日誌

矢東祭 情報部の活動報告 〜彩虹(サイコウ)な夏の思い出〜

9月1日(金)〜9月2日(土)に開催された矢東祭に、情報部は担当制で取材に入りました。待ちに待った開催に胸を躍らせ、フル充電のカメラを片手に…。この2日間は、とにかく走りました。忍者のように上下真っ黒なルックス、ドレスコード?いえ、矢東祭のTシャツを着たかっただけです。※毎年、保護者は矢東祭Tシャツを楽しみにしています。

「今だ!」と思う輝く瞬間を切り抜きたくて、ただそれだけを思って走りました。汗をかき ながら、時には感動で涙しながら…。情報部が感じたことをみなさんにお伝えいたします【華道部~矢東祭のオアシス賑やかな校内で、オアシス的な場所になっていたところがあります。それは、華道部の作品が展示されていた特別教室棟2階です。講師の先生の作品を含め、全7作品が展示されていました。生徒3人で一つの作品を生け、それぞれテーマがありましたのでご紹介します!

かき氷、花火、空、光の三原色、あけぼの、天変地異した夜空

他の部活のようなパフォーマンスはありませんが、それぞれの作品の中に動きを発見することができました。帰りには、ガチャガチャで抽選をさせてもらい、手作り石鹸をいただきました。

ありがとうございました。

また来年も、皆さんの作品を楽しみにしています。

 

 

【演劇部】

「NO DORAMA NO LIFE」

・暑い夏の中、生徒創作のオリジナル演目『おかえり』と『ホラー』。

暑い夏の中、怖いなぁ、ゾクゾクしちゃう、この後どうなるの?と、ドキドキした舞台でした!暑い夏の昼間でしたが、あの時間だけは、まるで、夏の夜の肝試しのような感じを受けました。

・我らが演劇部の創作劇。

 冷蔵庫の中で繰り広げられる氷姫とほうれん草の壮絶なバトル。氷姫の主張する正義とほうれん草の主張する正義。双方が正義を主張して戦う様はまるで現実の国際情勢を風刺しているかのごとき。最後は両者とも冷蔵庫から取り出され、人間の糧になる寸前で幕を下ろす。お互いを尊重しあうことこそが世界平和につながるんだっていうことを考えさせられた、名演技でした。ありがとう演劇部、素晴らしきかな。

  

 

【高校1年3組『ロゲイニング』に参加して】

私は、高校1年3組の『ロゲイニング』に参加してきました。写真にあるように、様々な矢東に関するポイントがあり、渡されたチェックポイントとほぼ同じように写真を撮り、20分以内で戻って来るのがルールです。蒸し暑かった日でしたが、生徒の皆さんの丁寧な説明とスタート場所までの引率。また、「あれ。いつも見てるのに、どこ?」「こんなところに、ここが?」「これでいいの、このポイント」など、声もあり。私自身、矢東のことを再度知ることができて、嬉しかったし楽しかったです。

 

 

【カナダ短期海外研修報告会】

多くの生徒が、さまざまな思いからカナダへの留学を決意し、そしてたくさんの学びを得て帰国した様子がよくわかりました。お料理のスライドもたくさん見せていただきました。どれも美味しそうでした。

「視野の広がる、有意義な研修でした」の言葉が印象的でした。

これからの人生の糧になりますね。発表ありがとうございました。

 

【ダンス部】

我がダンス部を見てきました!

今年は、男子部員が入部し、多様性への道を歩き始めたダンス部。人数もかなり増え、見ごたえのあるステージになっていました。

時間の都合で、校内発表と一般公開ではプログラムが違いました。校内の方には特別出演として先生方が参加して盛り上がりは最高潮に!一般公開では、学年メドレーをクールに決めてました。

 

 

 

 

【吹奏楽部】

自他共に認める矢東吹奏楽部のファンで、いつもこころを打ち抜かれてしまいます。校内発表は中高合同、一般公開は高校生のみで演奏していました。部員のみなさん一人ひとりが真剣で、ひたむきで、その姿が素晴らしいと感じました。息がぴったりで、中学生と高校生のつながりを大切にしていることがとてもよく演奏で伝わってきたし、お互いの信頼の深さを感じました。高校3年生と一緒に演奏できるのは、この2日間が最後でした。終わらないでほしいな...演奏が終わっても鳴り止まない拍手、いつの間にか私は泣いていました。

 

 

