晴らしかったです。もんな今後につながる良い経験を得られたことと思います。
高1男子 50m【視覚・男子】 第1位 9秒77
高1男子 800m【視覚・男子】 第1位 3分24秒63
中1男子 サウンドテーブルテニス 第2位
高1男子 サウンドテーブルテニス 第3位
下校対応訓練は無事終了しました。
保護者様へ
下校対応訓練は無事終了しました。御協力ありがとうございました。
学校では、本日の訓練の反省点を生かし、今後の安全対策を講じていきます。お気づきの点がございましたら、学級担任を通してお知らせください。
遊び交流(城山西小学校2年生)
6月5日(木)に、宇都宮市立城山西小学校2年生と本校児童による「遊び交流」を実施しました。互いに自己紹介を行った後、全員で大きな輪になってロンドン橋遊びを行いました。ゲームの中で、好きな食べ物や遊び、得意なことについて、全員が発表できました。本校児童にとって、大勢の友達と同じ活動で遊ぶことができる貴重な機会となりました。
その後、城山西小の皆さんは、「盲学校探検」を行いました。校内を見学しながら小学校と盲学校との違いを探したり、本校児童が生活科や算数などの授業で使用している触察教材を触ったり、触る絵本を楽しんだり、拡大読書器を操作したりしました。
また城山西小の皆さんとお会いできることを楽しみにしています。
令和7年度舎生会役員選挙・任命式
令和7年度の舎生会役員選挙が行われました。5月7日(水)に行われた立会演説会の後、5月12日(月)の信任投票にて3名が当選しました。5月19日(月)の任命式では、校長先生からの「役員を中心に舎生のみなさん全員で寄宿舎を盛り上げていってください。」との激励の言葉と共に、任命書が授与されました。3名の役員からは「楽しい寄宿舎にしたいです。」「がんばります。」等の抱負が語られました。
高等部 実習激励会
5月23日(金)本校作業棟にて、実習激励会が行われました。
2、3年生の生徒の一部は5月27日から産業現場等における実習が始まります。6月2日から2週間の間に、高等部普通科1年の3名は6月2日から校内で実習を行います。
保護者の皆様をはじめ教員たちが見守る中、生徒たちはそれぞれ実習の目標や意気込みを発表しました。また、校長、教頭、進路指導部長、高等部主事からは激励の言葉を頂きました。1年生にとっては初めての2週間の実習です。最後までがんばれ!
小学部 城山西小学校との田植え交流
5月8日、小学部3年生と6年生の児童2名が城山西小学校の児童と田植え交流を行いました。
当日は気持ちよく晴れ、絶好の田植え日和でした。城山西小学校のなかよし田んぼでは、地域の方々や城山西小学校の保護者の皆様が準備をしてくださっていました。盲学校の児童は、慣れない泥の中の田植えで、足が抜けなくなったり、転びそうになったりしながらも、植える位置に目印として玉が付いたひもを触って確認しながら苗を植えることができました。
秋の稲刈りが楽しみです。
こころの劇場 劇団四季『ふたりのロッテ』鑑賞
4月28日(月)、小学部4~6年生5名が劇団四季のミュージカル『ふたりのロッテ』を鑑賞してきました。これは、赤ちゃんのときに離ればなれになったふたごの姉妹が偶然出会い、再び家族一緒に暮らせるようにある作戦を実行するお話です。児童たちは、原作を読んでから観劇したり、劇中の歌を覚えて口ずさんだり、お気に入りの登場人物を見つけたり、それぞれに楽しみ、満足した様子でした。
教科書展示会のお知らせ
小・中・高等学校及び特別支援学校において使用している教科書を、下記の期間展示しています。保護者の皆様も自由に見学することができます。
事前展示会:
令和7年6月16日(月)~6月19日(金)
午前9時~午後5時
教科書展示会:
令和7年6月20日(月)~7月11日(金)
午前9時~午後5時 ※土日は除く
会場:栃木県庁河内庁舎本館5階図書展示室
栃木県立盲学校公式Instagramを開設しました
ぜひ、フォローをよろしくお願いいたします
R4放課後デイ申請書.pdf
「学校施設の使用許可申請書」をダウンロードできるようにしました。
・学校施設の使用は原則として障害者関係団体が対象となります。
・対象外の団体等の使用については、別途御相談ください。
・学校施設の使用を希望される場合は、学校窓口(教頭)に御連絡ください。
学校施設の使用許可申請書(学校長あて).pdf詳しくは★相談支援★のページをご覧ください。
★進路指導部★
(令和元年版に更新されました)
是非、下のリンクをご覧ください。
★保健理療科・専攻科案内.pdf★
※現在は感染症対策のため開催を見合わせております。