機械科紹介

学校設定科目「伝統技法」~天明鋳物の製作と概要~

学校設定科目「伝統技法」~天明鋳物の製作と概要~

  今年度実施した「伝統技法」について報告いたします。
  (機械科2年1組 二瓶 雅貴、本田 脩人、森 敬吾、山口 諄 、機械科2年2組 小林 優斗、内藤 智輝)

1 目的

 伝統工芸品が、工業製品として産業の発展に大きな役割を理解するとともに、伝統文化に対する

理解と興味・関心を高め、その製作をとおして、伝統技法の基本的な知識と技能を習得する。

2 実習先
 栗崎鋳工所

3 会社概要   
 ・鉄・銅合金・アルミニウム等による鋳造業として天明鋳物の技と心を今に伝え、伝統工芸品として

  だけでなく、現代のライフスタイルにもマッチした商品づくりや販売をしています。
 ・商品(朱銅花瓶・香炉、天明鋳物、朱肉入印鑑入、ベーゴマ、タイ焼き機等)

4 指導者
  栗崎 二夫 氏 (栗崎鋳工所)
5 担当教員
  印波 勉 機械科長
6 日程
  第1日 7月29日(金) 佐野市郷土博物館見学及び市内見学
                  授業の概要説明      (栗崎鋳工所)       
  第2日 8月 4日(木) 原型デザイン、原型製作 (本校)
  第3日 8月 5日(金)  原型製作           (本校)
  第4日 8月10日(水)  鋳型製作、鋳込み作業  (栗崎鋳工所)
  第5日 8月25日(木)  鋳ばり除去、手仕上げ作業(本校)

7 時間 

  8:30~16:30(1日 7時間×5日間 計35時間)

8 感想
 ・表札の製作を通して天明鋳物の伝統技法に接することができ、学校の実習では体験することが
  できないこいとを経験することができ、楽しく充実した時間を過ごすことができました。
 ・木型製作では細かい作業が多く苦労しました。栗崎鋳工所での鋳型造りでは、丁寧に指導して
  いただき、失敗しないようにと緊張しましたが、鋳込み・仕上げ磨きをして完成したときには達成感
  を感じました。

9 実習風景
 原型の製作 鋳型の製作
           原型の製作                      鋳型の製作
 作業風景 鋳込み

           作業風景                         鋳込み
 生徒作品① 生徒作品②
           生徒作品①                      生徒作品②
 生徒作品③                      生徒作品③ 生徒作品④
           生徒作品③                      生徒作品④

機械科3年1組工場見学について

◇機械科3年1組工場見学について

 6月10日(金) 9:20~15:15 機械科3年1組41名が工場見学で、「古河産機システムズ株式会社小山工場」と
GKNドライブラインジャパン株式会社」を見学してきます。

機械科3年2組工場見学について

◇機械科3年2組工場見学について

 6月10日(金) 8:30~15:45 機械科3年2組40名が工場見学で、「株式会社大協精工佐野羽田第一工場」と
新明和工業株式会社佐野工場」を見学してきます。

課題研究発表会(機械科1組)について

◇課題研究発表会(機械科1組)について

 1月27日(木) 第5,6時限 機械科2年1組,3年1組対象の「課題研究発表会(機械科1組)」が行われ、
課題研究」で1年間学習した内容が発表されました。

◇課題研究発表会

 Ⅰ 開会のことば
 Ⅱ 学校長挨拶
 Ⅲ 発表
  1 溶接を中心とした製作
  2 テーブルの製作
  3 資格取得
  4 コイン選別機の製作
  5 シ-ケンサーを使った制御
  6 作業台の製作
  7  技能検定3級(普通旋盤作業)の取得(+小学校の教材・教員修理)
  8 LEGOを用いたロボットの研究   
 Ⅳ 閉会のことば

 課題研究発表会① 課題研究発表会②

課題研究発表会(機械科2組)について

◇課題研究発表会(機械科2組)について

 1月22日(金) 第5,6時限 機械科2年2組,3年2組対象の「課題研究発表会(機械科2組)」が行われ、
課題研究」で1年間学習した内容が発表されました。

◇課題研究発表会

 Ⅰ 開会のことば
 Ⅱ 教頭挨拶
 Ⅲ 発表
   1 技能検定3級(普通旋盤作業)の取得  
   2 キックボードの製作 
   3 LEGOを用いたロボットの製作 
   4 電気自動車の製作  
   5 マイコンカーの製作  
   6 学校内の整備  
   7 福祉機器の製作
   8 ストーブ用台車の製作と教材・教具提供
 Ⅳ 閉会のことば

 課題研究① 課題研究②

ジャパンマイコンカーラリー2016北関東地区大会について

ジャパンマイコンカーラリー2016北関東地区大会について

 12月6日(日) 宇都宮工業高等学校において「ジャパンマイコンカーラリー2016
北関東地区大会
」が開催されました。
 本校から、BASICクラスに、機械科3年2組「課題研究」で制作したマイコンカー
2台が参加いたしました。
 結果は以下の通りです。

※製作者 機械科3年2組 黒須  巧 君、中村 慎太郎 君、野澤 柾人 君
※結  果 マシン名「Yorktown」  記録 26秒52 31位/78台中
                マシン名「Weakest」   記録 27秒40  33位/
78台中

