日誌

全国大会参加報告 (第7回 PDA高校生即興型英語ディベート全国大会)

12月25日(土)~26日(日)に「第7回 PDA高校生即興型英語ディベート全国大会 in Zoom」が開催され、本県からは、宇都宮高校・宇都宮東高校・佐野高校・作新学院高校の4校が参加して参りました。


今大会は、文部科学省後援、一般社団法人パーラメンタリーディベート人材育成協会(PDA)主催による、高校生のための即興型英語ディベート大会で、今年度で7回目を迎えます。今年は例年より多く、全国より84校(チーム)がオンラインで集結し、日頃の授業や部活動で培った、英語の実践的コミュニケーション能力を競い合いました。

なお、栃木県においても、春季と冬季に2回、同じPDA形式で県大会を開いております。

★予選(4戦)結果 
 作新学院高校  4勝         183 speaker point   予選  1位  → 決勝ラウンド進出!
    宇都宮高校     3勝1敗    156 speaker point   予選14位 
 佐野高校       3勝1敗   151 speaker point   予選17位 
    宇都宮東高校  2勝2敗   165 speaker point   予選28位

やりました!作新がなんとあの渋々をラウンド4で破って、堂々の予選1位で決勝ラウンド進出です!快挙です。

★結果  
   優勝      筑波大学附属駒場高校  (東京)
   準優勝 作新学院高校      (栃木)!!!
   3位     聖光学院高校      (神奈川)   
   4位          藤島高校          (福井)

(個人賞)*本県のみ 
    ベストディベーター 作新学院高校、宇都宮高校より各1名ずつ
  授業導入賞    宇都宮高校、宇都宮東高校、佐野高校、作新学院高校
    (Breaking Judges(教員)  佐野高校、宇都宮東高校より1名ずつ)

決勝ラウンドで作新は、準々決勝で葺合高校を、準決勝で藤島高校を見事に破りなんと、決勝進出。GF(決勝)は、筑駒との闘い。
決勝のVoteは6-1で惜しくも敗れてしまいましたが、堂々の準優勝(栃木県勢では初の世界大会進出)を成し遂げました。(上位3校は来年1月に行われる、PDAWC(世界大会)へ参加する権利を得ます)

作新学院の皆さん、本当におめでとうございます!


        準優勝 作新学院チーム

★Motion (論題)
R1 Plastic products should be taxed.
R2 Parents of children who bully other children should face criminal charges.
R3 Japan should impose a diplomatic boycott of the Beijing Olympics.
R4 COVID-19 vaccination should be mandatory.
QF Wild fish catch should be prohibited and fish should be farmed.
SF Debate competitions should be held online rather than face-to-face regardless of the COVID-19 situation.
GF The U.S. military should not have withdrawn from Afghanistan.

★大会を終えて
 作新学院の生徒の皆さん、おめでとうございます!
栃木県としては昨年に続き決勝トーナメント進出、且つ、昨年を上回る結果となった。作新学院の生徒の皆さんには世界大会でも、本県、いや日本代表として日頃の成果を思う存分発揮して来て欲しい。
 
 栃木県全体としては、参加した4校とも、「授業導入賞」を受賞することができた。これは、普段の授業でディベート活動を行っている学校の授業報告を基に評価されるもので、日頃の成果が認められる賞で、今年も良い結果となった。
 全体成績も全国から84校がひしめく中で、4校とも上位層へと食い込んだのは、本当に嬉しい。栃木県の層が厚いことを証明できたと思う。これも高文連英語部を、日頃から支えている多くの方々のお陰だと思う。この場をお借りして改めて感謝申し上げます。
 
 今後新たに導入される「論理・表現」の授業においては、スピーチやプレゼン、ディベートによる発信力強化が望まれる。ぜひ、このような大会を通じて授業力をさらに磨いていきたい。

生徒の皆さん・顧問の先生方、大変お疲れ様でした。
また、来年、がんばりましょう!