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カテゴリ:連絡・報告事項(高等学校)

「海外グローバル研修」課題研究発表コンテスト

2月24日(土)に佐野市文化会館に於いて「平成29年度『海外グローバル研修』課題研究発表コンテスト」を行いました。附属中学の代表3団体と、高校の8団体の計11団体が発表を行いました。なお、中学は日本語での発表で、高校は英語での発表でした。また、栃木高校と筑波大学附属坂戸高校の2校がゲストとして参加していただきました。

審査員の方々からご好評をいただき、大成功のコンテストとなりました。以下、発表の様子と結果です。

《校長挨拶・栃木県教育委員会挨拶》

  

《司会を務めた高校3年生のシーマン太羅ダグラスくんと、岩崎朱里さん》

 

~附属中3年「シンカゼミ」代表班~

《①国家から読み取る各国の国民の想い・②読書のすすめ》

 

《③秋山川の環境調査》

~高校1年:課題研究発表コンテスト~

《①空き屋の活用・②「意外な地域資源」で地域を活性化》

 

《③水の危機・④外国籍児童・生徒が学びやすい教育の場とは?》

 

《⑤スポーツで地域活性化・⑥小学生の放課後学習の現状とこれから》

 

《⑦特産品で立ち上がれ!・⑧小学生のための心の教育》

 

~先進校の模範発表~

《①栃木高校・②筑波大学附属坂戸高校》

  

《コンテストの審査結果の発表・表彰・講評・閉会》

1位:⑥小学生の放課後学習の現状とこれから

2位:⑧小学生のための心の教育

3位:②「意外な地域資源」で地域を活性化
特別賞:⑤スポーツで地域活性化

Best Presenter:新井康平

Excellent Presenter:古橋愛唯・須藤彩・杉江悟・須藤聖奈・荻野竣右・大芦さくら・松澤あさひ

 


 

《集合写真》


春の息吹

 2月7日(水)には、高校の特色選抜がありました。受検生のみなさん、お疲れ様でした。
 
 高校3年生の生徒たちは、それぞれの進路に向けて最後の追い込みをがんばっています。他の生徒たちも、進級にむけてそれぞれが努力しているところです。
 校庭に目を向けると、木々たちも、花を咲かせたり、新芽をつけたりと、春の息吹を感じさせてくれています。校門を入ってすぐのしだれ梅は、ずいぶんほころんできました。
 春は、もうすぐそこまで、来ています。体調管理に注意して、それぞれの「春」をめざし、がんばりましょう。   

栃木高校SSH成果発表会参加

 1月27日(土)に、本校の科学部、SGHクラブ台湾班、SGHクラブ水俣班の3団体が、栃木高校SSH成果発表会で発表をしてきました。
 科学部は、今年度の日本学生科学賞で「読売理工学院賞」に輝いた「栃木県産有尾目の遺伝的多様性」の発表をステージで行いました。来場者から質問が複数あり、関心の高さを窺い知ることができました。
 SGHクラブ台湾班、SGHクラブ水俣班はともにポスター発表を行いました。こちらも来場者からのたくさんの質問があり、本校のSGH活動への関心の高さを窺い知ることができました。発表者の皆さん、大変お疲れ様でした。
《科学部代表3名によるステージ発表》
 

 
《SGHクラブ台湾班・SGHクラブ水俣班》
 

大学入試センター試験始まる!

平成30年1月13日(土)、大学入試センター試験の1日目が行われました。
本校生の受験会場は、足利工業大学です。

大学の正門前では、例年、朝早くから、各高校や塾の関係者が受験生の激励を行っています。本校は、スクールカラーのグリーンの地に「旭城健児」「佐野高等学校」と白抜きされた「桃太郎旗」を掲げ、3年の担任団を初め、校長や教頭、進路指導部の先生方が受験生の応援に駆けつけました。
受験生たちは、「健闘を祈る」箱から、お菓子とともに「運」をつかみ取り、正門から受験場へと元気に向かっていきました。

会場に一番乗りの3人です。



本日は、地歴公民・国語・外国語の試験、明日は、理科・数学の試験が行われます。

本校生の健闘を祈ります。


第8回全国高等学校選抜スポーツクライミング選手権大会出場

平成29年12月23日(土)・24日(日)に埼玉県加須市民体育館において行われた第8回全校高等学校選抜スポーツクライミング選手権大会に2年生の茂呂居岳人君と1年生の三木悠史君が栃木県体表として出場しました。全国42都道府県から男子111名、女子85名が出場しています。

初日の予選では、茂呂居君はルート2(B壁)は途中まででしたが、ルート1(A壁)は巧みに一番上まで登り、17位で予選を通過しました。三木君は健闘しましたが、63位で予選通過はできませんでした。

