校長ブログ
【校長ブログ】秋の風に耳を澄ませて
朝夕の空気に、秋の気配が漂い始めました。校庭の木々も少しずつ色づき、季節の移ろいが私たちの心にも静かに語りかけてくるようです。
秋は、自然が静かに変化していく季節です。そんな時期だからこそ、自分自身の内面にも目を向け、成長の兆しを見つける良い機会となるのではないでしょうか。
今日は、そんな秋の季節にぴったりの英語の詩をご紹介します。
Fall, leaves, fall
Fall, leaves, fall; die, flowers, away;
Lengthen night and shorten day;
Every leaf speaks bliss to me
Fluttering from the autumn tree.
I shall smile when wreaths of snow
Blossom where the rose should grow;
I shall sing when night’s decay
Ushers in a drearier day.
この詩は、イギリスの詩人エミリー・ブロンテによるものです。葉が落ち、花が枯れ、夜が長くなることを「喜び」として受け止める感性が描かれています。自然の変化を悲しむのではなく、それを受け入れ、そこに美しさを見出す姿勢は、私たちが日々の変化や困難に向き合うときのヒントになるかもしれません。
高校生活も、日々の中でさまざまな変化があります。うまくいかないことも、思い通りにならないこともあるでしょう。でも、それらを「成長の一部」として受け止めることができれば、きっと皆さんの未来はより豊かなものになるはずです。
秋の風に耳を澄ませながら、自分自身の歩みを振り返る時間を持ってみてください。
今日も素敵な一日でありますように。