各科の活動紹介

工場見学を実施しました。

 1年生から3年まで全学科で工場見学を実施しました。

 産業デザイン科では、1年生が足利市立美術館と?マナック(足利市)、2年生が宇都宮美術館と?ダイサン(さくら市)、3年生が富士重工業?と?坂本工業(太田市)を見学させていただきました。

 なかなか生産現場を見学する機会はありませんので、どの生徒も真剣にメモを取りながら会社の人の
説明に聞き入ってました。企業の皆様にはお忙しい中、見学させていただきありがとうございました。
 
 
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富士重工業?の見学風景(3年生)

 つづきから、今年初めて工場見学に参加した1年生の感想文を紹介します。


 

 

 

 

 

■工場見学に参加して    産業デザイン科1年 近藤美玖

 今回の工場見学で私が学んだことは、足利の織物の町としての伝統と誇りです。

最初に行った足利織物伝承館では初めて足利銘仙について学びました。いろいろ見たなかでも一番驚いたのは足利の織物の歴史です。足利が織物の町ということは知っていましたが約700年前から織物の歴史が始まったと思うととても凄いことだと思います。

 銘仙はごく一般的な織物で昭和10年から14年あたりが全盛期ということで当時の人たちにとってはとても馴染みが深く、身近な足利銘仙だったと思います。残念ながら今足利では織られていないみたいで、足利銘仙の名前を知っている人も少なくなってきていると思うので伝統ある足利銘仙を当時のように身近なものにしたいと思いました。工業高校でも何かできることはないのかなと思います。

 そして最後に行ったマナックでは、従業員さんの仕事に対する誇りを感じました。普段から見ているキャラクターや見覚えのある柄がプリントされていてとても興奮しました。しかし、それより何よりも従業員さんに感動しました。案内してくれた方や作業している方が質問した私達に笑顔で答えてくれたり、私たちが凄いと言うと「そうかねえ〜」と照れ笑いしていた従業員さんがとても印象的でした。従業員さん方から自分の仕事に誇りを持っていることがすごく伝わりました。私も将来仕事に就いた時には仕事に誇りを持ちたいと思います。

 デザインを勉強している私にとってデザインに関わりの深い織物の町で勉強ができることをとても嬉しく思います。

今日学んだことや感じたことを生かして日ごろから勉強していきたいと思いました。