2日目、準決勝に臨んだ茂呂居君は順位を1つ上げましたが、惜しくも決勝進出はなりませんでした。しかし、同一校の上位2名の成績で競う団体順位では2人の健闘により佐野高校が6位入賞を果たすことができました。入賞おめでとうございます。


       加須市民体育館 および 入場行進
 
    茂呂居君        三木君      三木君と茂呂居君

愉快なクリスマスコンサート2017

2017年12月24日(日)佐野市子どもの国で「愉快なクリスマスコンサート2017」が行われました。佐野市内から、佐野松桜高校(ハンドベル)、佐野東高校(吹奏楽、以下同じ)、佐野日大高校、青藍泰斗高校が参加し、各学校30分ずつ、演奏を行いました。佐野高校からは、中学生38名、高校生21名の計59名のメンバーが参加しました。

 佐野高校の1曲目は「銀河鉄道999アレンジバージョン」で、最初に、各パートの紹介が行われました。パートごとに最前列で演奏し、それぞれ大きな拍手を受けていました。
 
 
 
 


続いて、野原悠以さん(高2-1)と稲原優衣さん(高1-3)の司会で、楽しいショーが始まりました。


2曲目は、光GENJIの「パラダイス銀河」。男子部員10名によるダンスが行われ、小さなお子さんたちは大喜びでした。柴一稀君(高1-2)のソロボーカルと須藤聖奈君(高1-2)のクラリネットの伴奏がとても新鮮でした。


3曲目は、ピンクレディの「UFO」。この演奏にも男子部員のダンス付きで、振りもきっちり揃っていました。小さいお子さんのお父さん、お母さん世代にとっては、懐かしい選曲です。


4曲目は、「アンパンマンマーチ」。会場には、アンパンマン、食パンマン、カレーパンマンが登場しました。おなじみの曲の後半からは、3人から客席の子どもたちに、キャンディのプレゼントがあり、子どもたちの興奮は高まりました。


5曲目は、嵐の「Happiness」。嵐の5人の女子メンバーが登場し、ダンスで曲を盛り上げました。
 


6曲目は「ほたるの光」。この曲が流れると、「えっ。もう終わりなの?」という空気が流れ、「もっと聞きたい」という気持ちが会場全体に広がっていきました。

そんな気持ちに応えて、アンコールで演奏されたのは、フィンガー5の「学園天国」。司会から、曲名がアナウンスされると、年配のお客さんから「やったー!」という雄叫びが上がりました。もう大喜びですね。嵐で登場した5人の女子メンバーが、大きなサングラスをかけて踊り出すと、最前列で聴いていた男の子は、楽しくなってしまい、一緒に踊りだしました。


クリスマスにふさわしい、とても楽しい演奏の連続で、小さい子どもたちから年配のお客さんまで、大満足の30分間でした。
多くのお客さんたちから「すごく良かった!また来年も来てください。」というお褒めの言葉をいただきました。ありがとうございました。


部長:田中しのさん(高2-3)「本当にたくさんの方に来ていただいてありがとうございます。高2にとっては最後のクリスマスコンサートでした。今回は、男子部員が増えて、今までできなかったことができました。演奏は、練習の時よりもしっかり合わせることができ、お客さんだけでなく自分たちも楽しむことができました。とても良いクリスマスコンサートだったと思います。」

宇都宮大学附属図書館シンポジウム

11月18日(土)に、宇都宮大学附属図書館シンポジウムが宇都宮大学で行われ、本校生徒であるSGH研究班の1年1組新井康平君と須藤悠希君が本シンポジウムのプログラムの一つであるパネルディスカッションのパネリストとして参加しました。


《シンポジウムのプログラム》
 ~田中正造-その社会活動の現代における意義


1.開会の挨拶

2.足尾銅山鉱毒事件の概要説明
  高際澄雄(宇都宮大学国際学部 名誉教授)

3.基調講演
  講師:赤上   剛(渡良瀬川研究会顧問)
      「”一身以て公共に尽す”を生涯実践し続けた田中正造」
4.パネルディスカッション 
       コーディネーター:高際澄雄

  パネリスト:赤上   剛(渡良瀬川研究会顧問)
        高橋俊守(宇都宮大学地域デザイン科学部 教授)
        高橋若菜(宇都宮大学国際学部 准教授)
        新井康平(佐野高校SGHクラブ研究班)
        須藤悠希(佐野高校SGHクラブ研究班)
5.質疑応答及びまとめ

 本シンポジウムは、「田中正造―その社会活動の現代における意義」というテーマで開催され、本校SGHの構想である「地域貢献から世界の社会課題解決を目指す『田中正造型』グローバルリーダーの育成」との共通性があるものでした。

