日誌

学校行事や授業風景、四季の移ろいなどを紹介します

ALT離任式・1学期終業式

1学期が終わります。連日の暑さでで熱中症事故防止のため、終業日の講堂行事は、例年より短縮しておこないました。表彰伝達の後、本校で3年間英語の指導をしていただいたALTの離任式がありました。

英語の挨拶に続いて日本語でも挨拶をしていただきました。赴任前は知らない土地の田舎の男子校をこんなに好きになるとは思ってもいなかったと笑いを誘ってくれました。遠く離れた母国から一人で来日し、様々な苦労の中で、いつも本校生に明るく接してくれた先生、母国へ帰られてもさらにご活躍ください。
続いて終業式校長講話がありました。「覚悟を決めて」物事に取り組んでほしい、夏休みを安全に過ごしてほしいという2つの話しがありました。今年は暑い夏休みになりそうですが、体調管理をしっかりして、学校での課外や部活,そして各自の進路を目指し、逞しく成長しましょう。


今年の行事を振り返ってみませんか。例年より早く桜が開花して、1学期の始業式では既にもう葉桜になっていました。創立記念式典体育大会、そして日々の充実した授業で1学期もあっという間でした。

性に関する講演会(全日制)「生と性」

先日の定時制「性に関する講演会」に続いて、全日制でも芳賀赤十字病院から助産師の山本仁美先生をお招きして講演を実施しました。「生と性」と題し、60分ほどのお話をいただきました。

生きていく上で重要なテーマだということ、誰でも性に対する悩みはあるという内容でした。悩みがある場合は、同年代だけでなく大人の人にも経験者として相談しましょう。そして、子どもを育てるということは「経済自立」、「精神的自立」、「社会的自立」、「生活上の自立」が必要だということもお話しいただきました。暑い中でしたが、山本先生から貴重なお話から、生徒たちに普段あまり考えることの少ない「生と性」というテーマを考える機会を作っていただくことができました。
 今週からはじまるNHKドラマ10「透明なゆりかご」のダイジェストをみました。産婦人科で起きる命の物語をテーマとしたドラマです。今回の講話と重なるような部分がありました。ドラマの公式HPには「この夏、性について、真面目に考えてみよう!」というテーマが掲げられています。本校生は今回の講演がその機会になりました。ドラマもぜひ見てみましょう。

海外研修報告(最終回)

 研修7日目は班別自由行動です。2つの班に分かれ、計画に従ってボストン市内を全力で楽しむ日となりました。生徒たちは、ニューイングランド水族館、ファニエルホール、プルデンシャルセンター、ハーバード大学自然史博物館などを訪れ、集合時間にはたくさんのお土産を手に戻ってきました。
 夕食後は、野外アクティビティを楽しみました。他国の留学生と全員が一緒になって交流を楽しむ姿に、生徒の成長を見ることができたように感じました。
 アクティビティーの後の集まりで、今回の研修の総括をしました。今回学んだこと、そして、この研修の成果を今後どう活かしていくのかについて話し合いました。
 7月9日には帰国となります。Thank You, Boston!  Goodbye、Boston!!

      
    班別研修の一コマ      イブニングアクティビティー

海外研修報告⑥

 研修6日目、英語の授業は今日が最後、自分の考えを述べることを常に求められる授業を通して、語学だけでなく、他国の文化や考え方の違いなど、日本にいては学べないことをたくさん吸収できたのではないかと思います。授業の最後に修了式が行われ、一人一人修了証を受け取りました。
 午後はアメリカで起業された日本人起業家の講義を聴きました。他人の意見を気にしすぎず、自分の意見に自信をもって生きていく自分軸の考え方を持つことの重要性について話していただきました。
 夕食後のアクティビティはサッカー、映画鑑賞、そして、無地のTシャツに様々な色の絵の具を塗り、カラフルなオリジナルTシャツを作るという、アメリカの伝統的な遊びのTie-day Paintingでした。
 明日は班別自由行動研修、ボストンの町並みを楽しんでほしいと思います。

            
        修了式         日本人起業家の講義

         
              Tie-day Painting

海外研修報告⑤

 研修が始まって5日目、幸いにもボストンはずっと快晴続き。午前の授業では、昨夜の花火大会で交流を深めた留学生ともうまくコミュニケーションを取ることができたとのことでした。
 午後は世界的に有名な2つの大学を訪れました。最初に向かったのがマサチューセッツ工科大学(MIT)、次に訪れたのがハーバード大学でした。どちらの大学でも、現地で学ぶ日本人留学生が大学を案内、説明をしてくれました。その後生徒たちの様々な質問にも丁寧に答えてくれました。ハーバード駅周辺では買い物を楽しむ時間もありました。
 夕食後のミーティングでは、今までの研修を改めて振り返り、実質残り2日となった研修の目標をみんなで確認しました。

