コバルトブルーの空(校長室より)

校長室日誌

石高生へ:「学校再開に向けて」(校長室より)

 新型コロナウイルスの影響で令和2年度の授業が開始できない状況が続いており、不安な気持ちがさらに大きくなっている生徒もいると思います。私自身、石高に着任して皆さんと対面できたのは、2・3年生が4月6日の着任式と8日の離任式の時、1年生は7日の入学式の時のみで、始業式は放送で実施したので、短い時間しか顔を合わせておらず、毎日石高に出勤しても明るく元気な皆さんの声が聞こえないのは本当に寂しい限りです。学校の主役は生徒の皆さんであることを痛感しています。6月1日から学校が再開できることを今は祈るばかりです。

 すでに一斉メールやホームページで確認したと思いますが、各県立学校では来週11日から学校再開に向けての準備を少しずつ進めていくことになりました。ただし、面談や学習指導等は必要最小かつ限られた時間ですので、基本的な自学自習体制は継続することになります。始業式でも話したことですが、引き続き次の3点を意識してください。

①自分の身の安全は自分で守る:健康管理・感染防止対策を今まで以上に実践する
②自律&自立の力を十分に発揮する:今やるべきことを着実にこなしていく
③友人と上手に励まし合う:対面は制限されるので、スマートフォン等を活用する

 誰もが経験したことのない想定外の状況下だからこそ、この厳しい時期を乗り越えて学力だけでなく人間力も成長させることで、騒動が終息して振り返った時に頑張った自分をほめてあげられるような生活が実践できるよう期待しています。
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