お知らせ

図書館からの最新情報です

栃木女子高との読書交流会

去る7月5日(金)、本校図書委員が栃木女子高校図書室を訪問し、

恒例の読書交流会が開催されました。



一冊の本を話題に、未知の異性と交わすメール文で進んでゆくメール体小説、

有川浩『レインツリーの国』について、活発な意見交換が行われました。


男女のやり取りを読みながら、知らず知らず、自分と同性の語り手に感情移入して

読んでしまっていたことが、読書会を通じて判明するなどなど…

今回の貴重な機会がなければ気づかなかった発見も多々ありました。

今後とも、このように実りあるお付き
合いが末永く続くことを願っております。

関係の皆様ありがとうございました。

季節のディスプレイ #3

佐藤梓子さん作のリクエストボードが、夏らしい装いに一新されました。



リクエストは、用紙に記入してボードまでどうぞ。
夏季休業特別貸し出しに間に合うよう努力します。

第1回読書会

6月19日(水)昼休み、本校図書室にて第1回読書会が開催されました。
沼尾先生お薦めの推理小説仕立ての短編、芥川龍之介「藪の中」を読みましたが、
関係者の証言を聞けば聞くほど、謎はますます深まり、
様々な仮説が提起され、密度の濃い話し合いになりました。



参加者の感想コメントより、いくつかご紹介します。
「この作品は、とても謎が多いと感じた。時間を作れれば、推理を続けたい。」(TH)
「みな自分の利益ばかり考え、他者を顧みない。現代にも通じる芥川の文才に
うならされた。」(ММ)

黒澤明監督の名作映画「羅生門」のベースは実は「藪の中」なのだということで、
小説の後に映画を見て比較するのも面白そうです。

季節のディスプレイ  # 2

司書室から本館3階廊下に向けて開かれたショーウィンドウが、

涼しげな六月の装いに改まりました。

リクエストボード同様、佐藤梓子教員業務支援員さんの見事な作品です。




中央で傘をかざしているパンダは、

たしか新潮文庫のマスコットの「Yonda?」くん、でしたか。

写真ではいま一つ伝わらない手作りのオーラを

ぜひ図書館の実作でお確かめください。