日誌

進路室コラム

共通テスト振り返りに思う

今日から

国公立大学一般選抜の出願受付が始まります。

ちょうど1週間前は

共通テストの自己採点でした。

その後、大手予備校の志望校判定を受け取り、

受験生たちは悩みの真っ只中にいます。

 

本校では自己採点終了後に

テストの振り返りを行っています。

生徒全員分に目を通したのですが、

ある女子生徒が

以下のようなコメントを書いていました。

 

「当たり前のことだと思うのですが、

問題用紙を机に置いてもらう時は軽く会釈などするべきだと思います。

会釈せずえらそうにしている人が多くいたので、

矢東生はそのような人たちにならないでください。」

 

共通テスト受験前日、

私は毎年次の話をしています。

「休み時間、他校の受験生がうるさかったり、

マウントをとるような会話をしていても同調しないこと。

不快を感じたら自ら距離をとること。

感染症防止の観点から、

同じ試験を受ける者への配慮と

リスペクトの気持ちを持って試験に臨むこと。」

 

生徒たちのレポートからは

責任ある行動をとっていた様子がうかがえます。

まさにコンピテンシーを体現したものだと思います。

合否に関わる点数にはならないけれど、

この先の人生ではとても大切な資質です。

卒業後もその態度は持ち続けてほしい。