小西(おにし)だより

2025年12月の記事一覧

【修学旅行】3日目 希望者別コース体験

修学旅行3日目。本日の沖縄の天気は晴れ間は見えるもの風が強く、普段は穏やかな東シナ海も波が高いという状況でした。

今日は事前の希望アンケートによる希望者別コース体験の日程でした。午前・午後それぞれで5つのコースに分かれての体験です。前述の通り波が高く、シュノーケリングをはじめとするマリンスポーツ体験は実施が危ぶまれたところもありましたが、関係者の皆様のご尽力により場所等を変更しての実施ができました。感謝申し上げます。

体験の一部を紹介します。

▪️美ら海ビーチトレッキングとマリンクラフト体験

万座毛海岸で指導員の方による小魚類や天然記念物のオオヤドカリなどの生態観察、カルスト地形や生態保護などのお話などを伺いました。その後海岸で貝殻や星の砂、ビーチグラスなどを探しました。その後、ストラップや首飾りなどのマリンクラフトを作りました。

  

生徒は滅多に目にすることのない海の生き物を、興味深そうに観察していました。

▪️ネオパークオキナワ

こちらの施設では主に沖縄の動植物に触れる機会を得ることができました。動物と触れ合ったり餌をあげたりすることで、心が癒された生徒も多かったことと思います。

▪️青の洞窟シュノーケリングとビーチ体験

予定では青の洞窟に行くことになっていましたが、波が高いことにより場所を変更、恩納村のビーチでのシュノーケリングとなりました。

慣れないシュノーケルの扱いに四苦八苦する生徒もいたものの、沖縄の海中を見ることができ、とてもよい体験ができたことと思います。また、残念ながらシュノーケリングに参加することができなかった生徒もビーチで仲間たちとの時間を共有し、いい思い出を作れたと思います。

サンドアート

砂浜に描いた「小山西」

▪️マリンジェットとバナナボートとビーチ体験

当初は恩納村での実施を計画していましたが、やはりこちらも予定を変更してかんなビーチでの実施となりました。もちろんこちらのビーチもとても美しく、期待に胸を膨らませる中で開講式を実施。インストラクターさんの真剣な口調に生徒も身が引き締まります。海での活動は危険がつきもの、注意事項をよく聞いて体験開始です。

 

ウェットスーツ、ライフジャケット、ヘッドギアを装着していざバナナボートへ。インストラクターさんが操縦するマリンジェットにひかれ浅瀬から走り出します。海上を高速で走るボートに一同歓声を上げます。

また、マリンジェットには前後に二人乗り、インストラクターさんにしがみつきながら海上を高速で走ります。

 

バナナボートもマリンジェットも体験後はヘロヘロになって砂浜にあがってきましたが、異口同音に「本当に楽しかった」と笑顔で感想を言っていました。

ビーチ探検では海辺に棲む危険生物の話などを聞きました。海がない栃木県で生活するものとしては海の楽しいところに目が行きがちになってしまいますが、そこには危険な生物も生息していることもしっかりと学ぶ必要もあります。これからは海に行くときもそういったことを考えて、正しい行動ができるようにしたいと思います。

閉講式では、インストラクターさんの言うことを本校生がしっかりと聞いていたこと、おかげで時間通り体験が実施できたことに対するお褒めの言葉をいただき、みんなの拍手で体験を終えることができました。

▪️フォレストアドベンチャー体験

フォレストアドベンチャーin恩名さんにて、ジップラインやバンジージャンプのように飛び降りるターザンスイングなどのアクティビティを体験しました。ハーネスを装着し、安全装置などの機材の使い方の説明を受けてから体験コースへ。非日常感あふれるアクティビティに生徒は時折悲鳴を上げていましたが、東シナ海を臨みながら谷を超えていくジップラインの爽快さはたとえようもなく素晴らしく、仲間同士声を掛け合ってコースを制覇していきました。

 

最後は東シナ海をバックに記念撮影。楽しく教えてくださったインストラクターの皆様、ありがとうございました。

このほかにもまだまだ多くの体験が各所で実施されました。また別の機会でお知らせしたいと思います。

3日目も大きく体調を崩す生徒もなく、無事終了しました。ホテルでは最後の室長会議も実施。1、2日目に少しだけ見られた団体行動の乱れもほとんど出なくなったことに、短期間のことではありますが生徒の成長を感じます。有終の美を飾れるよう最後までしっかり公共のルール、マナーをまもって楽しい修学旅行にできるよう、みんなでがんばって過ごしたいです。