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2025/10/22 二日目。広島は肌寒い朝を迎えました。 朝食を手短に済ませて出発の準備を行います。 広島平和記念公園でのフィールドワークから始まりました。原爆ドームを仰ぎ見ながら、命の尊さと平和を築く責任について班ごとに考察しました。平和記念資料館では、被爆の実相を伝える展示に真剣な眼差しを向け、平和への思いを一層強く心に刻みました。 午後はそれぞれのコースに分かれ、神戸・大阪の街で多彩な文化や近代の息吹に触れました。   アトアリウムの幻想的な展示、南京町や道頓堀の活気、通天閣や大阪城の歴史や海遊館の迫力ある生きものたちに目を奪われてきました。生徒たちは地域ごとの魅力を肌で感じ、学びの幅を広げました。 今日も充実した一日を送り、夕方京都の宿に旅装を解き、明への活力をためるべく床に就きます。
2025/10/21早朝、宇都宮を出発し、一路広島へ。新幹線の車窓から移ろう風景に、これから始まる旅への期待がふくらみました。 出発前の様子宇都宮駅にて 新幹線車内の様子広島到着後は、厳島神社を擁する宮島へ。穏やかな瀬戸内の海に浮かぶ大鳥居を前に、悠久の歴史と信仰の重みを感じました。 フェリー乗り場 船内の様子 船外(?)の様子 厳島神社内にて 大鳥居の様子   観光の様子   参拝や散策を通して、日本の美と精神文化に触れた生徒たちは、心を静めつつも充実した初日を過ごしました。 今日一日の楽しい思い出を胸に、夜の帳を迎えます。
2025/10/7(火) 第四回若草講演会 「坂本龍馬と西郷隆盛に学ぶ行動学とコミュニケーション術」と題して、歴史作家の河合敦先生をお招きして講演していただきました。先生は、様々なテレビ番組にも出演しておられます。  河合敦氏の講話では、坂本龍馬と西郷隆盛の生き方から、現代にも通じる行動力と人間力を学ぶことができました。  坂本龍馬は、柔軟な思考と果敢な行動で時代を切り拓きました。「失敗したのではない。成功する前に諦めた。だから成功しなかったのだ」と語った彼の姿勢は、挑戦する勇気の大切さを教えてくれます。また、相手の話に耳を傾け、笑顔と誠意で人を惹きつける坂本龍馬の姿は、信頼を築くコミュニケーションの手本です。  一方、西郷隆盛は、誠実さと謙虚さをもって人と向き合い、相手を徹底的に信じることで大きな和を生み出しました。「人を相手にせず、天を相手にせよ」という言葉に込められたのは、己を省みる心と、真の人間力です。  本校は、志ある若者が自らの力で未来を切り拓いていけるよう、これからも力強く支えてまいります。