進路指導部行事報告等

進路指導部より

栃女生のみなさん、緊急事態宣言の延長で、残念ですが、5月末日まで休校が続くことになりました。年度当初の大切な時期に学校に通えず、不安や心配な日々を過ごしているかもしれませんが、この逆境に負けてはいけません。乗り越えるしかありません。米国大学のバスケットボール部コーチが不平不満をこぼす選手に、「できないことに気を取られずに、できることをやりなさい」と言った言葉は有名です。 学校が再開できるまで、栃女生のみなさんは将来の夢の実現に向けて、毎日やること、やらなければいけないことがあるはずです。

 

3年生のみなさんは大学受験のことがどうなるのか、情報が少なく、また一部の英語民間試験が中止や延期になっていて、不安と心配でストレスがいっぱいだと思います。ただ、大学も正常化できない現在、オンライン授業や学生支援のことなどが優先されていますので、入試のことは後回しになっているのが現実です。6月以降には具体的な入試概要がわかるはずです。また、先月末、文科省は総合型選抜(旧AO入試)と学校推薦型選抜(旧推薦入試)の日程を後ろ倒しにする検討を開始したようですから、新しい情報がわかり次第、みなさんにお伝えいたします。もし休校中に大学入試や進路に関して質問がありましたら、進路室に電話をしてください。

 

最後に、毎年5月中旬には「進学資料」を在校生に配布して、例年、在校生が一番読んでいるページが先輩方の合格体験記でした。手元に届くまで、今日から栃女先輩方のメッセージを抜粋して、在校生のみなさんにHPで定期的に発信します。休校が長引き、モチベーションを保つのが難しい今、先輩の言葉を参考に、そして励みにして学校再開の日まで頑張ってください。

 

・茨城大学教育学部進学

<1,2年の時の勉強>

 部活がある平日は3時間、休日は午前中に部活があって、そのあと疲れて寝てしまっていたので6時間勉強していました。(中略)英語と数学に力を入れて勉強していました。

<3年の時の勉強>・・・平日は6時間、休日は起きるのが苦手だったので10~11時間集中して勉強していました。

 

・筑波大学理工学群進学

<受験期にやってよかったこと>・・・1.計画をする

まず、自分の夢や将来やりたい事、行きたい大学、模試での目標点、そのために自分が使う教材の順にノートに書き起こしてから、年、月、週で科目別に計画を立てていました。でも、目標が高すぎたり、詰込みすぎたりすると自分がパンクしてしまうので、無理のない範囲で“継続的に”進められる計画を立てることが効率的だなと感じました。もちろん計画通りに行かないこともたくさんあって、へこんだ時もありましたが、粗方計画を立てておくと今日やらなくてはいけないことがはっきり分かり、集中して勉強する助けになったと思います。また、月ごとや週ごとに小さな目標を作って友達や家族に言ったりしたことも良かったなと思います。