訪問学級

訪問教育学級の目標

   児童生徒一人一人の実態を把握し、健康の維持増進を図るとともに、環境の把握やコミュニケーションの基礎となる力の育成をめざしています。

訪問教育学級の紹介 

   通学が困難な児童生徒のために、教員が家庭や施設を訪問して授業を行っています。
   令和4年度は、小学部3名、中学部3名、高等部1名の児童生徒が在籍しています。また、スクーリングやリモートで、本校の行事や授業に参加し、集団での学習も行っています。

【教育課程編成の方針】

 訪問教育学級においては、「自立活動」を中心とした教育課程を編成し、家庭や施設との連携を蜜にし、児童生徒の健康・安全に十分配慮した学習指導を行う。また、様々な人と接し、働き掛けを受容する経験を重ね、自分の要求や気持ちを表現しようとする意識を育て社会性を高めるようにする。

・視覚、聴覚、触覚、嗅覚、前庭覚などへの働きかけを行うことにより、受容し認知する力や自ら周囲に働きかける力を育てる。

・人とかかわる楽しさを体験しながら、自分の要求や気持ちを伝えようとする意欲や自発的な表現を引き出す。

・家庭及び施設、医療機関との連携を図りながら、健康を維持し、喜びが感じられる生活を送ることができるようにする。

・教師や友達とふれあい、周囲の人たちを意識したり、かかわりを受け入れたりする経験を増やす。