日誌

進路室コラム30

止めないでください

共通テストを課さない

総合型・学校推薦型選抜が一区切りつきました。

共通テストを課す選抜の方も、

年内の個々の大学へ出向いての試験がほぼ終わり、

あとは

年明けの共通テストを残すのみとなりました。

 

先日、ある生徒が

受験報告のために進路室を訪ねてきました。

私が面接試験に向けての指導をしたので、

質問の内容や試験の様子を教えてくれました。

 

そのときの表情が

試験に出かける前と明らかにちがうのです。

やり切ったというか(まだ試験は継続中ですが)、

明るくなったというか、

良い顔つきだったのです。

小論文指導を担当した教員と話をしたとき、

その職員も同じことを感じていたそうです。

不安を乗り越えて自信になったものと推察しました。

 

さて、年が明ければ一般選抜の出願がスタートします。

受験生には最後まで走りきってほしいと思います。

中途半端にやめないでください。

また、保護者の中にはご自身が耐えられないのか、

「あなた、もういいんじゃないの」と

子どもに声をかける方がいます。

お願いです、どうかとめないでください。

お子様がひとまわり成長するビッグチャンスですから。