R7 トピックス

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芸術家の派遣事業(沢井箏曲院宇都宮研究会の皆様をお迎えして)

 11月6日、芸術家の派遣事業の一環として、沢井箏曲院宇都宮研究会より3名の講師の先生方をお迎えし、箏の体験授業を実施しました。限られた時間の中でも丁寧にご指導いただき、中学部、高等部の生徒たちは日本の伝統音楽にじっくりと触れることができました。鑑賞コーナーでは、和楽器のアンサンブルによる「アンパンマンのマーチ」や、教科書にも掲載されている「春の海」「六段」、さらにオリジナル曲「八咫烏(やたがらす)」の演奏が披露され、子どもたちはその音色に魅了されていました。箏に触れるのが初めての小学部の児童も多く、音を出す楽しさや、和楽器ならではの響きに感動する姿が見られました。日本の伝統文化を身近に感じる貴重な機会となりました。

 

  

 

 

寄宿舎ハロウィンナイト

 10月27日(月)寄宿舎で「ハロウィンナイト」が行なわれました。寄宿舎生は、この日に向けて選んだ思い思いの衣装に身を包み、魔法使いや黒猫、極めつけは恐竜まで、いつもと違う自分になりきって、寄宿舎から学校職員室までをぐるりと一周行進しました。その様子を見た先生方からは、拍手と歓声とともに「かわいい」「似合っている」と声を掛けてもらいました。寄宿舎に戻って記念撮影の後、準備されたお菓子を受け取って、盛り上がった夜でした。

  

城山地区文化祭・農業祭

 11月1日(土)・2日(日)の2日間、宇都宮市城山地区市民センターにて「城山地区文化祭・農業祭」が開催されました。両日、市民センター内では作品展が行われ、児童生徒の作品に多くの来場者が関心を寄せてくださいました。

 2日には、専攻科の生徒によるマッサージコーナーが開設され、地域の皆様に大変好評をいただきました。天候にも恵まれ、お客様との会話も弾み、和やかな雰囲気の中での施術となりました。また、マッサージコーナーの隣には点字コーナーも設けられ、親子連れや中学生のグループが点字の仕組みを確かめながら、楽しそうに体験されていました。

 地域の皆様との交流を深める貴重な機会となりました。

   

小学部 修学旅行

 10月9日~10日の1泊2日で小学部5・6年生が東京・埼玉方面へ修学旅行にいってきました。

 1日目は新幹線や山手線、地下鉄にも乗って、まずはキッザニア東京に行きました。それぞれが事前に選んでいた仕事の体験をしました。ベーカリーでパン作りをしたり、歯医者さんをしたり、免許を取得してレンタカーに乗ったりしました。お仕事によっては制服も着て、本格的な体験ができました。その後は東京駅一番街でお土産を買ったりレストランで食事をしたりして、ホテルに向かいました。ホテルではユニットバスでの入浴を体験し、ふかふかのベッドでゆっくり休みました。

 2日目の朝はホテルのビュッフェ形式の朝食で始まりました。好きなものをおいしくいただき、元気に出発しました。大宮の鉄道博物館では学級ごとに見学をしました。引退した車両に実際に乗り込み、座席に座ったり、網棚やストーブを触察したり、ミニ列車を運転したり、蒸気機関車の汽笛を聞いたりしました。お昼は駅弁を食べ、大満足でした。

 二日間、天気にも恵まれ、普段はできない体験を存分に楽しんできました。

令和7年度第2回情報処理検定

 10月9日(木)には第94回文書デザイン検定試験、10月10日(金)には第72回プレゼンテーション作成検定試験が本校を会場として実施され、高等部の生徒1名が2級を受験しました。

 また翌週10月17日(金)には、第144回日本語ワープロ検定試験が行われ、同じ生徒が受験しました。

 検定結果の通知は、2週間から3週間後となる予定です。

 すべての検定を挑戦したこの生徒は、夏休みから合格を目標に自分で計画を立て、家庭学習を中心に練習を重ねてきました。結果はまだわかりませんが、努力を積み重ねてきた過程がとても大切です。今回もとてもよく頑張りました。

 

高等部修学旅行

 10月1日(水)から3日(金)まで、高等部普通科2・3年生が、東北方面へ修学旅行に行きました。

 1日目

 宇都宮駅新幹線改札前に集合し、出発式の後、東北新幹線に乗って仙台に向かいました。仙台から在来線に乗り換え、松島へ向かいましたが、大雨のため仙台に引き返すことになりました。仙台駅到着後、グループごとに分かれ、それぞれ昼食を取ったり駅周辺を散策してお土産を購入したりするなど、有意義な時間を過ごしました。

 2日目

 この日は一日グループ別に行動しました。Aグループは、初日はキャンセルとなった松島へ行きました。遊覧船に乗って波の揺れや潮風を感じたり、波の音や海鳥の鳴き声を聞いたりしました。松島のシンボルである五大堂で、緊張しながら透かし橋を歩いたり写真を撮ったりした後、手焼き笹かまや手焼きせんべい、カステラ、焼き牡蠣、ずんだシェイクなどの松島グルメを堪能しました。午後は震災遺構仙台市立荒浜小学校を訪れました。校舎2階にまで来た波の高さ、押し流されてきた瓦礫による床の傷跡などに実際に触れ津波の威力を知るとともに、震災当時の学校や町の様子、地域の復興に尽力してきた人々の思いについて学びました。

