日誌

大会参加報告 (Pre-JWSDC2021)

5月8~9日(土日)に「Pre-JWSDC (Pre-Japan Worlds Schools Debating Championships) がオンラインで開催され、本県からは、宇都宮高校、宇都宮東高校から2チームずつ参加し、見事!宇都宮Aチームが1st place に入賞しましたので、そのご報告をいたします。

今大会は、HEnDAが主催する、今秋開催予定のJWSDCに向けた練習大会で、WSDC形式の初心者や経験のあまりない教員と生徒を対象としています。
また、なんと!大会前日には、WSDCのジャッジについて、ジョシュア・パーク教授がワークショップを行ってくれるという素晴らしい企画もありとても勉強になります。

フォーマットはWSDC8分-4分の簡易版で、6分-3分を用います。3ラウンド行いますが、そのうち1ラウンド目だけはPreparedで行われます。2,3は即興型でプレパ時間は40分です。

★参加チーム
宇高、宇東、東洋大牛久、翔凛、市立浦和、大宮、聖光学院、浅野、東海、南山女子、岐阜聖徳、大安寺(12校、24チーム)

★結果(3戦)
宇都宮高校   Aチーム3勝 1位、Bチーム2勝1敗 10位
宇都宮東高校  Aチーム2勝1敗、Bチーム2勝1敗
High-Achievement Speakers  宇都宮東より1名選出(7名中)

★Motion (対戦した論題)
R1: THW require individuals to pass a political general knowledge test in order to vote.
      (Prepared)
R2: THBT standardized testing is the enemy of learning.
      (Impromptu)
R3: THBT governments in developing countries should limit migration to megacities.
      (Impromptu)

★大会を終えて
 昨年度中止となったJWSDCであるが、今年度はPreが開催され、さらには秋に本選が行われることとなり、ますますパーラの世界大会形式が高校生に広まっていく方向性が感じられる。
 また、主催者側のさらなる努力、おもてなしには頭が下がる。日本の英語ディベートも英語教育の発展とともにさらなる進歩を遂げていく兆しが感じられた。
 この高まりの中、栃木県から宇都宮高校が全勝し1st placeとなったことは大変喜ばしいことである。その他のチームも、全チームとも2勝1敗と健闘した。
 この結果をさらに次につなげていって欲しい。

また、この大会は、少しずつパーラを練習してきた生徒が世界大会レベルとまではいかないが、その基礎を学習する入口として、とてもすばらしいステップアップとなる大会である。ぜひ、栃木県から1校でも多くの高校が参加して欲しい。