ホブ盤の更新について

◇ホブ盤の更新について

 10月27日(火) 機械科実習棟手仕上げ実習室老朽化した「ホブ盤」が更新されました。
 「ホブ盤」は、歯切り盤の一種で、ホブと呼ばれる刃物を回転させながら歯車等の歯切り加工(切削
によって作出する手法)を行う工作機械です。

 今回の更新されました「ホブ盤」の特徴として、「高精度高効率CNC制御」や「データ入力による
ウォームホイル等の自動サイクル加工が可能」などが挙げられます。

新しくなったホブ盤
  新しくなったホブ盤をご覧ください。大切に使っていきたいと思います。 

 ホブ盤 研修の講師
          設置されたホブ盤                ホブ盤研修の講師 
 研修中 切削の様子
      機械科職員対象研修会の様子            切削の様子      
              

学校設定科目「伝統技法」~天明鋳物の製作と概要~

学校設定科目「伝統技法」~天明鋳物の製作と概要~

  遅くなりましたが、今年度実施した「伝統技法」について報告いたします。
  (機械科2年1組 稲葉 唯斗 、機械科2年2組 猪野 照高大内 笙五月女隼也)

1 目的

 伝統工芸品が、工業製品として産業の発展に大きな役割を理解するとともに、伝統文化に対する

理解と興味・関心を高め、その製作をとおして、伝統技法の基本的な知識と技能を習得する。

2 実習先
 栗崎鋳工所

3 会社概要   
 鉄・銅合金・アルミニウム等による鋳造業として天明鋳物の技と心を今に伝え、伝統工芸品として

だけでなく、現代のライフスタイルにもマッチした商品づくりや販売をしています。
 ・商品(朱銅花瓶・香炉、天明鋳物、朱肉入印鑑入、ベーゴマ、タイ焼き機等)

4 指導者
  栗崎 二夫 氏 (栗崎鋳工所)

5 担当教員
  片岡 史男 機械科長
6 日程
 第1日 7月31日(金) 佐野市郷土博物館見学及び市内見学
                授業の概要説明      (栗崎鋳工所)       
 第2日 8月 6日(木) 原型デザイン、原型製作 (本校)
  第3日 8月 7日(金) 原型製作          (本校)
  第4日 8月21日(金)  鋳型製作、鋳込み作業  (栗崎鋳工所)
  第5日  8月24日(月)  鋳ばり除去、手仕上げ作業(本校)

7 時間 

 8:30~16:30(1日 7時間×5日間 計35時間)

8 感想
 ・糸のこ盤を使った原型製作から楽しく実習をすることができました。特に砂から取り出された鋳物

を磨き、完成が近付くにつれ、作品の出来栄えに感激しました。
 ・炭酸ガスを使ったガス型など、学校の実習とは少し違う鋳造法を行うことができました。また、

模型を抜き取るのに大変苦労しました。鋳物はひとつひとつ形が異なるため、臨機応変に作業が

できないといけないことが分かりました。

9 実習風景

原型の製作 鋳型の製作 
        原型の製作                         鋳型の製作                    鋳込み

学校設定科目「伝統技法」について

◇学校設定科目「伝統技法」について

1 学校設定科目「伝統技法」の導入    

 本県には、世界遺産である日光を代表とする伝統的建築物をはじめ、天明鋳物益子焼など、地域で
受け継がれてきた「伝統技術」が数多くあります。
 本校では、生徒に「天明鋳物」についての専門家の講演や実践的指導を通して、伝統技術の特徴や
特性を理解させるとともに、製作を通して伝統技術を習得させることと、地域の歴史や伝統文化への
関心を高め、引いては郷土を愛する心を育むとともに伝統技術を継承する態度を育てることを目的に、
学校設定科目「伝統技法」を設定しています。

2 授業内容

 ・佐野市観光協会や佐野市郷土博物館等に協力を依頼し、主に天明鋳物に関する歴史学習や伝統
工芸品の見学します。
 ・佐野市鋳物工業組合所属の栗崎鋳工所様の伝統工芸技能者の方から、天明鋳物の技術指導を
受け、作品を製作します。


3 平成27年度の授業計画

 【第1日】
 7月31日(金)9:00~16:30
 ・佐野市郷土博物館見学及び佐野市内見学
 ・栗崎鋳工所にて授業の概要説明
 【第2日】
 8月6日(木)9:00~15:30
 ・栃工高鋳造工場にて原型デザイン及び原型製作
 【第3日】
 8月7日(金)9:00~15:30
 ・栃工高鋳造工場にて原型デザイン及び原型製作
 【第4日】
 8月21日(金)9:00~15:30
 ・栗崎鋳工所にて鋳型製作及び鋳込み
 【第5日】
 8月24日(月)9:00~15:30
 ・栃工高手仕上げ工場にて、鋳ばり除去及び手仕上げ、まとめ


4 教育課程上の位置づけ

 ・学校設定科目、2学年の選択科目、1単位として設定
 ・今年度は、夏季休業中に集中授業として実施

5 過去の製作品
 伝統技法の過去の製作品の写真
6 平成22年度 学校設定科目「伝統技法」報告書
 参考に、平成22年度学校設定科目「伝統技法」の報告書を添付いたしますので、ご覧ください。  

 
     平成22年度学校設定科目「伝統技法」