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日誌
附属中1・3年の保護者へ
おすそわけ
新型コロナウイルス感染症の影響で
3学期の学年保護者会実施が見送られました。
予定では
2学年保護者会で私がお話をすることになっており、
それに向けて
学年主任がアンケートをとりました。
何件か講話内容のリクエストが寄せられたので、
紙上講話という形で
2学年保護者の皆様にフィードバックしたところです。
1・3学年の保護者の皆様にも
読んでいただける内容かと思い、
その抄録をシェアいたしたく存じます。
中学3年生はまもなく高校1年生に進級しますが、
以下の抄録を
高校で意識していただければ幸いです。
(以下抄録)
中学在籍中にやっておくといいこと
○毎日決まった時間に机に向かって勉強する習慣を身につける
継続は力なりです。
暗記物は寝る前にやるのが良いと言われています。
○英検、漢検等の資格試験に挑戦する
合格すれば自信につながります。
不合格のときは、その原因を振り返り、
次の挑戦に向けて改善策を考えればいいでしょう。
その際、「逆算思考」をすすめます。
検定日が決まっているので、
いつまでに、何を、どれだけやっておくか、
カレンダーを遡って予定を立てます。
これらの行動は、
コンピテンシー(自信創出力、計画立案力)の育成にも
資するものと思われます。
大学入試で利用することはむずかしいかもしれませんが、
ごく稀に中学時代に取得した検定試験が利用できる場合があります。
英検の場合、入試日から2年以内のスコアが有効という場合が多いです。
今年度は、中学3年時に取得した漢検を活かした卒業生がいました。
高校では英語4技能検定としてGTECとLinguaskillを実施しています。
GTECは一部の試験がアナログですが、
Linguaskillはすべての試験がコンピュータです。
もしLinguaskillに興味がありましたら、
進路部までお問い合わせください。
○校外で実施される各種プログラムに参加する
これは高校生にも勧めています。
新鮮な気づきや刺激を得ることができると思います。
もしお子様が躊躇しているようであれば、
背中を押してあげてください。
Panasonic創業者の松下幸之助が言う「やってみなはれ」の精神です。
ジェネリックスキルの育成について
これは学校だけでなく、保護者の皆様にも協力を仰ぎたいです。
高校では校外プログラムへの参加や活動の振り返りを推しています。
「AARサイクル」という言葉をご存じでしょうか。これは
「Anticipation(見通し)-Action(行動)-Reflection(振り返り)」
のことを言います。
「学習者が継続的に思考を改善したり、
意図的かつ責任ある形で行動することができるような
反復的な学習プロセス」
とされています
(引用:「OECD Education2030プロジェクトが描く教育の未来」
白井俊 著、ミネルヴァ書房)。
(↑右側のお役立ちサイトにリンクを貼ってあります)
このサイクルに合わせられる家庭での活動の一例として、
料理が挙げられます。
高校1年生で家庭科の課題として出されましたが、
微笑ましいやりとりもあったようです。
進路部HPに記事をアップしているので、
もしお時間がありましたらご笑覧ください。
入試改革
今春入試から大学入試が変わりました。
変わったことを挙げてみます。
○ 呼称の変更
一般入試→一般選抜
推薦入試→学校推薦型選抜
AO入試→総合型選抜
大学入試センター試験→大学入学共通テスト
○大学入学共通テスト(以下共通テストと呼ぶ)の出題形式の変化
・問題文が長くなった。かなり読まされる。
・会話形式の問題が増えた。
・数学①の試験時間が60分から70分に延びた。
・リーディングとリスニングの配点が変わった。
リーディング:200点→100点 リスニング:50点→100点
リーディングとリスニングの配点比率は大学毎に決められるので、
出願の際注意が必要。
・リスニングで1回読みの問題が出されるようになった。
・一般選抜でも志望理由書の提出を求める大学が増えた
(Web出願の場合は入力)。
・総合型選抜・学校推薦型選抜で
