日誌

カテゴリ:今日の出来事

1学期スタート~離任式・始業式・対面式~

今日から1学期が始まりました。春休み中も部活等で生徒は登校していましたが、学校が始まり、校舎内に活気が戻ってきました。朝から廊下を歩いていると気持ちの良い挨拶が飛んできます。朝のSHRを終えた生徒たちは、まずは大掃除で校内を綺麗にするところからスタートしました。そして、掃除の後は、各式のため講堂へと移動しました。
まず最初におこなわれたのが離任式。この春の異動で真岡高校を去ることになった5名の先生から挨拶をしていただきました。

本校での勤務年数は5人それぞれ違いはありましたが、思い入れの強さは皆一緒で、本校での思い出を交えながら生徒たちにエールを送っていただきました。生徒たちも最後のメッセージをしっかりと刻んでいました。5人の先生方の挨拶が終わり、降壇の合図があったところで応援團やサッカー部、野球部の生徒たちが突然壇上に上がり、離任される先生たちにサプライズのエールを送りました。真岡高校らしい離任式だったのではないでしょうか。他の学校ではあまりないことだと思いますので、離任される先生方にとっては最後の最後でまた一つ記憶に残る思いでが追加されたのではないかと思います。

温かい雰囲気の離任式も終わり、生徒たちは始業式に臨みました。着任式や入学式で挨拶があったため、生徒たちにとっては新校長の挨拶を聞くのはこれが2回目となります。

校長からは「真高プライド」、「天の星を掴もうとすれば泥は掴まない」という西洋のことわざ、「小さなことを大切にする心」の3つのことをテーマに話がありました。その話の中で人間は約5000時間努力すれば、その道のプロになれるという話がありました。これは認知心理学に基づいたものだそうです。少し計算をしてみましょう。5000時間÷三年は1667時間。高校1年間で、1667時間。これを365で割ってみましょう。つまり1日あたりを計算すると・・・、4時間36分。部活や勉強を極めるためには毎日4時間強努力すればその競技や教科のプロに近づける、そういう数字だったのです。新学期を迎え、真岡高校の学校生活を実りあるものにするために逆算をしてみると、少しずつの努力を積み重ねることが大切なことだとわかりますね。肝に銘じましょう。
始業式が終わったあとは、2・3年生と新入生の対面式がおこなわれました。

まだ少し遠慮しているところも見られ、初々しい新入生ですが、今日の初心を忘れずに、1日も早く真岡高校に慣れ、立派な白布健児を目指して日々を過ごしましょう。
午前中は約2時間半、講堂で式が続く長丁場でしたが、生徒たちはしっかり式に臨んでいました。午後は身体計測です。新学期が慌ただしくはじまりました。

全定合同の入学式

穏やかな天候に恵まれ、新入生にとっては登校しやすい初日を迎えることができました。色々なことを思い、緊張の中で登校してきたことと思います。初々しい全定の新入生たちの入学式が挙行されました。

国歌斉唱につづき、各クラス担任から呼名され元気な返事で起立しました。校長から入学許可をいただき、晴れて真岡高校の生徒となりました。校長、同窓会長、PTA会長からお祝い、激励の言葉を頂戴しました。





多くの高校では演台に華やかな花が置かれますが、本校では伝統ある男子校の厳かな入学式に相応しい盆栽が佇んでいます。
祝辞の後、新入生代表の宣誓が読み上げられました。

式の最後に、吹奏楽部の演奏に助けられてまだ慣れない校歌を斉唱し、式は終了しました。式後は全日制と定時制で分かれ、講堂に残った全日制の生徒たちへは1学年の担任団の紹介があり、自分のクラスの担任と副担任を確認しました。

晴れて入学式を終え本校の生徒となった新入生たち。3年間の間には楽しいことや辛いこと、忘れられない思い出になることなどたくさんの出来事が待ち受けています。1日1日を大切に過ごし、大きく成長して、真岡高校に入学して良かったという高校生活にしていきましょう。
 新入生の保護者の皆様には狭い校内の駐車にご協力していただきありがとうございました。本校ではグランドが人工芝になって、行事等でご来校頂く際に今回のような駐車形態の駐車をお願いすることがございます。ご不便をおかけいたしますが、今後ともご協力よろしくお願い申し上げます。


