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上河内地区市民センター様、上河内地区まちづくり協議会様から、こんなお話をいただきました。
かみかわち「いろはゆず」の皮を使ったゆず染めの布を使って何かできないか…?
そこで、ゆず染めの美しさをいかしつつ、若い人たちにも「かわいい!欲しい!」と手に取ってもらえるような小物を考え、製作にチャレンジすることにしました!
立ち上がったのは、服飾工芸部の2年生(現3年生)9名。
試し染めに使った布をいただき、製作スタート。
ゆず染めの布は絹(シルク)100%の薄手の布なので、扱いがとっても難しい…!!
時間のない中で、試行錯誤しながらよく頑張りました!
完成した作品がこちら☆
4月30日(日)宇都宮城址公園で行われた「フェスタmy宇都宮2023」において、上河内地区まちづくり協議会さんのブースで販売していただきました。
当日はあいにくのお天気でしたが、多くのお客様にお立ち寄りいただきました!
上河内地区まちづくり協議会のみなさま、ご覧いただいたお客様、ありがとうございました。
初めてのコラボでしたが、とても良い経験、良い勉強になりました。
また来年もチャレンジしていきたいです!
毎年冬の恒例となりつつある、子牛用のジャケットを今年も農業経営科さんからお願いされました。
12月から作り始め、先日2着完成しお渡しすることができました!
これから生まれてくる子牛が、私たちが作ったジャケットを着てあたたかく冬を過ごせることを願って作りました。
かわいい子牛と会えるのが楽しみです♪
今年度も、全国高等学校家庭クラブ連盟が主催する「第28回クリエイティヴコンテスト」に挑戦しました。全国45校から351点の応募がある中、本校の服飾デザイン科3年生 影山 歩佳 さんがクリエイティヴ賞を受賞しました。
授賞式において、影山さんは「自分が作りたいと思っていたものが形になり、このような賞をいただくことができて嬉しい」とコメントしていました。
副賞として、ミシンが影山さんに贈られました。
これからも、素敵な作品をたくさん作ってください。
11月20日(日)に、令和4年度服飾デザイン科ファッションショーが、3年生の保護者を対象に行われました。課題研究として、一人ひとりがこだわりのある衣装を製作することができました。
テーマ:「」(ノイ)
前の世界で終止符を打ち
新しい世界で新しい自分を生きる
どんな世界にも終わりがあり 始まりがある
貴方も私と一緒に輪廻する世界へと進んでいこう
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
今年度も、様々な方に支えられながらファッションショーを成功させることができました。
もっとたくさんの方々にご覧いただける日が、早く来ることを祈っています。
令和4年度全国高等学校長協会家庭部会 被服・服飾デザイン系高等学校長会〈栃木大会〉で、参加者の皆さんにお渡ししたお土産について
最後にお土産や冊子を入れてお渡しした「トートバッグ」についてご紹介したいと思います。
トートバッグは2年生が中心となって製作を進めました。
まず、バッグを大量に作るということが初めての体験となった2年生、試作し型紙づくりをするところから始まりました。
このバッグには「織り」と「染め」の技法が使われています。
まず、表地の真ん中の生地は、桜や車輪梅などの植物で草木染めをした糸を織機で織ったものです。
ひとつひとつ丁寧に、時間をかけ織り上げました。
次に裏地。こちらは藍がめを用いてまだら染めを行ったものです。
あとはひたすら縫い合わせ、形にする作業です。裏地と縫い合わせる際にタックが寄らないように縫うところが難しかったです。
ひと工程ごとに丁寧にアイロンをかけたり、入念に糸始末をしたりと、お渡しするみなさんに少しでもきれいな仕上がりのものを届けられるよう思いを込めて作りました。
織物の色合いやまだら染めの仕上がりによってひとつひとつ表情の異なるトートバッグとなりました。みなさんのお手元のトートバッグはどのような風合いでしょうか?気に入っていただけたでしょうか?
少しでも長くお手元に置いてご活用いただければ幸いです。
ご参加くださったみなさん、本当にありがとうございました。