学力を担保するための試験が課されるようになった
(例:共通テストの受験が必須)。
(抄録以上)
3学期の学年保護者会実施が見送られました。
予定では
2学年保護者会で私がお話をすることになっており、
それに向けて
学年主任がアンケートをとりました。
何件か講話内容のリクエストが寄せられたので、
紙上講話という形で
2学年保護者の皆様にフィードバックしたところです。
1・3学年の保護者の皆様にも
読んでいただける内容かと思い、
その抄録をシェアいたしたく存じます。
中学3年生はまもなく高校1年生に進級しますが、
以下の抄録を
高校で意識していただければ幸いです。
(以下抄録)
中学在籍中にやっておくといいこと
○毎日決まった時間に机に向かって勉強する習慣を身につける
継続は力なりです。
暗記物は寝る前にやるのが良いと言われています。
○英検、漢検等の資格試験に挑戦する
合格すれば自信につながります。
不合格のときは、その原因を振り返り、
次の挑戦に向けて改善策を考えればいいでしょう。
その際、「逆算思考」をすすめます。
検定日が決まっているので、
いつまでに、何を、どれだけやっておくか、
カレンダーを遡って予定を立てます。
これらの行動は、
コンピテンシー(自信創出力、計画立案力)の育成にも
資するものと思われます。
大学入試で利用することはむずかしいかもしれませんが、
ごく稀に中学時代に取得した検定試験が利用できる場合があります。
英検の場合、入試日から2年以内のスコアが有効という場合が多いです。
今年度は、中学3年時に取得した漢検を活かした卒業生がいました。
高校では英語4技能検定としてGTECとLinguaskillを実施しています。
GTECは一部の試験がアナログですが、
Linguaskillはすべての試験がコンピュータです。
もしLinguaskillに興味がありましたら、
進路部までお問い合わせください。
○校外で実施される各種プログラムに参加する
これは高校生にも勧めています。
新鮮な気づきや刺激を得ることができると思います。
もしお子様が躊躇しているようであれば、
背中を押してあげてください。
Panasonic創業者の松下幸之助が言う「やってみなはれ」の精神です。
ジェネリックスキルの育成について
これは学校だけでなく、保護者の皆様にも協力を仰ぎたいです。
高校では校外プログラムへの参加や活動の振り返りを推しています。
「AARサイクル」という言葉をご存じでしょうか。これは
「Anticipation(見通し)-Action(行動)-Reflection(振り返り)」
のことを言います。
「学習者が継続的に思考を改善したり、
意図的かつ責任ある形で行動することができるような
反復的な学習プロセス」
とされています
(引用:「OECD Education2030プロジェクトが描く教育の未来」
白井俊 著、ミネルヴァ書房)。
(↑右側のお役立ちサイトにリンクを貼ってあります)
このサイクルに合わせられる家庭での活動の一例として、
料理が挙げられます。
高校1年生で家庭科の課題として出されましたが、
微笑ましいやりとりもあったようです。
進路部HPに記事をアップしているので、
もしお時間がありましたらご笑覧ください。
入試改革
今春入試から大学入試が変わりました。
変わったことを挙げてみます。
○ 呼称の変更
一般入試→一般選抜
推薦入試→学校推薦型選抜
AO入試→総合型選抜
大学入試センター試験→大学入学共通テスト
○大学入学共通テスト(以下共通テストと呼ぶ)の出題形式の変化
・問題文が長くなった。かなり読まされる。
・会話形式の問題が増えた。
・数学①の試験時間が60分から70分に延びた。
・リーディングとリスニングの配点が変わった。
リーディング:200点→100点 リスニング:50点→100点
リーディングとリスニングの配点比率は大学毎に決められるので、
出願の際注意が必要。
・リスニングで1回読みの問題が出されるようになった。
・一般選抜でも志望理由書の提出を求める大学が増えた
(Web出願の場合は入力)。
・総合型選抜・学校推薦型選抜で
学力を担保するための試験が課されるようになった
(例:共通テストの受験が必須)。
(抄録以上)