学校設定科目「科学技術と産業」ガイダンス

 新入生を対象に、本校独自の学校設定科目である「科学技術と産業」の授業ガイダンスを実施しました。新型コロナウイルス感染防止のため、新入生全員が入ることのできる大講義室に、半分の生徒が1つ席を空けて着席し、残り半分の生徒には各系実習棟コンピュータ室にて、大講義室の授業をZOOMで配信しました。
 ガイダンスでは、本校が科学技術高校としてスタートするまでの経緯や、カリキュラムの特長について説明しました。幅広い知識をもつ工業技術者を育成するための外部講師による講話や所属する系と異なる専門の先生による授業、発想力向上のための知的財産権に関する講話、ペーパータワーやパスタタワーの製作、校内パテントコンテストなどを紹介しました。
 さらに、本校は文部科学省より「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」におけるプロフェッショナル型採択校に指定されており、本事業の取組について説明しました。将来にわたり本県の工業を支えていける地域人材を育成するため、これまでの専門分野ごとの工業の知識・技術だけでなく、新しい価値を生み出せる思考プロセスを備えた、「とちぎの共創型実践技術者」を育成するための教育プログラムの開発に取り組んでおり、生徒の皆さんの積極的な参加を期待しています。