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2025年12月の記事一覧

「租税教室」税金ってな~に?

 12月10日(水)に大田原税務署総務課総務係の大野綾子様を講師にお招きし、高等部課程1・2の3年生を対象とした租税教室を行いました。

「税金にはどんなものがあるか知っていますか?」の問いかけからスタート。生徒達からは、なじみのある消費税の他に建物にかかる税金(固定資産税)、相続税などがあがり、講師の先生からは国税、県税、市町村税で納める場所が違うことを教えてもらいました。

   

 次に「集まった税金は生活の中で何に使われているのかな?税金が使われているもの、使われていないものを考えてみよう!!」です。警察、デパート、橋、遊園地などなど15種類の写真カードを使って、税金が使われているもの、使われていないものにわけていきます。生徒達は「どっちかな?」と悩みながら写真を貼っていきました。

 

 次にDVD「マリンとヤマトの不思議な日曜日」を視聴して税金がなかったらどんな社会になってしまうかをイメージしました。また、税金が使われているものを再確認できました。

 DVDを視聴してから先ほどの質問の答え合わせです。ほとんどが正解でしたが、間違えていたものに気づくことができました。税金がなかったら消防車や警察を利用するにも有料になって生活が不便になってしまうことがわかり、税金の大切さを知ることができました。

 税金の大切さを理解したらお楽しみ税金クイズ。全部で6問。実際にあった税金はどっちでしょうか?

問題①扇風機と冷蔵庫(日本)

問題②犬と猫(日本)

問題③ポテトチップスとハンバーガー(ハンガリー)    

問題④かえるとむかで(日本)

問題⑤ソフトクリームとソフトドリンク(アメリカ)   

問題⑥うさぎとたぬき(日本)

 

 皆さんはわかりますか?ちなみに問題④の答えは、かえる税。かえるに税金がかかっていたなんてびっくりですよね。生徒達は「えぇ~」と大盛り上がりでした。理由は、かえるの鳴き声がうるさくて迷惑だから(笑´∀`)。かえるが住む田んぼの持ち主が税金を払っていたそうです。昔の日本や外国には、おもしろい税金があったんですね。他の答えが気になる人は生徒達に聞いてみてください。

 最後に現金1億円の入った鞄を持って1億円の重さを体験!!「1億円って20㎏もあるんだね。重―い」などおもいおもいの感想を友達同士で話していました。

 

 税金があることで、私達の暮らしが守られ、暮らしやすくするための仕組みができていること、そのために税金を納める大切さ、必要性を学ぶことができ、貴重な体験となりました。

 お忙しい中、楽しくわかりやすい講話をしてくださった大野様ありがとうございました。