2学年より

被爆体験伝承講話

10月24日(木) 6・7時間目に講堂で、広島から被爆体験伝承者の講師をお迎えしてお話を伺いました。

講師の東野真理子さんは母である竹岡智佐子さん(ちーちゃん・当時17歳)の体験をお話してくださいました。

生徒感想より(抜粋)

「…アンネフランクの伝記を読み戦争の悲惨さを学んで以来、知識を深めたいと考え、さまざまな角度から「戦争」を学び、その度に自分のできることを考えてきたつもりです。しかし、実際に話を聞くのとでは大きく異なるのだと今日改めて痛感しました。……約1か月後平和記念公園を訪れた際には、今日のことを思い出し、様々なものを五感で感じたいと思いました。……」

「……オランダの議員さんが東野さんに告げた言葉を聞いた時、私ははっとしました。福島県を訪問した際に出会った、東日本大震災で家族を亡くした少年の言葉を思い出しました。「忘れないでほしい」と。……「戦争をこの世からなくすことが平和につながる。」と口では簡単に言えるかもしれません。でも、「真の平和」は人から人へ受け継いでいかなければ忘れてしまうと私は思います。真理子さんのように、平和の種をまいて下さる人がいるから、真の平和を考えることができるのだと、実感しました。……私も、多くの仲間や、海外の友人に、東野さんに聞いたことを話したいを思いました。」