1学年だより

2020年10月の記事一覧

イノシシ罠猟体験

 10月21日と28日の2日間を使って、1-2は害獣であるいのししの罠猟について教えていただきました。今回は、いのしし捕獲の資格を持ち、町内で駆除をされている猟友会の方々を講師としてお迎えし、4ステージ仕立ての講習となりました。
 初日。最初のステージは、校内での学科研修です。イノシシの生態や捕獲の方法などを、実際の写真などを見ながら学びました。
  
 第2ステージは、場所を屋外に移し、実際に使用する罠を使って罠の仕組みや設置の仕方を学び、捕獲猟を擬似体験しました。罠の材料は町内のホームセンターで購入し、手作りで作ったという物でしたが、獲物が掛かるときのスピード感に、皆が一瞬たじろぐ場面もありました。
  

 2日目となる第3ステージは、実際に罠をかける山に分け入って、実際に罠の設置体験です。私たちも獣道を登り、ほどよい辺りで、講師の先生が手際よく仕掛ける罠のお手伝いをしながら、本当に掛かったときの様子などをイメージし、学校のすぐ近所であることにちょっと恐怖を感じたりもしました。
  
 最後のステージはいよいよ解体作業の見学です。農作物に被害を及ぼすイノシシを捕獲することで、被害の軽減だけでなく、地域資源としての特産品化による町の活性化も目指し整備された施設へ移動です。ここでは、この日実際に罠にかかったというイノシシの解体作業を間近で一から見学させていただきました。害獣とは言え、命あるもの。その動物が一刀一刀の行程で姿を変えていくのを見るのは辛くもありましたが、スーパーに並び、そして各家庭の食卓に並び、自分達の命をつなぐ源になっていることを実感するよい機会となりました。
  

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竹細工~1学年那珂川学~

10月21日、1学年の那珂川学で、1組は竹細工の体験をさせていただきました。竹芸会の方から細工の仕方を教わり、お箸を作成しました。生徒自身で竹を割り、けずってできたお箸は、世界に一つだけの貴重なお箸となり、生徒たちも満足した様子でした。貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
 
     
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座禅体験 ~1学年那珂川学~

 10月14日(水)、1学年の那珂川学で、2組は曹洞宗乾徳寺での座禅体験をさせていただきました。到着してすぐ玄関の木板を叩き、私たちの到着をお知らせしたあと、ご住職による「合唱」「叉手」「法界定印」の三つの作法を教えていただき本堂へ。20分ほどの座禅を体験させていただきました。聞こえるのは風が木々の葉を揺らす音と、鳥の声のみという中で、普段の自分を忘れ、もうひとりの自分を見いだす…。緋毛氈の上に結跏趺坐の姿勢でいると、お香の香りも手伝って、不思議とその世界に入ってしまいます。座禅の後には、お茶をいただき、その際には作法も学びました。貴重な体験で、心身共に清められた思いで帰校できました。

  
          
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イワウチワ群生地整備作業 ~那珂川学~

 中間テストも終わりまた元気な声が校舎内に戻ってきました。
 そのような中、10月7日(水)1学年の那珂川学は、カタクリの里とイワウチワ群生地へクラス毎に向かい、簡単な清掃活動と整備作業を行いました。
 1-2はイワウチワ群生地へ。降車後、作業場に着くまでの1キロ余りの道は、左右にシュウカイドウの花が咲き、私たちをいざなってくれているかのようでした。作業場に着いてからは、切り落とされた杉やひのきの枝を、邪魔にならない場所に片付けるなどの仕事をさせていただきました。日本一の規模を誇るというという広大な土地にイワウチワが咲き、あたり一面がやわらかな白い絨毯のようになる景色は、今や、年間5000人が訪れるほどの名所だそうです。見頃の季節に是非またこの場所を訪れたいと思いました。
  
  
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