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花ごよみ

今回は、前回出てきた “鉢上げ(はちあげ)” についてやり方を説明していきたいと思います。

 

     

まず鉢上げをするのに、ポットの土に穴をあけます。基本的には、人差し指の第一関節の深さの穴をあけます。

本校では、左の写真の型を使用して穴をあけています。右の写真が穴をあけたポットになります。

 

    

 

次に種をまいたトレー(セルトレー)を用意し大きく成長した苗を選びます。今回は、左写真の赤でかこった苗を使用します。選んだ苗をピンセットでトレーから抜き取ります。この時注意するのは、苗の根っこを傷付けないことです。 抜き取った苗は、先ほどの穴をあけたポットに植え替えをします。

 

   

植え終わったら、指で植えたところを軽く固めてあげます。そうすることで、根っこの成長が良くなります。

逆に根の周りに隙間があると、根が乾燥して生育不良になったり病気の原因などにつながってしまいます。

ここまでが、鉢上げ(はちあげ)作業になります。

鉢上げが終了したら、十分に水をあげます。その後、苗が大きくなってきたら肥料などを与えていきます。

 

今回は鉢上げについて説明しました。

これから、様々な作業の仕方等をあげていけたらと思います。