校長自ら更新!!

校長ブログ

【校長ブログ】臨時休校のお知らせ

現在、本校において断水の状況が続いており、生徒諸君には多大なるご不便をおかけしております。まずは、これまでの経緯について簡潔にご説明申し上げます。

先週末、本校の地下水を汲み上げるポンプが故障し、これにより断水が発生いたしました。復旧には時間を要する見込みであったため、月曜日は臨時休校とし、翌火曜日の授業再開に向けて対応を進めてまいりました。

しかしながら、断水の状況は改善されず、やむなく火曜日も休校といたしました。昨日は仮設トイレの設置を行うとともに、小山市役所より給水のご支援をいただき、早期の学校再開を目指して全力を尽くしましたが、残念ながら十分な給水量を確保するには至りませんでした。

このような状況を踏まえ、断水が今後も継続する可能性が高いこと、また生徒の皆さんの衛生面への影響も懸念されることから、本日は放課とし、明日および明後日も休校とさせていただきます。

なお、復旧工事は今週土曜日、12日に完了する予定であり、学校は来週月曜日より再開する見込みです。今後の詳細につきましては、一斉メールやClassiにて随時ご連絡いたします。

今週中は、他校においては通常授業が行われていることを念頭に置き、不要不急の外出は控え、自宅にて学習に励んでください。

【校長ブログ】本日も臨時休校いたします

本日早朝の時点で状況を確認いたしましたところ、依然として復旧の見通しが立たず、断水が継続しております。誠に遺憾ではございますが、生徒の皆さんの安全と健康を最優先に考慮し、本日も臨時休校とさせていただきます。

 すでに登校の途上にあった生徒の皆さんも多くいることと存じます。ご不便をおかけいたしますが、速やかにご自宅へ戻り、本日も自宅にて学習を進めてください。

 なお、明日以降の授業等につきましては、本日中に改めてご連絡いたしますので、引き続きご確認のほどお願いいたします。

【校長ブログ】透明なる恩恵~学校再開へ~

先週末、本校の地下水汲み上げポンプが完全に故障し、即時の復旧が困難であることが判明いたしました。このため、誠に遺憾ながら本日は臨時休校とし、生徒の皆さんには自宅学習をお願いする措置を講じましたが、明日からは通常通り再開します。
 本日、小山市役所の皆様には並々ならぬご尽力を賜り、給水車による度重なる往復を通じて、校内貯水タンクへの飲料水の補充を実施していただきました。深甚なるご支援に対し、心より感謝申し上げます。
 なお、ポンプの完全復旧には今後およそ二週間を要する見込みであり、当面は小山市からの給水に依存する形となります。ただし、給水能力には限界があり、本校に供給可能な飲料水は一日あたり最大で20トンとのことです。これは、通常の使用量の約半分に相当します。
 小西生の皆さんには、明日以降、節水へのご協力を切にお願いします。学校全体が一丸となってこの困難を乗り越えていくことが求められます。そして、このような事態を通じて、私たちの日常が決して当たり前のものではなく、多くの方々の支えによって成り立っていることを、改めて心に刻む機会としたいものです。

  

【校長ブログ】知の戦に臨む者、夏にこそ剣を研ぐ

Summer is a key time for students preparing for entrance exams. While others may relax, those with big goals use this season to study hard and grow stronger. The long days and quiet nights give you a chance to focus. Without school distractions, you can review, practice, and improve. Every hour of study is like sharpening a sword—making your mind ready for the challenge ahead. It is not easy. The heat, the pressure, and the long hours can be tough. However, this effort builds not only knowledge, but also confidence and discipline. Summer is not the final battle, but it is the turning point. Those who train now will be ready when the real test comes. Use this time wisely, and you will step into the future with strength.

【校長ブログ】壮行会も熱いぜ小西!

音楽部、ダンス部による見事なパフォーマンス

生徒会応援団登場!

