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服飾デザイン科の日誌
令和4年度全国高等学校長協会家庭部会 被服・服飾デザイン系高等学校長会〈栃木大会〉 【お土産編Ⅰ】
令和4年度全国高等学校長協会家庭部会 被服・服飾デザイン系高等学校長会〈栃木大会〉では、参加者の皆さんに服飾デザイン科生徒が心をこめて手作りしたお土産をお渡ししました。
そのお土産ができる工程を、ご紹介していきたいと思います。
今回の記事でご紹介するのは、「裂き編みのコースター」と「しおり」です。
コースターは主に2年生が、しおりは1年生が製作を担当しました。
コースターはほとんどが、2年生が被服製作検定2級のシャツブラウスやじんべいの製作で使用した生地のあまり布で作られています。
あまり布を1.5cmくらいの幅に切り、布テープを作ります。その布テープをつなぎ、かぎ針でコースターを編んでいきます。
編み上がったら、ワンポイントの模様を打ち込んだ皮と紐を付けて完成です!
この皮は本校の服飾工芸部でブレスレットを作った際に余ったものの一部を使用しています。
次にしおりです。しおりも日頃の授業の製作工程で出たあまり布で製作しました。
あまり布をセンス良く並べ、ラミネートし丁寧にカットしていきます。
しおりに付けるひもを作っていきます。細長く切ったあまり布2本をねじりながら合わせます。
しおりに穴をあけ、ひもを通し結んで完成です。
コースターもしおりもあまり布を活用したサステナブルなお土産となっています。
令和4年度全国高等学校長協会家庭部会 被服・服飾デザイン系高等学校長会〈栃木大会〉 【学習内容紹介編】
令和4年度全国高等学校長協会家庭部会 被服・服飾デザイン系高等学校長会
第17回総会・研究協議会並びに学科主任研究協議会〈栃木大会〉では、
服飾デザイン科の2年生による学習内容の紹介を行いました。
栃木県の紹介や本校の学校紹介、服飾デザイン科での学習内容などを県内の先生方をはじめ、参加された全国の先生方の前で発表することができました。
また、本校の「食品科学科」が「宮れもん」を活用して商品開発した「宮れもんパウンドケーキ」も今回のお土産の一つになっており、ご紹介をさせていただきました。米粉のもっちりとした食感と、宮れもんのさわやかな香りを楽しむことができる、とてもおいしいパウンドケーキをお土産にすることができ、とても嬉しく思っています。
さらに、「流通経済科」が作成した「宮れもんパウンドケーキ」のリーフレットも一緒にお配りさせていただきました。さわやかでかわいらしいデザインでありつつも、商品の魅力が伝わる素敵なリーフレットとなっております。
パッケージシールも流通経済科が作成しているそうです。
食品科学科と流通経済科に感謝いたします。
令和4年度全国高等学校長協会家庭部会 被服・服飾デザイン系高等学校長会 〈栃木大会〉【お礼】
11月9日(水)・10日(木)に栃木県総合文化センターにて
令和4年度全国高等学校長協会家庭部会 被服・服飾デザイン系高等学校長会
第17回総会・研究協議会並びに学科主任研究協議会〈栃木大会〉が行われました。
ファッション産業における将来のスペシャリストの育成-持続可能な社会の実現を目指して-
というテーマのもと
・福岡県立香椎高等学校の研究発表
・県内の各高等学校の作品展示
・本校の学習内容紹介及びファッションショー
・「NICK NEEDLES」デザイナー 駒場 健太 氏の講話
・校長分科会、学科主任分科会
・文部科学省 山村季代教科調査官による指導講評・講話
など、被服・服飾デザイン系学科の活性化に向けて有意義な大会を開催することができました。
ご多用の中、参加していただいた県内をはじめ各県の被服・服飾デザイン系高等学校長及び学科主任・家庭科の先生方、ありがとうございました。
この大会を開催するにあたり、多くの方々からご協力いただきました。感謝申し上げます。
家庭クラブ活動~カーテン編~
体育科の先生から「体育館のカーテンタッセルのひもが切れているので直せないか」というご相談をいただきました。
昨年度は家庭クラブ週間で余り布を用いてカーテンタッセルを製作しましたが、今年度は切れてしまったひも以外まだ使えそうなタッセル…
サステナブルを極めるべく、今年はきれいに洗濯をし、ひもを新しいものに付け替えることにしました。
ひとつひとつ丁寧に手洗いをした後、新しいひもを縫い付けます。縫製はもうお手の物です♪
ひもは今までの汚いもの(左)から真っ白な新しいもの(右)に生まれ変わりました!
