進路指導部より

栃聾進路指導部

【進路講話】高等部、中学部、小学部高学年1組

6月26日(水)に、鹿沼相互信用金庫から、本校卒業生を招いて、講話をしていただきました。前半は、会社の業務を中心に、仕事で必要な心構えなどを話していただきました。後半は、本校生徒からの質問に対して、1つ1つ丁寧に答えていただきました。参加した、高等部17名、中学部14名、小学部高学年1組8名、保護者3名は、熱心に話に聞き入り、有意義な時間を過ごすことができました。

 

【職場見学】高等部AB組

 天候に恵まれた6月13日(木)、株式会社SUBARU航空宇宙カンパニーを訪れました。ヘリコプターの点検や修理の様子を見学させていただき、仕事に対する認識を深めることができました。また、卒業生から、仕事をする上でのコミュニケーションの大切さなどを話していただき、今後の進路決定の意識づけを図ることができました。

【職場見学】中学部B、C組・高等部C組

75日(金)に鹿沼市方面に職場見学に行ってきました。 

武子希望の家では、部品組立やしいたけ栽培等の作業を見学した後、平成19年度卒業生のAKさんと話をする機会をいただきました。先輩からは、「仕事中は筆談で周りの方とやりとりをします。仕事は大変だけど好きです。」というお話がありました。

CCVウェルフェアでは、併設のカフェ(デリカフェココボ)にて施設内で作ったパンや野菜を使った昼食を食べました。その後、軽作業やパソコン作業の様子を見学しました。

先輩方の姿を見習い、今後の学習を頑張っていきたいと思います。
 

令和元年度 栃木県立聾学校特別支援連携協議会の実施について

 5月27日(月)の午前中は、福祉施設関係などの方々をお招きし、手話講習会、その後、「移行に伴う様々な課題について」という協議題で一人ずつ課題点や改善方法などを出し合いました。午後は、企業、行政関係などの方々を招き、「職場定着に向けた取り組みについて」という協議題で話し合いを持ち、最後にハローワークの方から情報提供をいただきました。各企業から「コミュニケーション支援」、「メンタルケア」などについて、具体的な意見が出ました。

【アンケートから】

1対1、1対2等とても手厚い指導を感じました。就職してからは、同じ対応は難しいと思うのでそのギャップを埋めるような支援の必要性を考えていきたいと思いました。

授業時に生徒の発言が少ないと感じました。間違っていても良いので積極的に発言する習慣があると良いと思います。

グループトークがとても良かったです。企業の方々は、たくさん話せて良かったと思います。特に障害を持つ方が、自分の居場所を職場で見つけられることが定着につながることを改めて感じました。

 

 当日は、お忙しい中、参加していただいた方々、大変ありがとうございました。今年度の午後の協議会につきましては2つのグループに分かれての話し合いとなりました。具体的な状況に応じた多くのご意見をいただき今後の指導に生かしていきたいと考えております。