【書道部】

書道コースのパフォーマンスを一文字で表すと「舞」でした。繊細で、かつ、ダイナミック で、最後の最後まで目が離せない!作品を作り上げていく過程が美しいと思いました。会場 は部員のみなさんの気迫に満ち溢れており、パフォーマンスが終わるたびに拍手が沸き起 こっていました。こころが通じ合っているからこそ、作品を共同作業できるのだ感じました。 一体どれだけの日々を積み重ねているのだろう...胸が熱くなってしまいました。最後に高校 3年生のパフォーマンスのあと、後輩のみなさんから花束を渡すシーンがあり、 感動して泣いてしまいました。

 

  

【中学3年生 卒論中間発表】

数十年前、わたしが大学 4 年生だった夏。終わりがみえない…卒論は本当に大変で、苦悩の日々...途方に暮れて教授に泣きついた夏。でも、ゼミのみんなと切磋琢磨し励まし合いながら最後まで卒論を作成したことはいつまでもこころに残っています。あの夏を思い出すな...そんなことを、こどもたちの卒論の中間発表を聴講しながら思いました。目が眩むほど、個性が光っていて、発表時間の5分なんてあっという間でした。もっと聴きたいな!って思わせる表現力。日頃から自ら学ぶ姿勢の成果が遺憾なく発揮された研究内容。とても中学3 年生とは思えない発表ばかりで唸ってしまいました。最終発表が非常に楽しみです。

 

 

【閉幕式】

体育館に入った瞬間に残る熱気。全員が全力を尽くし楽しんだ結果が、さらなる汗を生み出す。ベイシアで困った人を助けた勇者がいたことを知り全員の心がほころぶ中、中高生が共同で作る人文字”矢東”。みんなで作り上げる喜びに浸っていたのもつかの間、次週の全国学力推移調査の告知で現実に引き戻される。部活を引退する高校3年生、それを引き継ぐ後輩たち。君たちの思いは永久に引き継がれる。

ありがとう矢東。

 

最後に…

高校3年生にとっては、高校生活最後の矢東祭。

高校3年生のお子さんがいらっしゃる情報部の保護者さんにインタビュー!

「今年は全てが特別だなぁ」

コロナ禍でこれまでの矢東祭が開催できなかった3年間、ほぼ初めての学校祭といってもいいくらいだったに違いありません。高2、3年生は、中学生だったとき見聞きしたことを思い出しながら準備をし、矢東祭の経験のない先生方の多い中なんとかこぎ着けたであろうこの2日間。我々PTAも初めて校内発表から一般公開、閉幕式まで取材をさせていただきました。

物事は、うまく進むことばかりではない中、多くのジレンマや葛藤、ぶつかり合いもあっただろうと推察します。その苦労の末につかんだであろうこの経験は、必ず一人一人の心に残るはずです。その一部始終を取材の中から感じ取らせていただきました。

何があっても、諦めず頑張った生徒のみなさん、キラキラ輝いてたよ、ありがとう!

PTAの取材や出店を受け入れ支えてくれた先生方、ありがとう!

「チーム矢東」みんなから感動をいっぱいいただきました、ありがとう!

今年で矢東PTAを卒業する身としては、今年の矢東祭はすべてが特別でした!!ありがとう!!

 

【矢東祭 PTA駐車場係・警備係の活躍】

駐車場案内&校内巡回警備ボランティアは、学校からの要請で行いました。募集は、いつものようにSlack上で行い、詳しい内容もSlack上でやりとりしました。

 学校側からの必要人数は22名と、いつもより少し多めで、最初はそれだけ集まるか?と不安にも思いましたが、それはさすがのチーム矢東PTA。ぴったり22名の方々が手を挙げてくださり、学校も大満足の結果となりました。

  参加してくださった皆さんの感想を抜粋してご紹介します。

校内巡回係:校内見学のような感じでした。一緒に回った方々ともお話ができて楽しく活動できました。

校内巡回係:各所々に先生方も待機していてトラブルもなく、休憩所も綺麗にゴミの分別もされて、挨拶もしてくれる生徒もいたりと感心しました。

校内巡回係:ゆっくり、のはずが先生速い速い!老骨にムチ打ってついて行くのがやっとでした(笑)

校内巡回係:先生とお話ししながら見て回れて楽しかったです。各所に休憩所が多く設けられていて、いいと思いました。全体的に活気があって、楽しかったです!

巡回担当係:先生の案内付き矢東祭ツアー(お茶付き)!楽しかったです。駐車場も一杯だったので、ボランティア用に近くに確保されていたのが良かったです。見るだけでなくボランティアは、矢東祭に参加してると思えるところが良いですね!

駐車場係:日傘をさしてなんとか1時間頑張れました。駐車場係の持ち物に日傘は必須です!

