日誌

学校行事や授業風景、四季の移ろいなどを紹介します

プロフェッショナル白布の流儀

ホームページ用に紫陽花の写真を撮りにいって戻る途中、雨が降る中お仕事中の公仕さんを発見。



学校には色々な先生がいます。校長先生をはじめ、教頭先生、担任の先生、授業担当の先生、保健室の先生、実験の先生、図書室の先生、ALTの先生、そして事務室や公仕の先生たち。本校の場合、定時制もあるので、そちらも含めると給食を作ってくださっている方や栄養士さんなど、日頃関わることのない先生たちも大勢います。

きっと生徒たちはこのホームページも誰が書いているかは知らないと思います(笑)・・・が、それはさておき、見えないところでたくさんの先生たちが、生徒のため、学校のため日々頑張っています。日頃何不自由なく学校生活が送れているのは、何か壊れたり修理が必要となった時、公仕の先生がすぐに対応してくれているお陰でもあります。

公仕さん、いつもありがとうございます!!

小糠雨降る白布ヶ丘

先週水曜に梅雨入りした関東ですが、真岡高校付近では、夕立や夜の雨はあっても、昼間は好天が続いていました。そして、今日、梅雨入り後はじめて梅雨らしい天気となりました。

とはいっても、降ったり止んだり、降っても傘を差すかどうか迷うくらいの雨です。いわゆる小糠雨(こぬかあめ)です。最近は小糠雨という言葉もあまり聞きませんが、ある程度の世代より上の方なら“こぬか雨降る”から始まる大ヒット曲が思い浮かぶことでしょう。ちなみにその曲は1971年発売で、ちょうどその年に現在の校舎の新校舎落成式典が挙行されています。



今日はその校舎も雨に濡れています。

そしてこの季節、雨が似合うといえば紫陽花。本校には多くはありませんが敷地南側に植えられています。紫陽花は土の酸度で花色(厳密にはガク)が変わる植物として知られていますが、酸性土壌では青、アルカリ土壌ではピンクになり“やすい”という性質があります。リトマス紙とは逆ですね。ただ、“やすい”としたのは全てがそういう性質ではなく、白花種は酸性度に影響されないなど一概に言えない部分があるからです。また、品種によってある程度ベースとなる色があったりもするので、酸性度調整で無理矢理色を変えても確かに色は変わりますが、綺麗な発色にならないこともあります。

ちなみに本校の紫陽花はピンク色のテマリ咲きです。ガクに鋸歯が見られる昔ながらの種類ですが、これから1ヶ月ほど欅の下でその花を眺めることができそうです。

 

欅(けやき)

本校にはたくさんの欅(けやき)の木があります。

どれも立派な大木で、この季節は青々と葉をしげらせています・・・が・・・大きいが故に、小枝などの落下も見受けられます。というわけで、景観や安全面のことを考慮して、枝の一部を伐採する運びとなりました。

 

そして欅といえば、ネットで「欅」と検索をかけると検索候補に某アイドルグループ関連のワードがズラリと出てきます。あのアイドルグループのおかげで、ここ最近は欅の漢字を目にする機会も増えましたし、読める人も増えたはずです。しかし、書くとなると書ける人はおそらく激減するでしょう。でもせっかく本校にたくさん植えられている木であり、真岡市の木でもありますので、覚えられる生徒は雑学知識として覚えてみましょう。



というわけで、欅の字を拡大したものを載せておきます!!

拡大してみると、意外と難しくないかな??

ちなみに部首は“きへん”、音読みは“キョ”、画数は“21画”で、漢字検定では1級レベルだそうです。

なお、本校名物の11本の大欅については、「欅」続編にてお知らせいたします。

読書会の後は座談会

1年生全員参加の進学資料読書会が先ほど終わり、今度は1年生の希望者を対象にした進学座談会がおこなわれました。
LHR(6時限目)の進学資料読書会は進路指導部長による講話だったのに対し、進学座談会は現在本校で実習を受けている教育実習生と直接進学についての話を聞いたり、質問などを聞いたりできる会となっています。

 

今年は教育実習生の人数も多く、歳の近い直接の先輩とあって、それぞれ進路について真剣に話し合っていました。先生とはまた違った視点・角度からのアドバイスなどもあったはずですので、進学資料読書会での講話とともに今後に是非生かしてください。

今後の進路に向けた読書会

今日、1年生はLHR(6時限目)の時間に今後の進路実現に向けた進学資料読書会がおこなわれました。

進学資料読書会ってどんなことをしてるの??

