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●デザイン実践 [履修学年1、2年 単位数 5]
デザインに関する知識と技能の基礎・基本について学ぶ科目です。ビジュアルデザイン、プロダクトデザイン、環境構成デザインとデザインの各分野について幅広く学びます。
●工業情報数理 [履修学年1、2年 単位数 4]
1年生は、ワープロや表計算ソフト、情報モラルなどの学習を中心に情報について学習します。2年生では、デザイン作業に欠かせないイラストレータやフォトショップなどのソフトウエアについて学びます。
●デザイン製図 [履修学年2、3年 単位数 5]
三面図、立体製図(等角図と透視図)を学び、形を表示する技術を身につけます。発想をスケッチし、図面を描く力は、デザインを行う上で欠かせないものです。3手書きでえがくほか、3次元CADでも表現できるように学習します。
●染織デザイン [履修学年3年 単位数 3]
衣服やインテリアに利用されるテキスタイル(繊維製品)について、染織の技法やパターンデザイン、ファッションや文様の歴史について学びます。ムードボードでイメージをつかみ、ファッションスタイリング画を描いたり、ストールやハンカチを染めたり、手織り作業を体験することを通して、染織デザインについて学びます。
●デザイン実習 [履修学年1、2、3年 単位数 12]
1年生は、デッサンや平面構成などの演習により、観察力や表示力などデザイナーに求められる基礎的な力を身につけます。2、3年生では、CGやCAD、イラストレーションや写真などを幅広く学ぶことで造形感覚を磨き、表現の幅を広げます。
●課題研究 [履修学年3年 単位数 3]
作品製作、調査研究、資格取得、職場実習の各分野において生徒自らテーマを設定し、研究を行います。
テーマ例1 特別支援学校と協働したマグカップの製作
例2 プロダクトデザインコンテストに挑戦
例3 足利市の課題解決に向けたデザイン
●デザイン史 [履修学年3年選択 単位数 2]
西洋と東洋のデザイン史を学びます。美術品やデザインされた製品の造形は、政治、経済、技術、人々の考え方等さまざまな影響を受けています。それらの流れについて学びます。
●デッサン [1学年]
対象物をよく観察し、形態や量感、質感などを鉛筆で描き出します。デザインを学ぶ上で、必要不可欠な観察する態度と表示力を養います。日頃より数多く訓練を重ねることが大切です。
●図学 [1学年]
デザインや製図、美術などの各分野において図や形を扱う際の基礎・基本となる内容です。演習とともに製図台と製図用具の扱い方も学びます。
●平面構成 [1・2学年]
与えられた課題に対して、ふさわしい表現となるように、形態、色彩、構図などを構成する演習です。デッサンとともにデザイン学習の基礎・基本となる実習です。
●CG・3次元CAD [2・3学年]
CG演習では、アドビ社のIllustratorやPhotoshopについて学習します。これらのソフトウエアはデザイン制作に欠かせないものです。また、3次元CAD演習では機械製図とレンダリングについて学びます。
●イラストレーション [2学年]
イラストレーションは雑誌の広告、絵本、書籍の装丁やウェブサイトなど様々な形態で利用されています。この演習では各自がテーマを設定し、自分らしい発想と表現による個性的な作品制作を目指します。
●写真基礎・応用 [2学年]
写真基礎では、カメラの仕組み、撮影方法、ライティングについて学び、人物撮影、組写真などの演習を通して、写真技術と表現について学習します。写真応用では、写真の画像をフォトショップで加工し、トートバッグに捺染印刷するまでの流れを学びます。
●陶芸 [3学年]
小鉢やシーサーなどの陶芸演習を通して、クラフトデザインについて学びます。
●足工フェア生徒作品展
市内のショッピングモール(コムファースト)にて、授業で取り組んだ実習作品や課題研究の作品を展示しています。平成8年に開催して以来、毎年10月に3日間開催しています。
●足利市学生チャレンジショップ事業
足利中心市街地の地域活性化運動に10年以上前から継続的に参加しています。実習で学んだ技術を活用して、Tシャツやエコバックなどを製作し、販売も行っています。製品の企画・製作、宣伝、接客対応など幅広く体験し、発想力、協働力、発信力、コミュニケーション力等の社会で生きる力を身に付けています。
●外部講師によるデザイン学習
外部講師を招き、実社会で生きるデザイン学習を実施しています。
令和5年度の実践例
「イラストレーション」 文星芸術大学 デザイン専攻 教授 佐々木悟郎 氏
「伝統工芸品 足利の藍染」 伝統工芸士 風間幸造 氏
「発想力、発信力の高め方」 阿佐ヶ谷美術専門学校 元木孝美 氏
「ファッションデザイン画講座」足利デザイン×ビューティ専門学校 奥山奈美 氏
「プロダクトデザインについて」丸信金属工業株式会社 坂本知美 氏