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【PTA】体育大会をPTA情報部が取材してきました!
2025年5月28日(水)に矢板東高等学校・同附属中学校の体育大会が開催されました。今年のスローガンは「一瞬にかけろ 一生の思い出」。わたしたち情報部は、毎年恒例の1週間前から1日5回ウェザーニュースをチェックする日々を送りました。なぜなら、去年は雨で日程が変更になったからです。今回は、当日の朝に晴れました!(心の声:やった!!)お昼休みに情報部のみんなで食べようと思い用意していたおやつやジュースを保冷バッグに詰め、カメラ片手に心弾ませ、いざ会場へ向かいました。
前日の夜、雨が降ったので少ししっとりとしたグラウンドに、美しい白線。なんとこの白線、当日試合前のサッカー部のみなさんがこころを込めて引いてくれました。この事実を校長先生から聞いて、わたしは温かい気持ちになりました。素敵な学校、チーム矢東。
観覧希望の保護者の方がたくさんいたので、駐車場誘導をPTAから4名の方に協力していただきました。お子さんやご自分のお弁当の準備などで大変なのに、朝早くから本当にありがとうございました。もう一回言いますね、素敵な学校、チーム矢東。
校長先生のあいさつ
天気に恵まれて大変嬉しく思っています。これまで準備をしてくれた体育大会実行委員、生徒会、体育委員会のみなさん、ありがとうございました。事務室の公仕の方々もこの日のために周りの芝生を刈って、みんなで環境を整えてくださいました。感謝の気持ちを忘れずに、今日は競技をしてほしいと思います。
また、保護者の皆様にも朝早くからお越しいただき、ありがとうございました。生徒たちのいきいきとした姿を見ていただければと思います。今年度初の中高一貫の大きなイベントになります。中学生は高校生の力強さを、高校生は中学生の真面目に取り組む姿を理解し合って、良い一日にしてほしいと思っています。…とは言え、今日は紅白を二つに分けた戦いです。お互いのプライドをかけて全力で競技をしてください。昨日の宇都宮ブレックスのように最後まで諦めなければ、良い結果が舞い込んできます。最後まで全力で取り組んでください。熱中症や怪我に十分注意してください。それでは、一瞬に全力を注いで、一生の思い出になる大会にしていきましょう。
体育大会実行委員長あいさつ
いよいよ体育大会当日です。右も左も分からない状態でたくさんのご迷惑をお掛けしましたが、副委員長をはじめとした体育大会実行委員のみなさん、体育委員・生徒会のみなさんに協力していただいて、今日を迎えることができました。ありがとうございます。生徒主体とは言え、先生方からたくさんのご助言をいただき、陰でたくさん支えていただきました。わたしは委員長を務めることが初めてで、いろんな人に支えていただき、準備を進めることができました。学校全体で力を合わせて、日頃の疲れが吹っ飛ぶような楽しい体育大会にしたいと思います。困ったときは助け合う、チーム矢東を発揮していきましょう。「一瞬にかけろ 一生の思い出」のスローガンのもと、一瞬一瞬に全力を出し、いろいろなことを学び思い出に残る体育大会にするため、ご協力をお願いします。
選手宣誓
高校生徒会長:宣誓!…の前に、ハチマキどうしたんですか?(附属中生徒会長、ハチマキつけておらず)
附属中生徒会長:持ってますよ?
高校生徒会長:持ってます?何組ですか?
附属中生徒会長:紅組です。
高校生徒会長:あ、紅組?!
附属中生徒会長:先輩は?
高校生徒会長:実は…。僕も…、紅組なんですよ。(気まずそうな表情)
高校生徒会長:これさ、紅組同士での選手宣誓は、さすがに、あかんでしょ?
~会場、大爆笑~
高校生徒会長:とりあえず、選手宣誓しよっか!でも、僕、カンペないと選手宣誓を完璧にできない…。
高校生徒会長:カンペどこかな?(探す素振り)
高校生徒会長:あ!来た来た!!(予想を遥かに上回る大きさのカンペ登場。会場、大爆笑)
附属中生徒会長:宣誓!我々生徒一同は今まで練習してきた成果を十分に発揮し、疲れたときは一旦休憩し、そのあと全力で戦い、次の日に筋肉痛になることを誓います!
~会場、大爆笑~
高校生徒会長:保護者のみなさん!みなさんの応援がわたしたちの力になります!お子さんが活躍している時はもちろん、そうでない時も、わたしたちと一緒に体育大会を盛り上げてください!保護者のみなさんも今日一日全力で応援をして楽しんでください!
附属中生徒会長:紅組と白組、どちらの組も元気に楽しく競技に取り組み、怪我のない体育大会にすることを…
高校生徒会長と附属中生徒会長:誓います!!
~大きな拍手~
…いやぁ、空気作りますね。会場の雰囲気、一気に変わりました。笑わせていただきました。
① クラス対抗リレー(予選)
プログラムナンバー1番、高校生のクラス対抗リレー予選。決勝に進む為には3位以内に入らなければならないという緊張の中、負けられない戦いがスタートしました。気迫のこもった走りに全校生徒がトラックの周りを埋め尽くし熱い声援を送る姿が印象的です。その本気の走りに取材班も圧倒されました。感動をありがとう!
