情報技術科紹介

招へい講座「ITとアクセシビリティ」開催(情報技術科)

◆キャリア形成支援事業 招へい講座「ITとアクセシビリティ」開催(情報技術科)

 6月14日(金) 第1コンピュータ室において、情報技術科3年生38名を対象にキャリア形成支援事業(招へい講座)を開催しました。講師は毎年お世話になっている、音声読み上げソフト開発で有名なIT企業 株式会社スカイフィッシュ(本社宇都宮市)代表取締役社長大塚雅永様です。
 普段あまり意識できない「障碍(がい)者のためのインターンネット」や「Webアクセシビリティ」、「IoTとビッグデータ」などIT関係のトレンドについて講義いただきました。また、自社で現在開発中のソフトウェアの最新バージョンの紹介もいただき、生徒ともども職員も感銘を受けた講座となりました。

招へい講座風景 招へい講座風景その2 レポートまとめ
  講座風景            講座風景      まとめのレポート作成

【講座を受けた情報技術科3年生・生徒レポートより】
 今回は情報社会におけるアクセシビリティに関する話を聞くことができて、非常に良かったです。特に、現在のコンピュータなどが視覚情報などに依存しているが故に情報技術が発達するにしたがって視覚障害者や聴覚障害者のデジタルデバイドが大きくなるという話は非常に印象に残りました。特に、身体障害者が国内だけでも約400万人いるということに驚きました。今後の人工知能の発達などにはそういった障害を持つ方に対する配慮が不可欠だなあと感じました。
 音声読み上げソフトウェアに関しては存在こそ知っていたものの、具体的にどういった働きをするかは今日初めて知りました。最初は「目が見えない人はどうやってコンピュータを操作するのかな」と思いましたが、ショートカットを用いた作業を支援することで視覚障害者でも簡単に操作できるようにするのは考えたなあと思いました。これに関して、マイクロソフトと提携したのもすごいと感じました。起業してすぐにマイクロソフト本社と提携されたのは大きいと思いました。
 また、ウェブアクセシビリティ(W3C が定めた JIS X 8341 及び ISO 40500 に関して)に関する話にとても興味を持ちました。現在のホームページは多くがウェブデザインばかりを考えているが故に過度なアニメーションの導入など閲覧しにくいなあと思うサイトも多いです。ウェブサイトの本質は情報の提供であることは自明なので、少なくとも私が作るウェブサイトはだれでも見やすくなるように作りたいと思います。
その他にも、大塚さんが起業するまでや当時の話もとても興味深かったです。事業などを始めるのは簡単でも、それを継続するのには様々な支援や企業努力が必要だと実感しました。起業してから10年間で残っている企業はわずか4パーセントというのはとても驚きました。
 私は将来コンピュータに携わる仕事をしたいと思っているので、今日の話は全体を通じてとても参考になりました。将来的には私も人のためになるソフトウェアを開発できれば良いなと思います。

「IoTこども百葉箱の開発」生徒研究発表 動画を公開しました

◇「IoTこども百葉箱の開発」生徒研究発表 動画を公開しました
 
 今年度、情報技術科3年生が「課題研究」テーマとし、各種発表大会に出場した「スカイベリージャムレシピ~IoT百葉箱の開発 ものづくりとプロプログラミングの楽しさを広める地域貢献活動」の生徒発表内容の動画を公開いたしました。(YouTube SkyBerryJAMチャネル内)
 

 
【発表概要】こどもパソコン「スカイベリージャム」を用いたIoTこども百葉箱「IoTPod」の開発とその関連活動「スカイベリージャムレシピ」についての生徒研究発表(本校講義室での生徒発表を、生徒により録画・編集したものです   )
 2019/3/12 再編集・再UPしました。
 【関連資料】
  IoTPodとは(PDF)
       発表レジュメ(PDF)
 
【発表歴】
 H30栃木県高等学校教育研究会工業部会・生徒研究発表大会(宇都宮工業高校 2019/1/11) 「優秀賞」
 H30北関東三県工業高等学校・生徒研究発表大会(足利大学 2019/2/4) 「足利大学・学長賞」
【連携協力】
 栃木市立千塚小学校 / 同 南小学校 /日鉄日立システムエンジニアリング㈱ /新日鉄住金ソリューションズ㈱
    IoTPodベースファームウェア  MicJack (マイクジャック) CC BY Michio Ono (Micono Utilities)

H30課題研究発表会開催しました(情報技術科)

◇H30課題研究発表会開催しました(情報技術科) 
 
平成31年1月25日(金)、3年生による「平成30年度・情報技術科課題研究発表会 」が開催されました。今年度は、以下14件の研究成果の発表がありました。
 
(1)Processing によるゲーム制作
(2)CHaser Online ~全国高校生プログラミングコンテスト~
(3)乙4問題集
(4)SOLDERSⅡバーサライタの製作
(5)進路報告書データベースの制作(平成30年度生徒活動報告会・科代表発表)
(6)CAD/CAMを用いた3Dパズルの製作
(7)自作フォークリフトの製作
(8)Unreal Engine4を使ったゲーム制作
(9)Projectionmapping on a piano
(12)LEDブラックホールテーブル
(13)CADを使ったものづくり
(14)IoTこども百葉箱~スカイベリージャム・レシピ~
(平成30年度工業部会生徒研究発表大会優秀賞・北関東大会出場)
 
 
   会場風景  研究発表
    
 
●関連情報
 

「IoTこども百葉箱」成果発表~H30起業家精神育成事業

◇「IoTこども百葉箱」成果発表~H30起業家精神事業成果発表会
 
平成31年1月22日(火)、平成30年度「起業家精神育成事業成果発表会」(於:栃木県庁)が開かれ、本年度実施事業認定を受けていた本校情報技術科の「IoT化百葉箱の開発~スカイベリージャムレシピ」について、3年早乙女さん・高瀬さんが成果の発表を行いました。
 
成果発表会1  成果発表会2
        開会式               発表
成果の展示  パネルディスカッション
       展示コーナ       来賓(一般企業)とのパネルディスカッション
●関連情報
「商品開発の軌跡報告」~下野新聞掲載記事(2019/01/23 2次使用許可申請中)

SkyBerryJAM プログラミング出前講座開催(三鴨小)

◇SkyBerryJAMプログラミング講座開催

 11月30日(金)栃木市立三鴨小学校(5年生35名)にて、SkyBerryJAMレシピ活動「プログラミング出前講座」を開催しました。

三鴨小講座1 三鴨小講座2 
三鴨小講座3 三鴨小講座4

20181130三鴨小学校プログラミング講座アンケート結果.pdf

またこの時の様子が、同校公式ホームページにても紹介されました。