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2021年1月の記事一覧

「伝えよう!本の魅力コンテスト」最優秀賞、優秀賞受賞

 令和2年度「伝えよう!本の魅力コンテスト」ツイッター部門において、本校の1年生3名が最優秀賞と優秀賞(2名)に選ばれました。
 応募総数741名の中から最優秀賞1名、優秀賞5名ということですので、快挙と言えます。

最優秀賞:林之子さん 『でも女』(群ようこ/著 集英社)
 仲良し3人組の新しい仲間はとっても鈍くさい女の子。私たちとは少しリズムが合わないみたいだけど、かっこいいお兄さんがいるらしいから…。女性の少~し嫌なところが、作者らしくズバズバ描かれている。あーいるこんな人とくすっとしたり、私だ…とドキッとしたり、飽きのこない短編集です。

優秀賞:中村七海さん 『15歳のテロリスト』(松村涼哉/著 KADOKAWA)
 15歳の少年が真実を知るために事件を起こす。それは、復讐であり、少年の真の目的のためであった。登場人物一人一人の過去を知り、真実がわかったとき、あなたはこの少年を犯罪者といえますか?誰もが少年法について考え、希望ある未来を望む。心が震え、息をのむ世界からあなたは抜け出せなくなる。

優秀賞:森田楓彩さん『アウシュヴィッツの図書館』(アントニオ・G.イトゥルベ/著 集英社)
 舞台は第2次世界大戦中のアウシュヴィッツ強制収容所。そこには命を懸けて8冊だけの秘密の本を守る少女ディタがいた。死と常に隣り合わせで生きていくディタからは、生きるということがどういうことか、勇気を持つのはいかに大切かを学ぶことができる。実際に著者が取材して得た感動の実話を、ぜひ。

 このコンテストは、高校生同士の本のすすめ合いを一層促進するために、ポップやツイッターを想定した短文により、おすすめの本を紹介するもので、コンテストの審査を高校生である読書コンシェルジュ経験者が行うことで、同世代の感性を生かした読書推進につなげることを趣旨として、栃木県教育委員会が主催したものです。
 入賞作品は栃木県のホームページと公式ツイッターで発信されています。
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