② On your mark 徒競走
中学生になって初めての体育大会。初々しい1年生が先輩たちの声援を受けて全力で走りぬきました。転んでもすぐ立ち上がり全力で走り出す姿に逞しさを感じました。
③ 障害物競走
今年の障害物競走は「ぐるぐるバット」、「おたまでピンポ玉運び」「ネットくぐり」に「借り物」。中学生高校生一緒にスタート。ぐるぐるバットは目が回り真っすぐ走れない。おたまでピンポン玉を運びバトンタッチ。次の走者はネットをくぐり最後はお題の借り物。指示が難しい!「外国のお金持ってる人〜」って持ってる人いたの!?借り物がスムーズに行くかどうかで勝負が決まる!?
④ 綱引き
各クラスから力自慢を集めたこの競技。選手入場と同時に声援が上がった今年は、中高合同の男子と女子のチームで結成されました。ピストルの音と同時に1本の綱を引っ張り合い、掛け声とともに力いっぱい綱をたぐりよせ、勝敗が決まると会場は大きな歓声で盛り上がりをみせていました。3本勝負で、今年は男女ともに全戦紅組が勝利!練習なしの一発本番で挑んだこの競技ですが、両組の団結力は綱引きの綱のように切れることなく、みんなで力を合わせて戦う
ことを楽しんでいる姿がとても印象的で、多くの人を魅了していました。
⑤ クラス対抗大縄跳び
高校3年生。学校生活最後の体育大会です。何度も失敗しますが、クラスで大きな声を掛け合って、最後の1秒まで諦めない!そんな、一生懸命に元気に跳ぶ姿が、とても印象的でした。
⑥ チーム対抗リレー ~紅白で魅せろチーム力~
リレーのバトン渡しのコツはタイミング!
どのチームも、次の走者に繋げるために必死です。
結果は、女子が赤・白・赤・白
男子が白・赤・赤・白。
前に向かって全力で走る姿に、私も勇気をいただきました。
⑦ 応援合戦
各団ともに創意工夫を凝らし、ユーモアを交えながら見応えのある熱戦が繰り広げられました。お互いの勝利を称え合い、チームの士気高揚や団結力を見せてくれたこの競技は、勝敗をつけるものではありませんが、どちらも勝利を導くために練習を重ねた成果が表れていたように思います。また学年を超えた縦の繋がりをつくる応援合戦。指導を通して先輩から後輩へ技術や知識を伝えることで絆を深めることができる競技であり、今後も続けてほしいと願います。最後に握手で締めくくった団長の姿は、心温まる瞬間でした。
⑧ クラス対抗玉入れ
号砲スターターによる合図で一斉にスタートします。チームによっては、投球する人、玉を集める人に分担していました。3年生には、かないません。身長や力の差でしょうか?
⑨ 大玉転がし
自分よりはるかに大きな球を3人で息を合わせて転がします。スタート直前の緊迫した空気の中でも、本部からスタメンの生徒たちの姿はまったく見えません。スタートと同時に大きな球が本部に向かってゴロゴロ転がってきます。カラーコーンでちゃんと折り返せるかが勝負を分ける大きなポイント。制御不能になるチームもありつつ、どのチームもなかなか見事なタマ捌きを見せてくれました!最後は白組がトップでゴールイン!どのチームも大玉に翻弄されつつ、とても楽しそうな笑顔が印象的でした。
⑩ クラス対抗リレー (決勝)
各クラスが協力し、団結力を高め最後まであきらめないという気合が伝わります。
熱い、いや、(感動で胸が)熱過ぎる戦いが終わり、閉会式が行われました。
校長先生のあいさつ
みなさんの良い姿をたくさん見られました、ありがとうございました。白組のみなさん、開会式で言った通り、最後まで諦めないその姿勢が勝利を呼び込んだと思います。紅組のみなさんも前半は非常に頑張ってリードしていましたが、最後は白組の勢いに少し飲まれたところがあったのでしょうか。いずれにしても両方の組が力を出し切った良い体育大会だったと思います。保護者のみなさんもお付き合いいただき、ありがとうございました。生徒のみなさんは、普段は使わない筋肉をたくさん使ったと思います。明日少し体が痛くなるかもしれません、心地良い筋肉痛を楽しみながら気持ちを切り替えて、学校生活をしっかり送ってください。今日はとても良い一日でした。ありがとうございました。
~たくさんの拍手~
体育大会実行委員長のあいさつ
みなさん、お疲れさまでした。体育大会、楽しめましたか?アクシデントもありましたが、大成功してよかったです。明日からの学校も頑張りましょう!!最後は関東一本締めで締めたいと思います。私にならって、手をたたいてください。
よお!!~一本締め~
ありがとうございました!!
~拍手~
仲間がいるって、いいですね。
最後に、テキパキ取材していた情報部のみなさん、ありがとうございました。