そう思われる方のために、簡単に説明すると、資料を見ながら進路指導部長から進路についての流れや、入試の仕組み、そして進路実現のための取り組み方などの説明を受けるのが進学資料読書会です。

中学から高校へ進学する時以上に幅広い選択肢があり、入試の仕組みも様々なものがある今、ほぼ全員が進学を希望する本校では必要な講話であり、避けては通れない道となっています。そんな大切な話ということで、1年生は皆集中して話を聞いていました。

 

「工業高校や商業高校と違い、普通科に入学した以上、資格や技術を身につけられるわけではないので強みは学力しかない」といった厳しい説明などもありましたが、本校に入学した以上、それは紛れもない事実です。3年間はあっという間です。もう既に進路実現に向けた自分との闘いははじまっているのです。流れに乗り遅れないよう、しっかりと将来設計を立てましょう!!

 

校長室に新たな写真が仲間入り

今日は新たに校長室に飾られた写真を紹介します。
昨年導入したドローンで空撮した真岡高校の写真です。

↑の写真がその空撮した写真で、それがこんな感じ↓になりました。

この写真は、昨日ランチミーティングについて取材した時に撮らせていただきました。
本校東側の上空から撮影した昔の写真は既に校長室に飾られていたのですが、人工芝になった本校の写真も是非飾りたいという校長からの強い要望で、ついに校長室コレクションの1つとして仲間入りしました!!
念願の人工芝の空撮写真を横に、校長もご満悦の様子です。
ちなみに本校周辺は人口密集区域となっているため、ドローンを導入するにあたり、国土交通省からの飛行許可の承認を受けています。数年前のドローンブームで禁止されている場所や空域での飛行・事故などが報道でも見受けられますが、真岡市も多くの場所で許可無しでの飛行はできない(200g未満の機体を除く)ようになっていますので、もし飛ばす際は十分に確認してください。

校長とのランチミーティングで意見交換

先日、校長と1・2年生のHR委員長がランチミーティングをおこなったとのことだったので、その時の様子を今日校長に取材させていただきました。

 

HP係:ランチミーティングは今回が初めてですか?
校長:数年前から部活の部長や生徒会役員とはやっていたけど、HR委員長は今回が初めてかな。

HP係:ランチミーティングは誰の発案でおこなうことになったんですか?
校長:私の発案で、生徒たちから意見を聞いたり交流を深めるためにはじめたんだよ。

HP係:生徒とはどんなことを話されたんですか?
校長:私からはクラス目標についてHR委員長に聞いたり、リーダーシップ論についてという内容で話しをしたかな。

HP係:生徒からはどのような話題が出ましたか?
校長:生徒たちからは「学校生活が充実していて楽しく過ごしている」とか「男子校だからクラスの団結力もあって、それでいて気楽です」というような話が出てたね。

HP係:最後に今回ランチミーティングを実施した校長の感想をお聞かせください。
校長:日頃から勉強にも部活にも熱心に取り組んでいて、非常に頼もしい生徒諸君だということを改めて感じたね。


ということで、アポ無しで校長室にいきなり取材をお願いしたのですが、笑顔で快くお答えいただきました。
なお、3年生は今後日程が決まり次第おこなう予定だということでした。校長と直接話す機会は貴重ですから、学校生活の感想だけでなく、生徒目線での意見や要望などがあったら是非こういうタイミングの時にでも話してみるのもいいのかなと思います。校長の心を動かすような熱い思いが聞けるのを校長も楽しみにしていることと思います!!

黄色のゴム状硫黄実験動画を公開しました

先月写真で紹介した黄色いゴム状硫黄。



教科書では黄色となってはいるものの、県内の高校では殆ど黒褐色で作製しているようで、本校でもこの4月までは黒褐色で作製していました。しかし、作製の過程での色の変化などは、説明文や教科書の写真だけではなかなか伝わらない部分も多いので、実験の様子を撮影し、それをYou tubeにアップしました。

教科書では黄色となっているのに、実際に実験するとなぜ黒くなってしまうのかと疑問に思った生徒もいたかと思います。基本的にはどの学校も生徒実験では一級試薬という規格の硫黄を用いるのですが、一級では純度が99%で、黄色にするにはあと0.5%足りません。この0.5%の違いがこの色の差を生みます。純度の高い硫黄を用いると、最後水に流し込んだ瞬間に黄色へと変わるので、是非その様子を動画で見てみてください!!