 Bグループは地下鉄を利用して震災以降荒浜小学校へいきました。最寄りの新井駅にある「せんだい3.11メモリアル交流館」では、開館前にもかかわらず、職員さんがていねいに震災による被害の様子や展示物について、丁寧に説明してくださいました。震災遺構荒浜小学校を見学した後、荒浜小学校から700m離れた海岸まで移動し、波の音や潮風を感じたり、はだしになって砂浜の上を歩いたりしました。その後「フルーツパークあらはま」まで移動し、果物狩りや昼食を楽しみました。

    夕食はそれぞれ仙台のまちなかまで出向き、仙台名物の「牛たん」を堪能しました。

 3日目

 最終日も一部グループ別に行動しました。

Aグループは、2日目に訪れる予定となっていた青葉城址公園へ行き、かつて仙台城のあった地の爽やかな風を浴びながら、伊達政宗像の前で記念写真を撮りました。限られた時間ではありましたが、時代によって異なる石垣を触り比べたり大広間跡の広さを歩いて体験したりすることもできました。

 Bグループは仙台三越まで移動したのち、店内でお土産を買いました。その後Aグループと合流し、「魅知国定席花座」で落語や講談などを聞き、楽しいひと時を過ごしました。

 3日間たくさんの学びや経験があり、とても良い思い出ができました。

 松島遊覧船

フルーツパークあらはま

フルーツパークあらはま2

 

令和7年度赤い羽根共同募金運動キックオフイベントおよび街頭募金活動への参加について

 10月4日(土)宇都宮市のオリオンスクエアにて行われた令和7年度赤い羽根共同募金キックオフイベントおよび13日(月)にベルモールにて行われた街頭募金活動に、本校高等部普通科の生徒3名がボランティアとして参加しました。

 キックオフイベントとは、10月1日から全国一斉に赤い羽根共同募金運動が開始されたことを周知するために行われる、栃木県共同募金会主催のイベントです。生徒1名は昨年度に引き続きセレモニーの司会進行を担当させていただき、心地よい緊張感のもと大役を堂々と務めました。

 街頭募金活動では、同年代の高校生や地域の方々と交流を深めながら募金への協力を呼び掛けました。同じ街で暮らす人と人とのつながりをあらためて感じられたのではないかと思います。

      

        

 

 

寄宿舎うたの王様IN秋祭り

 9月29日(月)、「寄宿舎うたの王様IN秋祭り」が行われました。午前中のあけぼの会奉仕作業の際に保護者の方々の御協力をいただき、会場をきれいに飾り付けました。寄宿舎生や寄宿舎関係職員に加えて、通学生やその保護者の皆様をお迎えし、熱気に包まれた会場は大盛況でした。今回、寄宿舎生・通学生合わせて総勢11組が、歌や演奏、応援コールなど個性的なパフォーマンスを披露してくれました。加えて、スペシャルゲストでの先生方の楽しい歌や手作りオルゴールを披露されて、最後の最後まで大盛り上がりでした。終了後に寄宿舎生に話を聞くと、「めちゃめちゃ楽しかった。」「まさか自分が王様になるなんて!」「来年は何を歌おうかな」など興奮冷めやらぬ様子でした。

 

  

 飾りつけに御協力いただいた保護者の皆様、そして当日参加してくださった全ての方々、本当にありがとうございました。

交通安全教室が行われました。

 9月29日(月)、オートテクニックジャパンの皆様の御協力のもと、今年度は、3グループに分かれて活動しました。ハイブリッド車と電動キックボード・電動バイクの走行に合わせて青信号になると振動で知らせる補助信号機や音響信号機を使いながら横断する練習をしたり、車両接近通報装置の位置を確認したりして、改めて安全への意識を高めることができました。また、実際の道路環境を利用し、交通車両音や停止音を手がかりに横断歩道を渡る体験も行いました。音や信号を頼りに安全に行動することの大切さを学び、とても貴重な体験となりました。

    

第42回関東地区盲学校卓球大会

 9月21日(日)、2年ぶりに本校が主管校となり、栃木県障害者スポーツセンター(わかくさアリーナ)で第42回関東地区盲学校卓球大会を開催しました。関東地区の盲学校7校から24名、本校からは中学部1名、高等部普通科2名の生徒が出場し、学部と男女に分かれて熱いトーナメント戦が繰り広げられました。

 本校の生徒たちは惜しくも1回戦で敗れてしまいました。追いつ追われつの接戦もあり、今後の成長につながるプレーをできたのではないかと思います。大会閉会式における講評では、1対1の緊迫した場面で時折顔を出して試合の流れを変えてしまう「悪魔」の存在、自分自身をコントロールするスキルとその難しさについてのお話があり、みな真剣に耳を傾けていました。STT(サウンドテーブルテニス)という競技を通じて、自分の癖や課題と向き合ったり友達と競い合ったりすることを経験しながら、一層成長していってほしいと思います。

 試合の合間には、普段はなかなか会うことのできない他校の生徒たちとお喋りや交流試合を楽しむ姿も見られ、充実した一日になりました。

 運営に携わってくださったボランティアの皆様、応援にいらっしゃった保護者の皆様、ありがとうございました。