日誌

SSH日誌

SSH ポスター作成情報交換会

日時:令和7年9月22日(月)

場所:本校普通教室

 

2年生SSH課題研究のポスター提出第1回目を受け、職員によるポスター作成情報交換会を実施しました。

提出されたポスターを並べ、それに対してのコメントや、作成に関する助言をお互いにおこないました。

最終提出に向けて、引き続き探究活動を進めていきましょう。

 

飯舘村実地研修2025 ~自分たちの未来を創造し発信することができる次世代の復興を担う人材育成プログラム~

認定NPO法人ふくしま再生の会の皆様および東京大学大学院農学生命科学研究科特任教授の溝口勝氏(本校OB)にご協力をいただき、今年度も飯舘村実地研修を開催いたしました。

今年は本校SSC部員・有志生徒の計34名だけではなく、栃木県立大田原女子高等学校から15名の参加があり、計49名の高校生が参加しました。空間放射線量測定や埋設土壌の放射線量測定、たい肥作り体験や動物モニタリングカメラの組み立て・設置、またドロえもんクイズ大会や復興ディスカッション、さらには飯舘村長泥地区環境再生事業(環境省)などの各種施設の見学など、1泊2日の研修となりました。

【会 場】 福島県相馬郡飯舘村および双葉郡双葉町 他

【期 日】 令和7年9月20日(土)~21日(日)

【講 師】 認定NPO法人ふくしま再生の会、東京大学大学院農学生命科学研究科特任教授 溝口勝氏

       環境省福島地方環境事務所、合同会社MARBLiNG、中間貯蔵事業情報センター

       東京大学大学院理学系研究科修士2年 1名(TA、本校OB)

【目 的】 

  1. 東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所事故について理解を深めるとともに防災や減災、復興のあゆみについて学ぶ。
  2. 農地再生の取組の見学や現地での実習・体験活動を通して、放射線及び土壌除染に関する知識・技術を学ぶ。また、福島県飯舘村の現状を知るとともに、農業IoTの科学技術に関する理解を深める。
  3. 他校との交流事業を通して、自分たちの未来を創造し発信することができる次世代の復興を担うための素地を築く。 

【参加者】

  1. 栃木県立大田原高等学校 生徒34名 教員4名
  2. 栃木県立大田原女子高等学校 生徒15名 教員1名
  3. 東京大学大学院 学生1名
  4. 山口大学 学生6名 

【内 容】

9月20日(土)研修1日目

〇飯舘村長泥地区見学

   

 

 

〇図図倉庫見学

  

 

〇体験活動

・埋設土壌の放射線量測定       ・動物モニタリングカメラの組み立て   ・放射能濃度測定

  

・たい肥作り体験            ・課題研究(きのこ狩り→放射能濃度測定)

  

 

〇夜間研修

・東京大学大学院生による研究紹介    ・ドロえもんクイズ大会

 

 

 

9月21日(日)研修2日目

〇復興ディスカッション テーマ「復興に向けて自分たちができること」

 さいたま市立大宮北高等学校の生徒とオンラインで繋ぎ、ディスカッションするグループもありました。

  

 

 

〇東日本大震災・原子力災害伝承館見学

 

 

〇中間貯蔵事業情報センター見学

 

課題研究(1・2年)

日時:令和7年9月17日(水)

場所:本校各教室

 

本日は1・2年生が課題研究を行いました。

 

 

2日後に迫る第1回ポスター提出締切に向けて、どの班も意見を出し合いながら

GIGAタブレットを活用して製作する姿が見られました。

 

また、1年生も2年生と協働しながら研究を進める姿が見られました。

 

 

 

1年生はテーマの決定に向けて話し合う様子が見られました。

いよいよ本格的に研究をスタートしていくことになります。

頑張ってください。

飯舘村実地研修事前指導『ふくしま語り部事業』

令和7年9月10日、本校を会場として、飯舘村実地研修の事前指導にあたる『ふくしま語り部事業』を開催した。

講演のタイトルは、
「一歩先に未来はある ~飯舘村の全村避難からみえたもの~」 である。

今年度の実地研修には、本校生36名に加え、栃木県立大田原女子高校の生徒15名が参加する予定である。このため、事前指導は両校合同で実施した。

講師には「菅野ニコニコ農園」の菅野クニ氏を招聘し、東日本大震災当初の状況や、震災後どのように復興に携わってきたかについて、貴重な講話をいただいた。菅野氏からは「現地に赴き、実際に自分の目で確かめ、自分事として受け止めてほしい」との力強いメッセージも寄せられた。

生徒は熱心に耳を傾け、来週の研修に向けて志を高める機会となった。

アジア学院講演会(1年)・課題研究(2年)

日時:令和7年9月10日(水)

場所:本校第一体育館(1年)本校各教室(2年) 

 

1学年は、アジア学院講演会を実施しました。

 講演 アフリカと日本の相違点と共通点

 講師  佐藤 裕美氏 / アジア学院職員

 講師  クリスティーナ・アジョン・アパウ氏 / カメルーン出身
 講師  ティモティ・B・アパウ氏 / ガーナ出身

 

課題研究プログラムの一環で、アジア・アフリカ地域で起きている問題に対する理解を深める時間となりました。 

これからの課題研究テーマ設定に向け、大変貴重な機会となりました。

 

 

2学年は、課題研究を行いました。

夏休み期間の進捗状況の確認や、11/5(水)のポスター発表会に向けたポスター制作に取り組みました。

夏休み期間の活動を通して出てきた課題について検討している班もありました。

  

 

ポスター提出まで日数はあまりありませんが、みんなで協力して頑張っていきましょう!

