日誌

「ふれあいじんけんフォーラム」に参加してきました!

  129()に、高根沢町町民ホールにて、塩谷南那須地区教育委員会連合会主催の「ふれあいじんけんフォーラム」が開催されました。
最近は、リモートでの開催やYouTubeでの配信が主になっていた講演会でしたが、今回は会場に出向いての開催ということで、楽
しんで参加してきました。

 
今回の題目は、子供の人権(権利)について。

「子供の人権(権利)」と聞いても、初めはピンと来ず、何についてお話しくださるのだろうと思っていました。

今、日本でも問題視されている、子供の貧困、虐待、不登校、そして自死。こういった問題は、子供の人権(権利)が守られないことによる結
果であり、命が守られる権利があるということをもっと広く認識する必要がある、というお話でした。

  こう話すと、なんか小難しい話だなぁと感じる方もいるかと思いますが、私がこの講演で感じたのは、子供も大人も同じひとりの人間である、
ということです。子供だから大人(親)の言うことやることに従わなければならないということではなく、自分の意見に従って動いていいし、大人
(親)は子供を従わせたり、逆に何でも受け入れたりするわけではなく、子供の意見も自分の意見も同じように尊重しようというお話でした。と
ても、当たり前で、でも実践するのは難しいなぁと感じました。
先日、中学3年の保護者会で伺った自立と自律の話とどこか似ている内容の部
分も多く、そのように受け取っている自分を見て、保護者としての立ち位置がちょうど「親離れ子離れ」の時期なんだなぁと感じました。

  また、「子供は未来の担い手ではなく、今現在の担い手である」ともおっしゃっていて、確かに将来支えてくれるのは子供たちという論調が多
いなか、いま、私たちを支えてくれているのは、子供たちだなぁと改めて当たり前のことに気づかされた、とても有意義な講演会でした。