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1学期の実験(食品化学)

食品科学科では食品製造のほかに食品化学や食品微生物なども学びます。今回は1学期におこなった2,3年の食品化学の実験をまとめました。

 

1.器具の洗浄(4月)

 実験をおこなうには正しい実験器具の洗い方をマスターする必要があります。年度初めの最初の実習では、器具の洗浄や安全な実験方法について確認します。3年生も初心に返りました。

 

2.希釈のしかた、ピペット類の使い方など

赤と青の色水を使って希釈のしかたやピペット類の使い方を学びました。ただしく操作できたら、きれいな色ができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.ダイズのゲル化

お豆腐ができる原理を学びました。一定の温度(80℃)、一定の時間(10分)を保った豆乳にカルシウムやマグネシウムの入った試薬を入れることで固まります(ゲル化)。固まり方の違いはカルシウムやマグネシウムなどの試薬の違いです!実際に舌触りも違いますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4.ペーパークロマトグラフィ(練習

色素の分離をおこなうための練習(ペーパークロマトグラフィの練習)をおこないました。コーヒーフィルターを好きな形に切って、水性サインペンで点を打ちます(スポッティング)。その後、中心部を水につけてクロマト開始。1つの色がさまざまな色に分離してびっくり!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食品と化学は関係あるの?と思われますが、食品の栄養素のことを知ったり、加工の原理を知るために化学は欠かせません!2学期も食に関する多くの実験をおこないます(*'ω'*)