各科の活動紹介

中間試験最終日の午後、館林美術館を全学年で見学!

 中間試験最終日の午後、群馬県立館林美術館で開催されている企画展「館林ジャンクション中央関東の現代美術」を見学しました(産業デザイン科の全生徒参加)。試験最終日の見学で勉強疲れも心配されましたが、心配を吹き飛ばすような熱心で積極的な見学態度でした。

 今回は、本校のある西宮町に在住の造形作家・藤井龍徳さんの作品も出品されており、藤井さんのご厚意によりご自身の作品の前でギャラリートークもしていただきました。お忙しい中ありがとうございました。

また、作品の前で静かにメモを取るなど見学態度も良好で、学芸員の方からも大変におほめの言葉を頂きました。

 館林美術館の皆様には会議室の提供など便宜を図っていただき、ありがとうございました。御礼申し上げます。

次に生徒の見学感想文を紹介します。  
 
 
medium
藤井龍徳さんのギャラリートーク


■館林美術館を見学して・・・小林ひかりA2

 5月25日に群馬県立館林美術館を全学年で訪問しました。館林美術館では色々なタイプの作品がたくさん展示してありました。絵画や彫刻、香りを楽しむものや音を楽しむ作品などもあり楽しく館内を回ることができました。

 私が特に印象に残ったのはフランソワポンポンさんの作品とJJグランビィルさんの作品です。前者の作品では「シロクマ」と「ヒグマ」という彫刻が印象に残っています。動物の肉付きの感じや動きが感じられる作品で熊のかわいらしさが出ていてよいと思いました。素材が違っても動物の毛の質感なども感じられてすごいと思いました。

 後者の作品では「ワスレナグサ」という絵が印象に残っています。童話などを題材にされていて花や草がとても繊細に描かれていてすごいと思いました。色も淡い色でぬられていてきれいでした。本の挿絵のようなオシャレで素敵な絵でした。

 今回の美術館見学では様々な作品を見ることができ、絵を描く人間としてとても勉強になりました。

 また見るだけでなく匂いや音でも作品を感じることができ、最後まで飽きずに見学をすることができたと思います。

 作品の説明をして下さった藤井龍徳さんのおっしゃっていたように、作者の「思い」や「どうしてこの作品を作ったのか」などを作品を通してすこし感じられたと思います。

 今回感じたこと、学んだことを今後の作品制作に活かしていきたいです。