日誌

全国大会参加報告 (第6回 PDA高校生即興型英語ディベート全国大会)

12月19日(土)~20日(日)に「第6回 PDA高校生即興型英語ディベート全国大会 in Zoom」が開催され、本県からは、宇都宮高校・宇都宮東高校・佐野高校・作新学院高校の4校が参加して参りました。



今大会は、文部科学省後援、一般社団法人パーラメンタリーディベート人材育成協会(PDA)主催による、高校生のための即興型英語ディベート大会で、今年度で6回目を迎えます。全国より66校がオンラインで集結し、日頃の授業や部活動で培った、英語の実践的コミュニケーション能力を競い合いました。

なお、栃木県においても、春季と冬季に2回、同じPDA形式で県大会を開いております。

★予選(4戦)結果 
 佐野高校       4勝         160 speaker point   予選4位 → 決勝ラウンド進出!
    作新学院高校  2勝2敗    153 speaker point   予選29位
    宇都宮高校     1勝3敗    147 speaker point   予選47位 
    宇都宮東高校 1勝3敗    125 speaker point   予選56位

★結果  
   優勝     聖光学院高等学校   (神奈川)
   準優勝    湘南白百合高等学校(神奈川)
   3位    神大附属高等学校 (兵庫)   
   4位         城ノ内高等学校     (徳島県)
  ベスト8   筑波大学付属駒場(東京)
                  佐野高校(栃木)
     盛岡第一(青森)
     富山国際(富山)
(個人賞)*本県のみ 
    ベストディベーター 佐野高校より1名
 POI賞                      作新高校より1名
 授業導入賞    宇都宮高校、宇都宮東高校、佐野高校、作新学院高等学校
    (Breaking Judges(教員)  宇都宮東高校、作新学院高等学校より1名ずつ)


★Motion (論題)
予選1:Wearing a mask should be mandatory.
予選2:The media should not report on suicide. 
予選3:Infertility treatment should be free.
予選4:Class-size reduction in elementary schools does more good than harm.
準々決勝: Tuition fees for university STEM departments should be free.
準決勝:Prevention of COVID19 should be prioritized over boosting economy
              in developing countries.
決勝:Japan should introduce a basic income. 


★大会を終えて
 栃木県としては決勝トーナメントに佐野高校が進出したが、惜しくも準々決勝で敗れ、世界大会出場までもう一歩であった。全国的にも強豪校が連なる中で、予選での4勝は見事としか言いようがない。その他の学校も追いつくようにがんばってもらいたい。
 
 栃木県全体としては首都圏だけでなく、全国的に生徒の発信力がどんどんレベルアップしている中で、参加した4校とも、「授業導入賞」を受賞することができた。これは、普段の授業でディベート活動を行っている学校の授業報告を基に評価されるもので、日頃の成果が認められ、良い結果となった。
 
 今後新たに導入される「論理・表現」の授業においては、スピーチやプレゼン、ディベートによる発信力強化が望まれる。ぜひ、このような大会を通じて授業力をさらに磨いていきたい。

生徒の皆さん・顧問の先生方、大変お疲れ様でした。
また、来年、がんばりましょう!