動画は下記のYou tubeにてご覧いただけます↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=EepfrZACNAw

※3分9秒あたりから流し込む瞬間を見ることができます。

夏衣で学び舎を描く

今日から6月、職員はスーパークールビズということで、一月早くノーネクタイなどの夏仕様になっていましたが、生徒は今日から衣替えとなりました。
黒の学ランから真っ白なワイシャツになり、見た目も涼しげになりました。
校舎内を歩いていると、そんな夏服になった1年生が美術の授業で絵を描いていました。校舎と中庭を描いている姿が画になっていたので、「ホームページに使わせてもらうよ」と声を掛け、撮影させてもらいました。

 

ちなみにタイトルの「夏衣」は6月の季語です。これから夏の暑さが本格的にやってくる季節、そして1学期も後半戦へと突入しますが、6月は1年で唯一祝日が無い月でもあります。暑さ、疲れに負けず体調管理に気を付けて過ごしましょう!!

玄関脇の懸垂幕

昨日は1日天気にも恵まれ、体育大会も素晴らしいものになりました。

ちょうど昨日は、夜に某トーク番組で男子校・女子校出身者芸能人によるトークが放送されており、その中で「男子校の体育祭は女子の応援が無いからモチベーションに欠ける」などということが言われていましたが、日本一熱い男子校を謳う本校にはそんなことは無縁のようでした。



校長もその様子をしっっかりと見届けていました。

さて、そんな勉強も運動にも一生懸命に取り組み文武両道を掲げる本校ですが、部活の方も頑張っています。現在空手部、バレーボール部、陸上部が関東大会出場を決めています。それをお祝いして玄関脇には現在その3つの部活の懸垂幕が掲げられています。

 

玄関前は満開のサツキとこの懸垂幕でしばらくは華やかな雰囲気になりそうです。

ちなみにバレー部は今回が初めての関東大会出場ということで、新たに垂れ幕を作ったとのことでした。大会では日頃の成果をいかんなく発揮して新たな青春の1ページを刻んできてください!!

青空の下の体育大会

5月も残すところあと2日。

本校では今日は朝から体育大会がおこなわれています。今日だけは学年関係なく、本気の熱い勝負が繰り広げられます。

今年は初の人工芝開催となったため、従来おこなわれてきた綱引きができなくなり、そのかわりに騎馬戦が新たな種目として設定されました。開会式の後、まずはじめにその騎馬戦がおこなわれました。

 

一番最初に一番熱い戦いとなりました。

続いておこなわれたのがリレー。

 

こち抜きつ抜かれつのデットヒート、さらに熱のこもった応援も加わり大きな盛り上がりをみせました。



リレーの後は各種目ごとにわかれ、優勝目指して頑張っています。

  
  

これから午後は決勝を迎え、午前以上の盛り上がりとなること必至。年に1度の行事ですので、練習の成果を出し切って、悔いの無い球技大会にしましょう。

5月の中庭に彩りを添えるヤマボウシ

5月ももうすぐ終わりですが、

中庭にはヤマボウシが花をつけています。



花といっても、白いヒラヒラした部分ではなく、その中央部にある丸い部分が花の本体になります。白い部分は総苞(そうほう)と呼ばれる部分です。葉や総苞の部分はハナミズキにも似ていますが、ヤマボウシの方が総苞の先端が尖っていて、シャープな印象を受けます。

この後、中央の花が咲き、秋には赤い果実が実ります。果実酒などにするのが定番ですが、そのまま食しても甘いとのことなので、見つけたら試しに味見してみようと思います。

今ではスーパーに行けば季節に関係なく色々な野菜や果物が手に入る時代ですが、スーパーなどには売っていないその季節にしか味わえない自然の恵みも意外と美味なものが多いんですよ。真高にはこのヤマボウシの他にも、加工次第で食用にできる植物が他にもあります。先月紹介した八重桜は花を塩漬けに、教室の前にあるトチノキの実は乾燥させ灰で灰汁抜きをして餅粉に、松の木も一部の地域では樹皮の内側を煮込んですり潰して餅にしています。その他にも定番のヨモギなど、いつか、どこかで役に立つこともあるかも(?)しれませんので、覚えておいて損はないですよ、ただし自然のものを食す場合はしっかりと種類を特定し、農薬などの心配が無く、確実に食べられると判断できるものだけにしてください。

真岡高校の、教育実習。

今年も真高OB教育実習生が11名やってきます。実習は5月29日(月)からです。
                                                                              
│HR │教科名     │大学               │学部              │学科                  │期間
│1-1│保健体育  │筑波大学       │体育              │                         │3週間
│1-2│公民         │早稲田大学    │人間科学       │環境科学          │3週間
│1-3│国語         │東海大 学      │文                  │日本文              │3週間
│1-4│英語         │東北大学       │文                  │人文社会          │3週間
│1-5│保健体育  │日本体育大学│体育              │体育                 │3週間
│2-1│数学         │愛媛大学       │理                  │数学                 │3週間
│2-2│国語         │文教大学       │文                  │日本語日本文   │3週間
│2-3│理科/物理 │秋田県立大学│システム科学│電子情報シス  │2週間
│2-4│芸術         │洗足学園大学│音楽             │                         │3週間
│2-5│英語         │明治大学       │文                 │英米文学          │3週間
│3-5│保健体育  │東京学芸大学│教育             │生涯スポーツ   │3週間

