H29 活動の記録

2017年11月の記事一覧

附属中 朝日アマ将棋県大会 本校生優勝

 11月5日(日)、鹿沼市民情報センターにおいて「第41回朝日アマチュア将棋名人戦」の県大会が開かれ、本校1年の竹熊くんが、見事優勝しました。この大会は、大人も参加するアマチュアの大会で、12月には、北関東ブロック大会が開かれ、竹熊くんも栃木県代表として参加します。そこで勝ち進むと、全国大会への出場権を獲得することになります。竹熊くんの健闘を祈ります。

1学年・領域別中間発表会@宇都宮大学

11月3日(金)、宇都宮大学にてオープンキャンパス参加を兼ねて「1学年の領域別中間発表会」を行いました。佐野高校のSGH構想図にある以下に示す6つの領域に分かれて、大学の先生や大学生のご協力をいただき、本校の1年生が発表を行いました。

《領域1:災害・公害からの復興》《領域2:自然・生命(医療)》
 

《領域3:持続可能な食糧・エネルギー・水》《領域4:まちづくり・コミュニティ》
 

《領域5 環境と経済・法律》《領域6 教育・人権・文化》
 

班によっては、昨日遅くまで残って準備を行い、今日の本番に臨みました。一つの班ごとに活発な質疑応答がなされ、さらにご協力いただいた大学の先生と大学生からも、今後の研究のアドバイスや発表の仕方など、貴重なご意見をいただくことができました。今回の大学での発表は、生徒にとって貴重な経験となったに違いありません。

ご協力いただいた宇都宮大学の先生方、まだ学生の皆さま、大変ありがとうございました。

「とちぎの高校生課題研究発表会」参加

 11月2日(木)に、栃木県総合文化センターに於いて「とちぎの高校生課題研究発表会」&「グローバル人材育成講演会」が開催され、SGHクラブの水俣班が発表を行いました。

 水俣班の研究員は、今年の8月に行った熊本県水俣市でのフィールドワークについての概要と、フィールドワークで体験したことやそれによって得た正確な知識を元に、自分たちが広く伝えたいことをまとめ上げ、立派に発表を行いました。

※水俣フィールドワークについての詳細は、以下のリンクを参照してください。

水俣フィールドワーク

 午後は栃木の各高校のポスター発表が行われました。

 その後、「グローバル人材育成講演会」が行われました。演題は「写真で伝える世界、東北の今」というもので、フォトジャーナリストの安田菜津紀氏による自分の体験談を中心とした貴重な話を伺うことができました。

 最後に留学経験のある栃木の高校生3名とのパネルディスカッションが行われました。自分の留学経験を元に、貴重な話を聞くことができました。

 研究員は今回の発表会でかなり刺激を受けたようでした。以下、発表生徒の感想です。

〈2学年 倉持 未夢〉

今回の発表会では、 全国で活躍する高校生の発表を生でみることができました。 どの高校の発表も素晴らしく、 自分達の発表をさらに良くできるようにいかしていきたいと思います。

〈2学年 古谷 菜奈〉

学校の行事等と今回の発表までの間が短く、準備が完璧にはできなかったのですが、当日の移動中、また会場入りしてからも改善できる点を見つけ訂正することができたので、自分達なりの良い発表ができました。他校生の発表は動画の利用や実物を用いて行なっており、とてもレベルが高く刺激になりました。

また、フォトジャーナリストの安田 菜津紀さんの講演では、東日本大震災後話題となった岩手県陸前高田市の奇跡の一本松についてのお話が一番印象に残りました。本来の様子を知っている人と知らない人では、この一本松の写真の捉え方が変わってくるということ。これは、私たちが熊本で学んだ様々な立場から考えることの大切を改めて強く感じました。

〈1学年 有澤 音羽〉

 私は今日の発表で、誤情報が行き交う中フィールドワークで得た事実を伝えられ、多くの人に知ってもらえて嬉しかったです。また、他の学校の発表を聞いて、発表方法や内容などたくさんの事が参考になりました。より改善して多くの方に水俣病について知るきっかけを作っていきたいと思いました。
《発表の様子》
 


 
《ポスター発表・発表を終えた研究員》
 


中2 数理探究

 11月1日(水)、本校化学室において、中2生が「科学の楽しさ」を体験し、「科学的な見方」をいろいろな観点から学ぶため、学校設定教科「数理探究」を実施しました。講師は、宇都宮大学教育学部教授 人見久城 先生で、「科学とは何だろう」と題して、各クラス2時間ずつの特別授業を行いました。
 身のまわりの不思議な現象を、具体的に「音の振動」「弾性ゴムと非弾性ゴム」「光の波動性」「発光ダイオードが光電池に変身」など、生徒の関心が高まる内容で教えてくださいました。また、隠された回路のつくりを調べる活動をとおして、仮説や考察の大切さを学びました。
 本校はこれからも、「科学の芽(不思議だなと思う心)」を育てるとともに、「科学の種(日常生活に潜む不思議なこと)」を見つける感性を育てる取組を進めてまいります。
 人見先生、お忙しいところ大変お世話になり、ありがとうございました。