在校生登校日・新校長着任式

5日は新2・3年生の登校日でした。今年度最初の登校日です。昨年より桜が早く咲いて、正門脇の桜は赤い花柄を残し、葉桜に変わってきています。桜の花が早かった分、欅の芽吹きも早く、今年は桜の花の代わりに欅の緑が生徒の登校を出迎えました。そよ風に欅の若葉が揺れ、爽やかな登校日となりました。



穏やかな景色の中、生徒たちは朝から大掃除や明日の入学式の準備、そして新クラス発表など新学期を目前に控え慌ただしく過ごしました。準備ができた講堂をお借りして、この4月から新たに本校校長としてお迎えした軽部校長の着任式がおこなわれました。



教頭の紹介の後、軽部校長の生徒に向けた着任の挨拶がありました。真岡高校の生徒としてプライドを持って、本校での学校生活で真の教養を身につけてほしい。教養とは単に勉強だけでなく、状況に応じて的確適切な判断のできる者が真の教養だ。新校長の講話を生徒たちは真剣に聞き入っていました。最後に生徒を代表して生徒会長から歓迎の挨拶がありました。



着任式後、新2・3年生は新たなクラスが発表され、新教室へと移動してホームルームがおこなわれました。明日の入学式で新入生が加わり、来週の始業式から全校生がそろって新年度がスタートします。一部インフルエンザの生徒が出てしまいましたが、体調を整えいい新年度のスタートが切れるようにしましょう。

卒業生による合格体験発表会

16日のLHRの時間に、この春卒業した3年生が1・2年生に向けて大学合格のためにやってきたことや、勉強法のコツなど、自分の体験を元に1・2年生にアドバイスとなるよう合格体験発表会がおこなわれました。
今年は6名の卒業生から、そぞれぞれの体験を話していただきました。

事前に配布された資料を見ながら熱心に先輩の話に耳を傾けました。

苦手科目の勉強法では具体的な問題集の名前を挙げたり、1年生のうちから部活だけでなく勉強もしっかりこなした方がいいなど、本校の先輩ならではの話をたくさんしてくれました。6人それぞれの体験談の中から。自分に合った学習法やライフスタイルなどを参考にして、今後の受験に、多いに役立てよう!

卒業式が挙行されました

朝まで続いた雨が嘘のように、午後は真っ青な澄んだ空が広がっています。卒業生にとっては今日が真岡高校最後の日です。最後の朝が雨というのも記憶に残るのではないでしょうか。午後は校内のあちこちで各部活の送別会などが行われているようですが、午前中の卒業式の写真を載せておきます。

在校生とご来賓、保護者の皆様、職員に包まれるなかを、全日制・定時制あわせて207名の卒業生が入場しました。教頭の開式の辞で、厳粛な雰囲気の卒業式がはじまりました。



卒業生一人一人が名前を呼ばれ元気な返事が響きました。壇上から校長が一人一人の卒業生を見守りました。代表生徒が堂々と卒業証書を受け取りました。真岡高校を卒業したはれの瞬間です。



校長式辞があり、続いて同窓会長佐藤様、全日制PTA会長冨山様から心のこもった祝辞を頂戴いたしました。



卒業式式辞全文(クリックで別画面に表示されます)





送辞。在校生を代表して現全日制生徒会長から卒業生に向けたメッセージが伝えられました。



答辞。卒業生を代表して前全日制生徒会長と定時制代表の2名が在校生・保護者・来賓・教職員などお世話になった方々への最後の挨拶がありました。真岡高校の次を担う在校生にバトンが受け渡されました。



最後は講堂内に響き渡る校歌斉唱で締めくくられました。卒業生全員で歌うおそらく最後の校歌でしょう。



閉式の辞が述べられ、退場の時の空は完全に晴れわたっていました。

下の写真は校歌の1番にある「古き歴史に 新しき 光添えなん」という歌詞の碑です。卒業式がおこなわれた講堂の玄関脇に設置されています。今日の門出を祝って、隣では紅梅がちょうど満開を迎えていました。



先月から朝日新聞の青春スクロールでは様々な業界で活躍する本校OBが紹介されています。207名の卒業生がいれば、これから残されていく道は207通り。それぞれ違った人生という道を進んでいくことになることと思います。素晴らしい可能性を秘めた本校生の前にある道は、もっともっと多岐にわたることでしょう。207名が選んでいく色々な道で活躍し、光輝いてくれることを願います。卒業おめでとう!!