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服飾デザイン科の日誌

服飾デザイン科 綿花の採取


10月8日(金)に育てた綿花の採取を行いました。
写真は白い綿花でしたが、茶色の綿花も採取しました絵文字:晴れ

      
         綿花                採取の様子   

         
         →→右から順に綿花の成長行程になっています→→
 
 採れた綿はこの後、綿繰り機という機会で、綿と種に分けられ、また畑に種を植えて・・・という繰り返しになっています。昔の人は果てしない苦労を重ねて、糸を作り、布を織っていったのだと感じます。

最後に、今年度の「伝統と織物」の授業で染色をした糸をご紹介します。

        
          2学期はこの糸を使って帯を織っていきます絵文字:良くできました OK

藍の生葉染め


7月26日(月)に伝統と織物の授業で非常勤講師をしてくださっている、宇都宮大学の佐々木先生による夏期講習が行われました。

5月頃から毎日水をあげて育てた、藍の葉が収穫時期になったため
今回は生葉染めを行いました。
   
   
       収穫した藍の葉

生葉染めのやり方です↓

         
       葉をミキサーで砕く             布で絞ります

          
      優しく布をなじませる              水で洗い流す
   
               
               とてもきれいに染め上がりました

生葉染め以外にも、板締めによる染色方法も学びました。

     →  
      好きなところを染めて          個性的な作品のできあがり

 夏の青空の下、きれいな作品が並びました♪

服飾デザイン科・畑の整備

12月24日(木)に、「伝統と織物文化」の授業で使用している畑の整備を行いました。

まず最初に、時期が過ぎた藍と綿を抜きます。
寒い中行ったので土が凍っているところもあり、大変でした。

    

マルチは産業廃棄物になってしまうため、そのままにせずきれいにはがします。



農業の先生にもお手伝いしていただき、トラクターで耕してもらいました。
 
     
      BEFORE                 AFTER
 
今年たくさん藍や綿を植えて育てた畑を綺麗に整備することで、また来年も畑に頑張ってもらいます。

服飾デザイン科 ファッションショー

 11月14日(土)に服飾デザイン科3年生の保護者の方々をお招きし、ファッションショーを行いました。
 例年白楊祭の一般公開で行っていたファッションショーですが、今年はコロナウイルスの影響で一般公開が中止となったため、保護者を対象とした形で開催しました。

 今年のテーマは「α」(アルファ)。これからの明るい未来への期待と、可能性を込めたテーマです。

      

      

      

 たくさんの方からのご協力や温かい応援をいただき、今年も無事にファッションショーを成功させることができました。
 ありがとうございました。

服飾デザイン科 「刺し子でワンピース作り」

服飾デザイン科1年「生活産業基礎」の取り組みです。
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、生徒休業期間だった4~5月。その休業期間中、「刺し子」の課題がありました。長方形(約20×26cm)の木綿の布に、デザインを自由に描き、刺し子糸でなみ縫いをするという課題でした。
休業期間が終了し、41名の生徒たちが思い思いの作品を完成させました。
そこで、この刺し子をした布で「何か作ろう」と話し合った結果、「ワンピース作り」に決まり、早速製作に取りかかりました。
デザインリーダー、配色リーダー、パターン(製図)リーダー、縫製リーダーのもと、各チームが製作段階順に活動していきました。放課後の活動でしたが、それぞれの役割を責任を持って担当してくれました。
  
ワンピース製図(一部)   トップスの配色    スカート部分の配色  
  
   型紙合わせ     布端の処理(ロックミシン)  ギャザー作り   
     
      身ごろ作り       えりつけ         袖つけ
  
 身ごろにフリルつけ   スカートのフリル作り  フリル・ギャザー合わせ

そして、41枚の刺し子布で製作したワンピースが完成しました!
             
初めて製作したワンピースに、みんな感激です!ワンピースの製作過程を見ていた2・3年生も「かわいいい!」と褒めてくれました。
41名で作ったワンピースは、作ることの楽しさを実感することができ、そして今後の製作の励みにもなりました絵文字:キラキラ