よろしくお願いします。
また、在校生も、大学や進路決定に関する質問をしてみましょう。

避難訓練がおこなわれました

1学期中間テスト最終日の今日、避難訓練がおこなわれました。

  

火災だけでなく、地震や竜巻、ゲリラ豪雨、想定外の積雪など、色々な自然災害に注意をしなくてはいけない昨今、避難訓練は非常に重要な行事となっています。

いざという時、冷静に正しい判断ができるか、それが自分を守るということに繋がります。昨年は8月に真岡市内でも短時間に相当量の雨が降り、道路がかなり浸水するという事態も起こりました。いつどこで災害に遭うかということは誰にもわかりませんので、このような訓練を機に、災害が起きたらどうすべきかを再考してみましょう。

日本学生支援機構奨学金制度について

3年生の希望者に、日本学生支援機構の奨学金制度について説明会を
行いました。

これまでの貸与型奨学金に加え、給付型奨学金が新設されました。
詳細は配布された資料または日本学生支援機構のHPをご覧下さい。

給付型奨学金の推薦者は、日本学生支援機構の給付型奨学金制度の
申込資格を満たす者から、学力・資質の状況と家計の状況を総合的
に勘案して選考します。

平成27・28年度卒業も対象となりますので、希望者は奨学金
担当までご連絡下さい。

なお、書類の提出(申込み)期限は6月22日(金)です。

3年生による奉仕活動

今日は生徒による奉仕作業(校内校外の清掃)がおこなわれました。

学期ごとに1回ずつ活動が予定されていますが、1学期は3年生が割り当たっています。

日々おこなっている15分の清掃ではできない部分まで時間をかけてしっかりと綺麗にしました。

教室はワックス掛けをし、トイレもピカピカに、そして学校周辺の落ち葉やゴミを回収しました。

 

生徒手帳にも載っている「協力と奉仕を尊ぶ積極的な社会性を培う」という文面にもある通り、約1時間一生懸命取り組んでくれました。どんなことにもしっかりと取り組むところが真高生の素晴らしいところです!!

美術室前の絵画と新しい青色素の話

2棟1階の一番西にある美術室の壁に、生徒の作品がたくさん掲示されています。

繊細な色使いのものもありますが、男子校らしく(?)、ダイナミックな色使いのものも多く見られます。



手前の方は青の顔料が多く使っている作品が多く見られますが、今、ネット上では青の色素がちょっとした話題になっています。2009年にアメリカのオレゴン州立大学で電子工学分野において新たな材料を開発しようとして、酸化イットリウム酸化インジウム酸化マンガンの混合物を加熱したところ、新しい青の色素(YInMin(イン・ミン)ブルー)※が偶然発見され、その新しい青が大手クレヨンメーカーからクレヨンとして近々発売されるそうです。ちなみに新しい青の色素が発見されるのは1802年のコバルトブルー以来というかなり凄いことのようです。なお、この色素は紫外線をはじく性質もあり、建物などの省エネ対策としての活用も期待されているとか。

そのうち美術で使う顔料にもこの新しい青が仲間入りする日が来るかもしれませんね。

※YInMinの由来はそれぞれの元素記号イットリウムのYインジウムのInマンガンのMnからきている。なおクレヨンとしての新しい色の名前は現在メーカーが公募中です。

職員室入り口脇で持ち主を待っています

職員室入り口の脇にある一つの棚。

拾得物保管用の棚です。



定時制も含め600人以上の生徒が日々生活していると、落とし物・忘れ物として様々なものが届けられるようです。

今は鍵や腕時計などが目立ちますが、これから暑くなってくるとタオルなども増えてくると思われます。昨年は現金の落とし物などもありました。

「心」を「亡くした物」と書いて忘れ物です。普段から気にかけているような物なら忘れたり落としたりすることも無いのかもしれませんが、気にかけてないものだと“うっかり”忘れてその辺に置きっぱなしということもあるかもしれません。

物でも人にも言えることですが、失ってからその大切さに気付くこともあります。たかがビニール傘、たかがタオルなどと思わず、自分の持ち物はしっかりと管理しましょう。

また、タオルや鍵、腕時計など、落としたりどこかに忘れたなどという心当たりがある人は、職員室入り口脇の棚を一度覗いてみて下さい。今日も棚の中で持ち主が見つけてくれるのを待っています。
遺失物の申し出先:係・・・塚原・酒井