栃女SPP(~H26)

平成26年度 栃女 SPP生物 活動報告⑤

12月13日(土)に、中庭で育てた稲3品種の食べ比べ栄養生殖の実習を行いました。

稲3品種の食べ比べでは、まず籾をすり鉢とソフトボール,うちわを使って取り除きました。これがなかなか大変でした。1グループ6人程で1時間以上かかりました。次に精米です。ここからは人力ではなく機械で行いました。人力で精米するならば、瓶に入れて木の棒なんかでシャカシャカ突くそうです。それで何十分もかかってしまうところを、たった3分ほどでやってしまう精米機がとても素敵に見えました。そして炊飯です。これも鍋でやると、火加減や蒸らす時間や気が抜けませんが、炊飯器ならボタン1つです。炊けたご飯はどれもおいしかったです。強いて言うならば、他と比べてアサヒノユメは甘く、また、トチギノホシはお米の味が強い感じがしました。

  


午後になってからは、目白大学の大出先生に来校していただき、OGでもある先生から植物の生殖方法について説明を受け、中でも無性生殖の株分けを実践してみようということで、正門の花壇にあるパンパスグラスなどの株分けに挑戦しました。途中、応援に来てくれる様々な方がいらっしゃいました。パンパスグラスの根は想像以上に強く、掘り起こすのも大変でした。その後の根を分ける作業も大変でした。その後一部は元に戻し、他は昇降口の前に移植しました。また、3色のチューリップの球根を植えたりもしました。

  

  


これで、本年度のSPP生物は終了となります。将来のことを真剣に考える上で、今回のことは非常にためになりました。実際に様々な実験,実習を行ったことで、見学しただけではわからないようなことが見えてきました。自己実現,進路実現に向けてより一層全力を尽くしたいと思います。ありがとうございました。