   
   マサチューセッツ工科大学      ハーバード大学にて

海外研修報告④

 研修も4日目となり、疲れが見え始めた生徒もいるようですが、食事の時には以前にも増して、他国からの留学生と積極的にコミュニケーションをとる姿が見えました。午前は英語の授業を受け、本日の午後は地下鉄のチケットを購入し、フリ-ダムトレイルに向かいました。ボストンの歴史的な建造物をたどるこのツアーは、生徒にとって貴重な体験になったことでしょう。
 さらにみんなの記憶に残ったと思われるのは、独立記念日を祝う花火を見ながら、アメリカにとって特別なこの日を直に体験できたことです。心地よく疲れた夜だったかもしれません。

    
          フリーダムトレイル        留学生と(朝食)

海外研修報告③

 研修3日目。生徒は各自、自由な時間にカフェテリアで朝食を取り、昨日のプレイスメント試験の結果により決定したクラスに向かい、授業を受けました。自分の意見を他の人に発信することをメインとする授業に、生徒たちは少し圧倒されたようです。
 午後は日本で働いた経験のある先生から、日本語と英語でのコミュニケーションの違いを中心とした講義を受けました。
 夕食後のイヴニングアクティビティーはジムで他国の留学生といっしょに汗を流したり、カジノゲーム体験を行いました。
 明日は、現地は独立記念日、普段とは違うアメリカが見られるのではと期待しつつ、3日目が終わりました。 

      
    午後の講義の様子         昼食時の一コマ

海外研修報告②

 本日から本格的に研修がスタート。朝食後に現地スタッフによるオリエンテーションがあり、その後、面接試験を含むプレイスメントテストが行われました。このテストで決められたクラスに明日からは出席することになります。午前中の授業終了後には今回滞在しているタフツ大学のキャンパスツアーがありました。
 午後はスタッフと供に50万点を超える展示物があるボストン美術館を訪れました。夕食後は、他国の留学生と大学の広大なフィールドを使って野外イブニングアクティビティーが行われました。   
 初日から体力面、精神面供にハードな一日だったようですが、それが生徒の成長につながっていくことを期待したいと思います。

               
              オリエンテーションの様子

                     
          ボストン美術館にて

海外研修報告①

 本年の海外研修に参加する生徒10名と引率教員2名が7月1日(日)午前に本校を出発し、研修の地、アメリカ合衆国ボストンに向かいました。
 海外研修のプログラムは、1日から9日まで、ボストン市内の大学で他国からの学生といっしょに語学研修を受けたり、午後を中心に市内を見学研修するなど、種々の活動を通して異文化交流体験をするものです。
 成田を夕刻に発った一行は、デトロイトで乗り換える予定の飛行機が1時間遅れで離陸となりましたが、ボストンには無事30分ほど遅れて到着、バスで大学の寮に入りました。22時頃の遅い夕食となったようですが、いよいよ明日から研修が始まるという気持ちを新たにして初日を終えました。
  
         
           出発式(本校にて)

特別講演会【至誠惻怛】

特別講演「至誠惻怛~諸君の輝かしい未来を拓く~」と題して特別講演会が実施されました。今回の講演会は校長が講師の木村昌平氏に感銘を受け、本校生に是非講演をお願いしたいと話しをしたことで年間予定外で実現、実施された講演会です。

至誠惻怛とは、「まごころ(至誠)といたみ悲しむ心(惻怛)」という意味で、目上にはまことを尽くし、目下にはいつくしみをもって接すれば物事をうまく運ぶことができるということを説いた言葉だそうです。講師の木村氏は経営、IT、東洋思想、人間学など様々な分野でその才能を発揮され、セコムグループをはじめ、さまざまな機関で会長や理事などを歴任、現在は益子昌平塾を開校、塾長として塾生の人生設計のバックアップをされています。今回の講演でははじめに知力・学力以上に人格が大切なものだということを話され、その後「ひたむきに生きる」、「生命の途轍もない奇跡を知る」、「自己の潜在能力に火をつける」という3つのテーマにわけてお話をいただきました。

最初の「ひたむきに生きる」というテーマでは“学び”の大切さについてという点から講話がはじまりました。木村氏は“勉強”ではなく“学び”という言葉を使い、勉めて強いる“勉強”ではなく、自ら熱意をもって取り組むという意味をもつ“学び”という言葉を使いながら熱意や意思の重要性について説明をしていただきました。そして孟子の言葉にも使われている至誠の意味について語り、さらに日本が世界に誇る“禅”の精神の素晴らしさを伝えていただきました。木村氏はアップルとグーグルという世界規模の巨大企業においても日本の“禅”の精神を経営に生かし、業績を上げているという話しもされていました。確かにネット上で「グーグル 禅」、「アップル 禅」と検索すると、スティーブ・ジョブズが禅に傾倒していたことや、グーグルが瞑想を企業活動の一環として取り入れているなどという記事が散見されます。