まず初めに、この壮行会の開催にあたり、精一杯応援しようと、創意工夫を凝らし、積極的に準備を進めてくれた生徒会、音楽部、ダンス部の皆さんに、深く感謝申し上げます。皆さんの温かい心と行動が、今日のこの場をより一層意義深いものにしてくれました。本日ここに集う選手の皆さんは、それぞれの分野で輝かしい成果を収め、全国の舞台へと歩みを進める栄光の瞬間を迎えています。その門出に際し、心からの祝福と激励の言葉を贈ります。

まず、女子ハンドボール部の皆さん。インターハイ並びに国民スポーツ大会関東ブロック大会への堂々たる出場、誠におめでとうございます。関東大会予選では、惜敗を喫した栃木女子高校との再戦において、見事な試合運びで雪辱を果たし、3年連続の優勝という偉業を成し遂げました。応援に駆けつけてくれたダンス部をはじめ、生徒の皆さんの声援も、勝利への大きな力となったことでしょう。この輝かしい成果は、日々の鍛錬と不屈の精神の賜物です。8月3日より岡山県総社市で開催されるインターハイでは、「ベスト8以上」という先輩方の掲げた目標を胸に、さらなる高みを目指してください。また、8月23日から群馬県富岡市で開催される国民スポーツ大会関東ブロック大会においても、全力を尽くし、本大会への切符を手にすることを期待しています。

続いて、JRC部の深津もこさん。日本赤十字社北関東三県支部青少年赤十字国際交流派遣事業の派遣団員に選ばれ、7月20日から25日までマレーシアでの交流会に参加されます。日々の地道な奉仕活動が実を結び、このような栄誉ある舞台へとつながったことは、誠実な努力の証です。卓越した英語力を存分に活かし、多国籍の若者たちとの交流を通じて視野を広げてください。そして、その経験を、今後のJRC部の発展へと還元してくださることを期待しています。また、JRC部の皆さん、8月23日・24日に東京で開催される高校生ボランティアアワード2025全国大会では、小山西港JRC部の活動の成果を堂々と発表してください。私も応援に駆けつける予定です。

次に、全国高校女子ウエイトリフティング大会出場が決定し、さらに、女子49キログラム級で栃木県内高校の新記録を樹立し、堂々の優勝を遂げた酒井心音さん。インターハイ出場、誠におめでとうございます。8月7日より鳥取県米子市で開催される大会では、優勝への期待も高まりますが、何よりも、これまで積み重ねてきた努力を信じ、プレッシャーを力に変えて、熱気あふれる舞台を楽しんでください。1年生の酒井さんの挑戦が、きっと多くの人々の心を動かすことでしょう。

そして、水泳部の松田翔太さん。平泳ぎで県予選入賞を果たし、7月19日から埼玉県川口市で開催される関東大会への出場、おめでとうございます。インターハイ予選を兼ねたこの大会は、強豪が集う厳しい戦いとなるでしょう。しかし、困難を乗り越えることこそが、真の成長です。鍛錬を重ね、自己ベストを更新し、己の限界を超える戦いを期待しています。

結びに、選手の皆さん、皆さんの背中には、仲間の思い、先生方の支え、そして地域の皆様の期待が込められています。そのすべてを力に変えて、自信を持って全国の舞台へと羽ばたいてください。私たちは、皆さんの健闘を心から祈り、全校を挙げて応援しています。どうか、誇りを胸に、堂々と戦ってきてください。

【校長ブログ】2学年大学見学会に向けて

The second-year students will go on a special university visit next Wednesday. Today, the students gathered in the gymnasium to receive important instructions from their teachers. These included reminders about how to behave during the trip and what to pay attention to while visiting the university.We hope this visit will be a meaningful experience for all students. It is a great chance for them to see what university life is like and to think more deeply about their future goals. By walking around the campus and learning about different programs, they can start to imagine their own path after high school.

【校長ブログ】救急救命講習

地元・小山消防署豊田分署の署員の皆様のご厚意とご指導のもと、救急救命講習を受講いたしました。講習では、心肺蘇生法(CPR)および自動体外式除細動器(AED)の使用方法について、実技を交えた丁寧なご指導を賜り、生徒一人ひとりが真剣な姿勢で取り組みました。救急救命の知識と技術は、いざという時に人命を救う力となるものであり、学校教育の枠を超えて、社会の一員としての責任と自覚を育む重要な学びです。特に、若い世代がこうした技能を身につけることは、地域社会の安全と安心を支える礎となります。今回の研修を通じて、小西の生徒たちは命の尊さを改めて実感し、緊急時に冷静かつ的確に行動する力を養うことができました。ご多忙の中、熱意をもってご指導くださった消防署の皆様に、心より感謝申し上げます。

【校長ブログ】BUSHIDO ~The Soul of Japan ~(図書館の本紹介)

