H29 活動の記録

H29 活動の記録

宇都宮大学附属図書館シンポジウム

11月18日(土)に、宇都宮大学附属図書館シンポジウムが宇都宮大学で行われ、本校生徒であるSGH研究班の1年1組新井康平君と須藤悠希君が本シンポジウムのプログラムの一つであるパネルディスカッションのパネリストとして参加しました。


《シンポジウムのプログラム》
 ~田中正造-その社会活動の現代における意義


1.開会の挨拶

2.足尾銅山鉱毒事件の概要説明
  高際澄雄(宇都宮大学国際学部 名誉教授)

3.基調講演
  講師:赤上   剛(渡良瀬川研究会顧問)
      「”一身以て公共に尽す”を生涯実践し続けた田中正造」
4.パネルディスカッション 
       コーディネーター:高際澄雄

  パネリスト:赤上   剛(渡良瀬川研究会顧問)
        高橋俊守(宇都宮大学地域デザイン科学部 教授)
        高橋若菜(宇都宮大学国際学部 准教授)
        新井康平(佐野高校SGHクラブ研究班)
        須藤悠希(佐野高校SGHクラブ研究班)
5.質疑応答及びまとめ

 本シンポジウムは、「田中正造―その社会活動の現代における意義」というテーマで開催され、本校SGHの構想である「地域貢献から世界の社会課題解決を目指す『田中正造型』グローバルリーダーの育成」との共通性があるものでした。

 研究班の2名は、基調講演終了後にパネルディスカッションに参加し、シンポジウムの感想及び今後自分たちにできることについて堂々と話をしました。


《1年 新井康平

教科書で田中正造のことについては学んでいたが、自分が小学生のときに受けた印象とは異なる。歴史の学び方が事実を知るだけでは足りない。その奥底にある人々の思いを感じるくらいつっこんでいかないといけない。中学時代にも田中正造について学んだが、やはりそこでも田中正造という人物像にせまるものではなかった。勉強の仕方に工夫をする必要性を感じる。自分にできることは何かを考えると、やはり政治に関心をもって投票に行くことが大事だと感じる。。政治の在り方について今後もしっかり考えていきたい。またしっかりと自分の意見を言うことの大切さを感じた。
《1年 須藤悠希》
 
シンポジウムに参加することによって、自分の知らないことを聞くことができて良かった。田中正造という今は全国で名が知られる存在でも、元はその時代の一般的な人だったという話を聞き、自分たちもグローバルリーダーになることができると感じた。また、色々な人が政治に関わっていくことが大事だと感じた。全世代の人が政治に関わることができるような社会を目指して、今からでも活動していきたいと感じた。
 
 
 新井君は「私は専門家ではありませんが、これまでの先生方のお話を聞いて、感じたことや自分の考えを話します。」と落ち着いた態度で話し始めました。淡々とした語り口でしたが、一言ずつ言葉を選び、自分の言葉で伝えました。100名近くの聴衆は次第に引き込まれていき、最後は割れんばかりの大きな拍手に包まれました。続いて発言した須藤君は、さらなるプレッシャーの中、自分たちがSGH活動で体験したことは、田中正造が目指してきたものとつながっていることを明確に伝えてくれました。こちらも新井君に負けず劣らず、大きな暖かい拍手をいただきました。シンポジウム終了後、講師やパネリストの先生方から、よく頑張った、とお褒めの言葉をいただきました。パネリストの一人である高橋若菜先生は、「隣で聞いていていて、涙が出そうだった。」とわざわざ伝えに来てくれました。本校生の姿に感動するとともに、とても誇らしく思いました。おそらく、本校生のすばらしさを多くの方々が感じてくれたと思います。そして、何よりも彼ら2人にとって大変貴重な体験になったことでしょう。このようなシンポジウムに佐高生を参加させてくださった関係者の皆様に感謝いたします。大変ありがとうございました。

第13回佐野市小中学校PTAレクリエーション大会

 11月19日(日)、佐野市運動公園 市民体育館において、 佐野市小中学校PTAレクリエーション大会が行われました。種目はソフトバレーボールで、市内の小中学校36校から70チーム512名の選手が参加し盛大に開催されました。本校からも2チームが参加、Aチームが見事優勝し、本校PTAの結束を示すとともに、大会2連覇を果たしました。選手の皆さん、大変お疲れ様でした。また、運営をお手伝いしてくださいました役員の皆様、お世話になりました。
 そして、大会運営では佐野市小中学校PTA連絡協議会の皆様、関係者の皆様方には大変お世話になりました。ありがとうございました。

 
 
 
 

附属中 日本語ディベート

 11月23日(木・祝)、女子聖学院中学校高等学校(東京都北区)で開催される「第21回関東甲信越地区中学・高校秋季ディベート大会」に向け、有志生徒が、平日の放課後だけでなく、土日も登校し、準備をすすめています。前回7月の大会で惜敗したメンバーも含め、上位進出を目指しています。大会では、練習の成果を発揮し、健闘を祈っています。
 
 

校内マラソン・ウォーキング大会

 11月17日(金)晴天に恵まれ、佐野高校・同附属中恒例のマラソン・ウォーキング大会が開かれました。高校男子マラソン17.6km、高校女子ウォーキング7.5km+マラソン10.1km、中学3年生ウォーキング10.7km+マラソン6.9km、中学1・2年生ウォーキング17.6kmで行われ、学校を発着に、秋山河川敷から唐沢山周辺のコースで健脚を競いました。生徒はそれぞれ持久力・忍耐力を養い、また励まし合いながら完走・完歩を目指し、保護者・地域の方々から多くの声援をいただき、無事終了しました。
 大会開催にあたり、安全確保のため御協力いただきました佐野警察署・保護者の方々には、大変お世話になりました。ありがとうございました。

 
  中学選手宣誓                      高校選手宣誓
  
  中学ウォーキングスタート               中学マラソンスタート
  
  高校男子マラソンスタート              高校女子ウォーキングスタート
 
 中学ウォーキング                   中学ウォーキング
 
  高校生男子トップ                  高校生女子トップ            
 
  中学3位までの入賞者                  高校男子6位までの入賞者

 高校女子6位までの入賞者

附属中 ブックトーク

 11月15日(水)7限目、旭城ホールにおいて、ブックトーク(本の紹介)が行われました。本に興味・関心を持ち、さらに生徒の読書をすすめるために、中2生の代表生徒が中1生全員に対して実施しました。趣向を凝らした紹介で、読んでみたいと思わせるすばらしいプレゼンでした。また、図書委員によるクイズや本の紹介もありました。
 本校は、読書ノートを作成し、100冊読書を推奨しています。これからも、いろいろな価値観に触れ、自己の成長につなげてほしいと思います。