ボランティアとして関わることで、未来の矢東生や矢東附中生やその保護者との交流もあったようで、「この学校に入りたい気持ちが高まった」などの会話も生まれたそうです。

 Slackの活用について、ONEDAYボランティアのみなさんも使っていくうちに慣れてきたようで、今回は、学校から受け取った担当表に基づいて、都合の良い時間に担当できるよう、それぞれに交換していました。ちょうど、バスケットボールW杯のVSカーボベルデ戦の日で、Slack上でその結果に盛り上がってしまったりして(笑)

SNSも正しく使えばとても便利です。そして、できるようになると、生活が豊かになります。新しい一歩を踏み出すキッカケがPTAというのも、なかなか面白いものです。

来年は、是非みなさんも参加してみてください!!

 

【矢東祭 PTA催事活動報告】 

矢東PTA役員(総務・運営委員会)では、「PTA井★Drink★端会議~あなたに潤いを~」と題して、地学室にて主に下記3つの活動を行いました。

 ①「カラダに潤いを」~ドリンク販売

前日に役員さんで、300本のドリンクを購入し、地学室まで搬入しました。

ドリンク販売エリアは、井戸端にふさわしく井戸の工作をしました。また、カフェのようなドリンクメニュー表の作成やオリジナルうちわの作成などなど、前日から私達も学生に戻ったような気持ちで和気あいあいと楽しく準備を進めました。

矢東祭当日は、来場者さん、先生方、生徒の皆さん、たくさんの方々に購入していただきました。おかげさまで、ほぼ完売することができました。準備にご協力くださった先生方、役員の皆様、ありがとうございました。

無事に多くの方が「カラダを潤す」ことができました。

 ②「ヒトミに潤いを」~スライドショーby PTA情報部

 情報部が取材をさせていただいた、5月の体育祭、7月の合唱コンクールの写真をスライドショーにして上映しました。地学室に立ち寄ってくださった方々が我が子を探したり、自分を探したりと楽しそうに見て下さっていました。ありがとうございました。

 ③「ココロに潤いを」~学校生活Q&A、わいわい井戸端会議をしませんか?

 催事の内容を考えていた時に、「自分の子が受験する時に、先輩保護者から色々と話を聞きたかったなぁ」、「入学してからは、家庭学習、お弁当や部活、実際のところ家庭ではどのような感じなのか、知る機会があったら良かったなぁ」等の意見が出ました。

それなら、私達PTA役員が楽しく真面目に受け答えできる場を作ろうと一念発起!

井戸端会議風にやってみることにしました。が、現実はちょっと難しかったです。

次年度に受験を考えている来場者さんはたくさんいらっしゃったと思いますが、私達PTA役員と井戸端会議でお話した方はいませんでした。でも、結果はどうであれ、考えたことを実行してみる、それができました。今回の企画を見守って下さった学校に感謝いたします。

 〈矢東祭を終えて〉

記事を書かせていただいている私は、前日準備、矢東祭当日をほぼ催事を行っていた地学室で過ごしていました(笑)。とても居心地、雰囲気が良かったのです。

そして、ドリンク販売の仕事もしつつ、役員さんの中では井戸端会議が開かれていました。横の繋がりもさることながら、縦の繋がりが矢東PTAの強みだと思っています。先輩保護者さんとたくさんお話をして不安や疑問を解消したり、実は保護者同士が同じ高校出身だったとか、地元話に花が咲いたりと、楽しい時間を過ごしていました。

また今回、大学2年生のOGの方が私達のPTA催事を盛り上げてくれました。大学入試のことや、大学生活のこと、個人的にたくさん聞いてしまいました。来場者にもOB、OGがたくさん来てくださっていたと思います。愛される母校って良いですね。

 「潤い」をテーマに実施したPTA催事ですが、一番潤ったのは、私達PTA役員だったのかもしれません。皆さん、キラキラと輝いて活動していました。私も、この2日間だけは20歳くらいの気持ちで活動していました。

 「結局、運営側のほうが楽しいのよ!楽しめるのよ!」こんなステキな言葉をいただきました。本当にその通りだと感じています。たくさんの苦労や葛藤があったのは事実ですが、終わったあとは、携わった人にしか得られない達成感と充実感があります。

 保護者の皆さん、少しでも興味がありましたら、ぜひお声がけください。

一緒に「チーム矢東」を盛り上げていきましょう!

 最後になりますが、先生方、地学室で共に過ごした生徒会の皆さん、PTA役員の皆さん、ありがとうございました。心よりお礼申し上げます。