 研究班の2名は、基調講演終了後にパネルディスカッションに参加し、シンポジウムの感想及び今後自分たちにできることについて堂々と話をしました。


《1年 新井康平

教科書で田中正造のことについては学んでいたが、自分が小学生のときに受けた印象とは異なる。歴史の学び方が事実を知るだけでは足りない。その奥底にある人々の思いを感じるくらいつっこんでいかないといけない。中学時代にも田中正造について学んだが、やはりそこでも田中正造という人物像にせまるものではなかった。勉強の仕方に工夫をする必要性を感じる。自分にできることは何かを考えると、やはり政治に関心をもって投票に行くことが大事だと感じる。。政治の在り方について今後もしっかり考えていきたい。またしっかりと自分の意見を言うことの大切さを感じた。
《1年 須藤悠希》
 
シンポジウムに参加することによって、自分の知らないことを聞くことができて良かった。田中正造という今は全国で名が知られる存在でも、元はその時代の一般的な人だったという話を聞き、自分たちもグローバルリーダーになることができると感じた。また、色々な人が政治に関わっていくことが大事だと感じた。全世代の人が政治に関わることができるような社会を目指して、今からでも活動していきたいと感じた。
 
 
 新井君は「私は専門家ではありませんが、これまでの先生方のお話を聞いて、感じたことや自分の考えを話します。」と落ち着いた態度で話し始めました。淡々とした語り口でしたが、一言ずつ言葉を選び、自分の言葉で伝えました。100名近くの聴衆は次第に引き込まれていき、最後は割れんばかりの大きな拍手に包まれました。続いて発言した須藤君は、さらなるプレッシャーの中、自分たちがSGH活動で体験したことは、田中正造が目指してきたものとつながっていることを明確に伝えてくれました。こちらも新井君に負けず劣らず、大きな暖かい拍手をいただきました。シンポジウム終了後、講師やパネリストの先生方から、よく頑張った、とお褒めの言葉をいただきました。パネリストの一人である高橋若菜先生は、「隣で聞いていていて、涙が出そうだった。」とわざわざ伝えに来てくれました。本校生の姿に感動するとともに、とても誇らしく思いました。おそらく、本校生のすばらしさを多くの方々が感じてくれたと思います。そして、何よりも彼ら2人にとって大変貴重な体験になったことでしょう。このようなシンポジウムに佐高生を参加させてくださった関係者の皆様に感謝いたします。大変ありがとうございました。

高校生による佐野小学校出前授業~環境教育~東京農工大との高大連携②

11月10日()、午前中4時間を使って、SGH課題研究の一環として、高校1年生14名が小学生に環境教育の授業を実践しました。国立東京農工大学佐藤敬一先生、大学生との高大連携の取り組みで、小学校で実践する授業です。

10月20日(金)に引き続き、2回目の実践になります。前回と同じく佐野小学校4年1組、4年2組におじゃまして授業実践しました。生徒は計画を練って授業の構成を考え、練習を重ねて本番に臨みました。授業を実践した生徒も良い勉強になったことと思います。
 

 
 
 


授業紹介<高校2年古典 鴻門之会>

 早めに内容読解が終わり、多少時間に余裕ができたので、生徒に鴻門之会の一場面を演じてもらうことで、登場人物の心情理解を深めてみました。6~7人グループで配役を分担し、さらに、ナレーター、インタビュアーも設けました。グループ内で登場人物の心情の共通理解を図り、台詞の読み方、演技を考えさせました。寸劇の最後に、各登場人物にインタビューを行い、場面場面での気持ちや考えを語ってもらいました。班ごとにいろいろな解釈を試みることにより、作品理解が深まりました。

1学年・領域別中間発表会@宇都宮大学

11月3日(金)、宇都宮大学にてオープンキャンパス参加を兼ねて「1学年の領域別中間発表会」を行いました。佐野高校のSGH構想図にある以下に示す6つの領域に分かれて、大学の先生や大学生のご協力をいただき、本校の1年生が発表を行いました。

《領域1:災害・公害からの復興》《領域2:自然・生命(医療)》
 

《領域3:持続可能な食糧・エネルギー・水》《領域4:まちづくり・コミュニティ》
 

《領域5 環境と経済・法律》《領域6 教育・人権・文化》
 

班によっては、昨日遅くまで残って準備を行い、今日の本番に臨みました。一つの班ごとに活発な質疑応答がなされ、さらにご協力いただいた大学の先生と大学生からも、今後の研究のアドバイスや発表の仕方など、貴重なご意見をいただくことができました。今回の大学での発表は、生徒にとって貴重な経験となったに違いありません。

ご協力いただいた宇都宮大学の先生方、まだ学生の皆さま、大変ありがとうございました。