新品同様です
体育館で活用される日が待ち遠しいです!
卒業製作発表会
3年間培ってきた知識と技術をいかして、普段着られる服や友達とおそろいで着る服、プレゼントするための服、アウターや入学式で着るセットアップなど思い思いの作品を仕上げることができました
中には、白楊祭の時に後輩が製作して販売していた可愛いヘッドドレスに合うワンピースドレスを作った後輩思いの人もいました
3年間、服作りを通して学んできたことを卒業後も生かしてください。
被服製作技術検定3級に合格しました!
前期では41名全員が巾着袋を製作し、合格を果たしました。3級の課題はハーフパンツです。初めての衣服の製作に苦戦しながらも何度も練習を重ねました。初めて自分が「着用できるもの」を作り上げたときの喜びは、何ものにも代えがたいものです。
練習で失敗してしまったところを本番ではうまく縫えるだろうか…。本番は全員が緊張の面持ちで臨みました。
<試験の様子>
結果は・・・全員合格!!2年生では2級の合格を目指してこれからも技術を磨いていきます
服飾デザイン科1年生 事業所見学
富岡製糸場では、明治5年に建築された歴史ある施設を見学し、生糸の生産過程や歴史について学びました。アウトレットでは授業で学んだブランド店や自分たちで調べ学習をした店舗もあり、楽しく回りながらファッション市場の勉強もすることができました。
コロナ禍で延期された事業所見学でしたが、クラス全員で無事に行くことができました。引き続き感染症対策をしっかりとし、クラスみんなでたくさんの思い出を作っていきたいです。
令和3年度ファッションショー「現」
テーマ:「現」(うつつ)
夢と幻 現実の混ざり
大人と子ども その狭間を私たちはステージに映す
たくさんの方々からのご協力のおかげで、今年も無事にファッションショーを成功させることができました。ありがとうございました。
コロナが収束し、より多くの方々にも見ていただける日が来ることを楽しみにしています。
服飾デザイン科 綿花の採取
10月8日(金)に育てた綿花の採取を行いました。
写真は白い綿花でしたが、茶色の綿花も採取しました
綿花 採取の様子
→→右から順に綿花の成長行程になっています→→
採れた綿はこの後、綿繰り機という機会で、綿と種に分けられ、また畑に種を植えて・・・という繰り返しになっています。昔の人は果てしない苦労を重ねて、糸を作り、布を織っていったのだと感じます。
最後に、今年度の「伝統と織物」の授業で染色をした糸をご紹介します。
2学期はこの糸を使って帯を織っていきます
藍の生葉染め
7月26日(月)に伝統と織物の授業で非常勤講師をしてくださっている、宇都宮大学の佐々木先生による夏期講習が行われました。
5月頃から毎日水をあげて育てた、藍の葉が収穫時期になったため
今回は生葉染めを行いました。
収穫した藍の葉
生葉染めのやり方です↓
葉をミキサーで砕く 布で絞ります
優しく布をなじませる 水で洗い流す
とてもきれいに染め上がりました
生葉染め以外にも、板締めによる染色方法も学びました。
→
好きなところを染めて 個性的な作品のできあがり
夏の青空の下、きれいな作品が並びました♪