平成19年(2007年)まで、五千円札の肖像として採用されていた人物は誰でしょうか。皆さんはご存じでしょうか。

さて、本書は簡潔に申し上げれば、今からおよそ120年前、文明の先進国とされた欧米諸国において、日本が発展途上の国として軽視され、正しく理解されていなかったことを憂いた新渡戸稲造が、日本人の精神的基盤を外国人に正確に伝えるべく、英語で著したものです。

『Bushido』は1900年にアメリカで出版されるや否や、瞬く間に30か国以上で翻訳・出版され、世界的なベストセラーとなりました。そして、1908年(明治41年)になってようやく、日本においても逆輸入という形で和訳版が刊行されました。

本書の読者には著名な人物も多く、当時のアメリカ大統領セオドア・ルーズベルト(テディ・ベアの由来としても知られる)もその一人であり、日本人の精神を理解しようと本書を読み、大いに感銘を受けたと伝えられています。彼はその感動を周囲と分かち合うべく、自らの子どもたちや友人たちに本書を配布したとも言われています。

1905年、日露戦争の最中、ハーバード大学の同窓であった金子堅太郎(伊藤博文初代内閣総理大臣の秘書官)から講和の仲介を依頼されたルーズベルトは、「あの崇高なる精神を持つ国であれば、微力ながら協力したい」と快諾したとされております(もちろん、アメリカ側の国益も背景にあったことは否めません)。なお、当時の日本は極めて厳しい状況にあり、あと1か月戦争が続いていれば敗北していた可能性が高いという説もあります。

「武士道」という言葉から、『葉隠』(佐賀鍋島藩士・山本常朝口述)の「武士道とは死ぬことと見つけたり」という一節を思い浮かべる方もおられるかもしれませんが、本書『Bushido』はまったく異なる趣旨の書物です。

両者に共通して誤解されがちなのは、「死」に対する極端な美学を称揚しているという点ですが、実際にはそうではありません。『葉隠』は、武士としての謙虚な心構えを説いており、一方の『Bushido』において新渡戸が強調しているのは、「ノブレス・オブリージュ(Noblesse oblige)」すなわち「高き身分に伴う義務」です。

これは、社会や国家を支える立場にある者が果たすべき責任と精神性を意味し、その根底には「仁」「義」「礼」といった徳目、すなわち正義を貫く心、卑怯を恥じる精神、他者を尊重し思いやる態度があります。新渡戸は、こうした精神が学校教育によってではなく、自然と日本人の間に受け継がれてきたことに着目し、歴史的事例や物語を引用しながら、外国人にも理解しやすい形で記述しています(ただし、英語の表現は高度であり、日本人にとってはやや難解であることも否めません)。

話題は変わりますが、皆さんが生まれる以前に大ヒットした映画『タイタニック』(主演:レオナルド・ディカプリオ)をご覧になったことはありますか。前半では、船首でヒロインが両手を広げて「Jack, I'm flying!」と叫ぶ甘美なシーンが印象的ですが、後半では氷山との衝突により沈没する船内で、限られた救命ボートを巡って混乱が生じる様子が描かれます。

しかし、実際の史実はやや異なるようです。スイス通信によれば、スイスとオーストラリアの研究チームが1912年のタイタニック号沈没事故を調査した結果、衝突から約3時間にわたり、「女性と子どもを優先する」という慣習が守られていたことが明らかになりました。

生存者の多くは女性であり、犠牲となった男性の多くは、紳士的な態度を貫いたとされます。証言によれば、泣き叫ぶ子どもや妻に対し、「心配するな、パパは後から行くから」と手を振って見送る男性が多く見られたとのことです。すなわち、わずか100年前の欧米社会においても、ノブレス・オブリージュの精神が最後まで貫かれていたことがうかがえます。それはまさに、同時代の日本人が「武士道」という暗黙の掟を守り続けていた姿と重なります。

最後に、本書『Bushido』は、今すぐに読むべき書物ではないかもしれません。しかし、皆さんもいずれは(望むと望まざるとにかかわらず)中高年となり、職場や社会においてリーダーとしての責務を担う日が訪れることでしょう。

「読むべき人が、読むべき時に、読むべき本」があるとすれば、本書もまた、その一冊であると言えるでしょう。

【校長ブログ】期末テスト3日目です

Today is the third day of the final exams. The last exam will be held next Monday. Let’s keep studying hard over the weekend and do your best on the tests.

Students of Oyama Nishi High School  —  stay strong and keep working toward your goals with a never-give-up spirit !

ただいまテスト中です

早めに登校してテスト勉強する小西生