課題研究(1年)・スキルアップ講座(プレゼンテーション)(2年)・論文講座Ⅱ(3年)

日時:令和7年9月3日(水)

場所:本校各教室

 

1年生は課題研究を進めました。

 

2年生がいない中での研究でしたが、自分たちで今後の研究について意見を出し合い、

見通しをもって活動することができました。

 

2年生は、スキルアップ講座(プレゼンテーション)を行いました。

 

 

自分たちの研究について改めて振り返りをし、

11月のポスター発表に向けて聞き手への伝え方について学習しました。

 

3年生は論文講座Ⅱを行いました。

 

 

 

英語活用発表が1学期に終わり、今後は自分たちの研究について論文をまとめていくことになるため、

GIGAタブレットを活用して論文制作について学習しました。

一人一人が真剣に取り組む姿が見られました。

また、多くの生徒が先生方に積極的に質問している様子がありました。

サイエンス特別講座(再生可能エネルギー)を実施しました

サイエンス特別講座(再生可能エネルギー)

日時:8/26(火)13:00~14:30

講師:東京理科大学 創域理工学部 経営システム工学科 伊藤和哉先生

演題:「再生可能エネルギーはどこへ向かうのか ー現在地と研究事例ー」

支援:日本原子力文化財団

参加者:本校生徒21名

 

後期課外最終日の放課後、東京理科大学の伊藤和哉先生をお招きして、サイエンス特別講座を実施しました。この講座は日本原子力文化財団の出前授業を活用して実施されました。伊藤先生ご専門である政策科学の手法を活用し、第7次エネルギー基本計画などから日本のエネルギーシステムが向かう先について講義をいただきました。

課題研究でエネルギーに関する内容に取り組む生徒や、卒業後の進路としてエネルギー分野を学べる大学への進学を検討している生徒など、多くの生徒が参加しました。ディスカッションの際には、生徒から積極的な質問が多く発せられ、大変有意義な協議となりました。今回の講座を受けて、課題研究や進路選択がより深まることを期待したいです。

また、講座終了後には、同じく日本原子力文化財団の課題研究支援事業で研究の支援を受けている生徒たちが、伊藤先生から研究の助言をいただきました。特に、シミュレーションの内容や手法に関してご助言をいただき、生徒たちは今後の研究への決意を新たにしていました。

 

データ処理集中講座を実施しました

SSH事業2期目の新規行事である「データ処理集中講座」が開催されました。

生徒のデータ処理能力や統計処理能力の向上を目指し、国際医療福祉大学・宇都宮大学と連携して講座を実施しました。

<実施講座一覧> *対象は本校第2学年生徒

8/6(水) @大田原高校 藤原和人教諭

8/7(木) @国際医療福祉大学 江田哲也先生 山本康弘先生 坂本幸平先生

8/8(金) @宇都宮大学 工学部 上原伸夫先生 東口武史先生 農学部 大澤和敏先生

 *日程の都合が付かなかった生徒は、8月下旬に本校で実施される講座に参加予定です。

 

生徒たちは得られたデータを解析する手法を学び、実践を通してデータ処理に関する知識を学んでいました。

慣れない内容に苦戦しながらも、必死に取り組む生徒たちの姿が印象的でした。

2学期には取り組んできた課題研究の成果をポスターにまとめます。今回の講座で学んだ統計処理の手法を活かして、より研究が深まることを期待したいです。

令和7年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会(於 兵庫県)で発表しました

令和7年8月6日(木)・7日(金)の両日、神戸国際展示場(兵庫県神戸市)にて開催された『令和7年度 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会』において、本校生徒が研究発表を行いました。

発表テーマ:「交差点と渋滞 ― 信号機とラウンドアバウトが交通の流れに与える影響 ―」

   

全国のSSH指定校および経験校238校が一堂に会し、非常にレベルの高い発表が繰り広げられる中、本校生徒も日頃の探究活動の成果を堂々と発表しました。

 

日本原子力文化財団 交流会に参加しました

7月30日・31日の2日間にわたり、日本原子力文化財団主催課題研究支援事業交流会が静岡で開催され、本校から3名の生徒が参加しました。この事業はエネルギーに関する研究に取り組む全国の高校生が参加し、審査の上採択された10校が支援を受けています。本校からは課題研究に取り組む2年生が参加しています。津波警報の影響もあり、同日に実施予定であった浜岡原子力発電所の見学会は残念ながら中止となってしまいましたが、北は北海道から南は愛媛県まで全国の生徒が参加して交流会を実施しました。

交流会では15年後のエネルギー構成についてグループごとにディスカッションを行ったり、各校が実施している課題研究について発表を行ったりしました。今回の交流会に参加した各校は、12月に東京大学で開催予定の成果発表に向けて研究を進めます。

参加した生徒の様子を見ると、多くの高校生の前で発表する緊張感を味わうとともに、同じく研究に取り組む仲間として交友を育むことができたようで、大変充実した2日間となったようでした。引き続き研究に励み、成果を上げることを期待したいところです。