そして2番目のテーマである「生命途轍もない奇跡を知る」では広大な宇宙で生命が存在するのは地球だけで、生命が誕生したことは天文学的数字のような途轍もない奇跡的なことだという講話をしていただきました。さらに生命誕生か進化を遂げた現在の人間は凄い能力を持っているが、実際はその能力の大半を使えておらず、少しでも多くの能力を使えるような生き方が目指したいというお話もされました。それには“意識”が大切で、その“意識”は思念エネルギーとして現実を引き寄せるという話しでこのテーマを締められました。

最後のテーマは「自己の潜在能力に火をつける」というテーマで、それまでの講演の内容をまとめ、改めて人間の能力は非常に長けたものだとお話していただきました。そして自分のためだけでなく、誰かのために生きるということ、そして感謝する気持ちを持つことということを生徒たちに伝えていただきました。

講演の後は生徒会長が生徒を代表しお礼の言葉を述べ、講演会は終了しました。今回の講演で生徒それぞれが何かを感じ、それを今後の生き方に役立ててくれたらと願います。

特別講演会を実施します。

 ご案内

 薄暑の候、皆様方には、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
 さて、このたび、益子大使・益子昌平塾塾長・セコム株式会社相談役の木村昌平氏をお招きし、下記の通り、貴重な講演を拝聴できる機会を持てることとなりました。
 つきましては、保護者の方々にもご案内申し上げます。ご多忙とは存じますが、参加をご希望される場合には、生徒を通じてお配りした申込書、あるいは木村昌平氏講演会案内(ここをクリックして下さい)をご利用いただき、必要事項をご記入の上、ご子弟を通じて6月12日(火)までに担任までご提出くださるようお願いいたします。


                                        記

1 日 時   平成30年6月13日(水) (15:15よりご案内いたします)

                   講演会           15:30~16:20

2 場 所   本校講堂 

3 講 演   演題 「至誠惻怛(しせいそくだつ)~諸君の輝かしい未来を拓く」(予定)

               講師 木村 昌平(きむら しょうへい)氏

   1967年 同志社大学文学部卒・セコム株式会社入社
   2002年 代表取締役社長
   現在  相談役・セコムグループ代表補佐
       日本家庭教育協会会長
       人格教養教育推進委員会会長
              益子昌平塾塾長
       益子大使
       東京大学リーディング大学院博士課程 GLAFS教員  他


 

第57回校内体育大会

校内体育大会が実施されました。翌日から天候が崩れる予報ですが、当日は薄曇りで、たまにそよ風が吹き、体を動かすにはちょうど良い天候でした。開会式後、人工芝化で行われる今年で2回目の騎馬戦が実施されました。

体育大会は様々な種目が用意されていますが、その中でも男子校らしさが最も出るのがこの騎馬戦でしょう。

騎馬戦の後はリレーがおこなわれ、こちらも騎馬戦を超えるくらいの盛り上がりを見せます。

騎馬戦、リレーともに勝ち残ったクラスは午後の決勝でぶつかります。
リレーの後は各自選択した種目に分かれそれぞれトーナメント戦に挑みました。

剣道場では静まりかえった会場で竹刀と掛け声が響いていました。

この他にもソフトボール、ソフトテニス、バスケットボール、バレーボールが実施されました。

日本学生支援機構奨学金予約生の募集について

3年生を対象に日本学生支援機構奨学金予約生の説明会を行いました。

奨学金の種類は、「給付奨学金」「貸与奨学金」の2つです。

制度の詳細は、日本学生支援機構のホームページをご覧ください。
本校の「給付奨学金」の推薦基準はこちらをご覧ください。

また、平成31年度に大学等へ進学を希望する卒業生で、
卒業後2年以内の人は応募することができますので、
書類が必要な人は、本校にご連絡ください。
(電話0285-82-3413 奨学金担当まで)

なお、給付奨学金と貸与奨学金(第1回)の書類提出の期限は
6月15日(金)です。

3年生による奉仕活動

天気予報では雷雨の可能性も指摘されていましたが、曇り空のなか、予定通り1年生の奉仕活動が実施できました。本校では各学期に1回ずつ学校内外の清掃やゴミ拾いをおこなう奉仕活動を実施しています。今回は窓の汚れを綺麗にすることを中心に、教室のワックス掛け、廊下の拭き掃除、トイレの清掃、そして校外のゴミ拾いをおこないました。

廊下にはロッカーがあり、普段はなかなか清掃が行き届かない窓は念入りに綺麗にしました。

廊下も徹底して磨きます。

屋外は敷地内の落ち葉の処理、そして校外はゴミ拾いをおこない、学校まで持ち帰り処分しました。

2学期は2年生が実施します。