日誌

海短研日誌

ボストン便り①

 英語クラスが始まって、普段では見つけられないような新しい発見がさらにふえました!昨日は全てが楽しかったです。
by2-6石川

 ハーバード大学という世界屈指の大学を見ることができたのは本当によかったです!さらに、初野球観戦がメジャーというのもとても刺激的な経験になりました。
by2-6相澤


 初めて会った人がほとんどでしたが、3時間で仲良くなれた人もいました。限られた時間でもっと友達になれるように頑張っていきたいです!
by1-4長谷川

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R元<海短研>大石’s報告③

<ISA添乗員 大石様の報告>より

 今朝の集合時間は8時45分と時間に余裕を持ったスタートとなりましたが、カフェテリアでは7時の開場同時に朝食を摂る生徒が大半でした。まだ時差ボケも完全に抜け切れず本日がピークとなる生徒さんもいましたが、昨日よりはゆっくり部屋で休め準備もしっかりできたようです。
地下鉄で移動
 朝食後は地下鉄でハーバード大学へ向かいました。昨日と同じ路線なので、駅までの経路や乗り方にも大分慣れてきたようです。ジョン・ハーバード像前で集合写真を撮り、ハーバード大学院の古賀さん(イェール大学卒業後、ハーバード大学院化学科在籍の女性)にキャンパスツアーをしていただきました。大学1年生だけが使用可能な食堂や図書館、また様々な学部棟を周りながら説明していただき、その中でも生物学棟とアートスクールの施設内へ実際に入ることができました。移動中も終始生徒から古賀さんへの質問が絶えなかったので、最後の質疑の時間も古賀さんのご厚意で時間を延長していただきました。将来留学するのに高校生のうちに身に付けておくべきことや、英語上達方法、また米国等の大学教育において多様性がもたらす影響と日本の大学との違いなど、内容の深い質疑応答が次々と飛び交い、生徒達にはとても良い刺激になった貴重な時間でした。古賀さんからは「分からないことはそのままにせず、調べたり質問する癖をつくっておくこと」や「国際基準社会においては自信を持ち自分の意見をしっかり持つことが大事」などアドバイスをいただきました。これは今まさに彼等が体感している問題です。
ハーバード像 古賀さん
 午後から英語クラスのクラス分けが発表され本格的にクラスがスタートしましたが、他国留学生の英語レベルの高さに圧倒されている様子で、全員がリスニングを上手く聞き取れず思う様に答えられなかったという感想でした。古賀さんからのアドバイスと自分が今直面している状況を重ね合わせ、明日から上手く対応していけるかが今日の課題です。
フェンウェイパーク
 90分1コマの英語クラスを2つ終えた後、すぐに夕食、そして今夜のイブニングアクティビティは、大リーグレッドソックスの本拠地フェンウェイパークでのナイター観戦でした。これは昨夜皆で多数決で行くことを決めました。今回は語学学校の協力もあり嬉しい変更でしたが、思いもよらぬ予定変更に臨機応変に対応していく力も彼等には是非この研修期間中に養っていってほしいです。
 本日はハーバード大学、初めての他国留学生との英語クラス、メジャーリーグ野球観戦と目まぐるしい一日となりました。それと同時に彼等の疲れと時差ボケがピークを迎えているのも事実です。つい移動中にうとうとしてしまう生徒も何人かいました。健康管理や安全管理においても大高生一丸となり協力しながら声をかけあっていってほしいです。でもその意識はまだ少しですが明らかに芽生えております。みんなで研修を作っていくという意識を早い段階で行動に移行していってほしいと思います。彼等にはそれができる力があることを信じております。

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R元<海短研>大石’s報告②

<ISA添乗員 大石様の報告>より  

 青空のもと2日目がスタートし、生徒たちは昨日の移動の疲れはもちろんあるとのことでしたが、時差の影響で多くの生徒が5時くらいには起きたようで、全員集合時間よりだいぶ余裕をもっての集合となりました。そして本日午前は、マサチューセッツ工科大学(MIT)の訪問です。大学院博士課程有機材料化学専攻の吉永さんに、最先端の研究が行われているキャンパスを案内していただきました。
 グレードドーム前にて集合写真
 吉永さんは、千葉県出身で、東京大学工学部化学生命工学科を卒業されたのち、大学院の博士5年課程をUCLAやスタンフォード大学など合格した複数のトップ校の中から、教授の質や研究環境でMITに留学を決めた方で、現在は大学院4年生です。キャンパスの見所を廻りながら、考えたことを“実行する”という意味が込められた校章のこと、MIT生の賢すぎる手の込んだ悪戯(HACK)の話や、日本の大学には少ない、他分野の研究者と共同作業しながら研究を進められるといった独特な研究スタイルの話をしていただきました。
 後半は空き教室を利用し座談会形式での質問タイムです。研修がスタートしたばかりで、どこまで質問が出るのか心配していましたが、高校での学習方法や留学しようと思ったきっかけなどの質問からざっくばらんな話まで、たくさんの質問が生徒たちから出て、それに対して一つ一つ丁寧にお答えくださりました。また最後には吉永さんから「高校で部活時代に目標を設定し動いたことが、後の自分の将来設計に大きな糧となったので、小さなことからでも自ら目標を決めることが夢の実現には一番効率的」や「高校では将来のために苦手だと思う分野こそ勉強しておくべき」等とたくさんのアドバイスを頂きました。MIT Coopでお土産を購入する時間を持ち、地下鉄でTufts大学まで戻って来ました。

メディアラボ メディアラボ内にて
 終了後も聞きたいことが山ほど

 カフェテリアで昼食を取った後は、このサマースクールの概要・大学施設やルールを知るためのオリエンテーションとプレイスメントテストの時間でした。生徒たちにとって今回のテストは、難易度以前に、徒歩移動の疲やれ眠気と戦う方が大変だった様子ですが、何とか終了し、その後は広い構内をキャンパスツアーで見て回りました。昨日到着した際は深夜だったため、ようやくTufts大学とこのサマースクールプログラムの全容がわかったようで、さらに期待も膨らんだようでした。

 なお、食事の際は、大きなカフェテリア内であっても大高生同士が固まってしまうことがあり、他国生の入る隙間もないような状況がみられたため、何を目的に研修に来ているのかということをイブニングアクティビティ前に投げかけております。個々に自ら話しかけに行く姿が次第に見られるようになりましたので、これをきっかけに明日も更に積極的に交流しにいってほしいと願っております。時差ボケがピークで疲れが見られますが、明日は朝の集合時間が多少遅くなるため、リフレッシュし、ここでしかできない行動を意識し、彼等が起こす行動を貴重なものにしてもらいたいと思います。
 
イブニングアクティビティは芝生の上でのゲーム

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