日誌

【PTA】合唱コンクールを PTA 情報部が取材してきました!

 2025 年7月 16 日(水)に矢板東高等学校・同附属中学校の合唱コンクールが開催されました。今年度は初めて隣接している矢板市文化スポーツ複合施設を会場にして実施しました。

●開会式

 

校長先生挨拶

「今年初めて矢板市文化スポーツ複合施設で合唱コンクールを行うことになりました。実際に会場に足を踏み入れてみて、みなさん、どうですか。いよいよ、みなさんが各クラスで一生懸命練習してきた成果を発表してもらいます。本校ならではの中高一貫の合唱コンクールですので、中学生は高校生の素晴らしい姿を、高校生は中学生の熱心な姿を見て、お互いに心に残る合唱コンクールにしていただきたい。MCの活躍も期待しています。」

生徒会長挨拶

・中学生徒会長

「今日は待ちに待った合唱コンクールです。わたしは昨夜楽しみ過ぎて夢の中でも歌っていました。朝も放課後も練習に励み、どのクラスも歌声に磨きをかけてきました。中学生は高校生の美しい歌声を聞くことができます。どのクラスも最優秀賞を取れる可能性…ありえない…!?ありえるでしょ!?この合唱コンクールが素敵な思い出になるように、十二分に力を発揮できるよう、全力で楽しみましょう!」

・高校生徒会長

「みなさん、こんにちは!練習の成果を発揮する準備はできていますか?歌が得意な人・嫌いな人、大きな声を出すことができる人・できない人、合唱が好きな人・嫌いな人、みなさんはいろんな思いで参加していると思います。しかし、今日という日は、楽しんだ者勝ちです。一度限りのハーモニー、同じ演奏はできません。だからこそ、すべての生徒が後悔のないように全力で演奏し、クラスの団結力を見せつけてください!」

 合唱コンクール実行委員長挨拶

「中学生、高校生、それぞれのクラスの思いのつまった素敵な思い出になることを願っています。緊張しても大丈夫です。楽しむ気持ちを忘れずに最高のクラスで最高の歌声を届けましょう。」

 

 【中学の部】

中学3年生

中学3年生は中学最高学年として一人一人がよりよい演奏を目指して美しいハーモニーを響かせてくれました。2組は惜しくも受賞を逃してしまいましたが「道」は卒業に向かう生徒の気持ちが表れていました。1組はベストコンダクター、ベストピアニスト、優秀賞を受賞しました。「ツバメ」は未来を旅立っていく生徒達の姿を想像させる演奏でした。

来年は高校生です。更に成長した演奏を期待したいと思います。

 

中学2年生

2組は「地球星歌~笑顔のために~」をトップバッターの緊張を乗り越え美しいハーモニーと元気な声で歌いあげました。優秀賞を受賞しました。1組は「時の旅人」を歌いました。みんなで一生懸命練習し、本番では落ち着いて堂々と歌い上げました。

 

 

中学1年生

先日の合唱コンクール、すばらしかったです。一際心に歌詞が一つ一つ響きました。初めてとは思えないほど、堂々とした姿で大きな声で歌っていました。合唱はクラス全体で取り組むこと、一体感を味わうことができる取り組みなので、「協力」を学ぶ機会に最適です。来年も楽しみにしています。

 

【高校の部】

高校1年生

高校1年生のみなさんは【高校の部】のトップバッターだったわけですが、中学生の発表の後、一気に空気を変えていました。大人びた深みのある歌声が会場中に響いて、最高に気持ちいいのです。1組の「YELL」では温かい歌声で背中を優しく押してもらい、2組の「RPG」では歌・ピアノ・手拍子で盛り上がりその世界に引き込まれ、4組の「なんでもないや」でどこまでも透き通ったハーモニーを聴かせてもらい、最後に3組の「春愁」で青春を歌う歌詞の世界と、歌う子どもたちの姿がぴったりはまっていて本当に美しいものを見せてもらいました。

  

 

高校2年生

 高校2年生は、人数や男女比など苦労する面も多くあったと思いますが、それぞれのクラスの特徴に合わせた工夫が見られ、一人一人が歌と向き合い、歌声を届けようとする思いが伝わってきました。細かいところまで丁寧に歌いこまれ、声の調和が素晴らしく、指揮も伴奏者も一丸となって世界観を作っていました。2年生全体の、皆でひとつの行事に向かう団結力と真摯な姿勢に感銘を受けました。来年度の合唱コンクールが今から楽しみです。

  

 

高校3年生

いよいよ高校3年生の登場です。高校生活最後の合唱コンクール。やはり落ち着きが違います。男子生徒の声が、どのクラスも予想以上に良く出ていたことには驚きました。各パート毎に、正確な音も取れていて合唱全体としても強弱の表現・リズムの線が合っていたように思います。勉強も忙しい中、練習時間を作り、一人一人が努力された事と感じます。素晴らしい貴重な時間を、ありがとうございました。

  

  

●合唱部発表および、閉会式 

閉会式の前に、合唱部が歌声を披露してくださいました。「残酷な天使のテーゼ」を合唱で歌う矢東の合唱部のみなさん…。難しい曲を堂々と歌い上げていてびっくりしてしまい、私はあまり写真が撮れませんでした。撮影の手が止まってしまうほど、圧巻でした。

 

その後に表彰を行いました。受賞したみなさん、おめでとうございました。笑顔がはじけていて良かったです。

 

  

●取材を終えて

今回、取材させていただくにあたり、合唱コンクール実行委員、先生方、矢板市文化スポーツ複合施設のみなさまに大変お世話になりました。ライブ配信をしていただけたことで、見る機会を得られたご家族の方は多かったと思います。何が言いたいかというと…、こんな素敵な運営、先生方の愛を感じずにはいられません。そして、他のクラスの発表を真剣に聴く子どもたちの姿勢・態度、取材をしているのに少し涙が出ました。発表については、どのクラスも素晴らしい表現でした。プロジェクトに本気で向き合うって、すごいことですよね。明日からの仕事を頑張ろうと思いました。

最後に、情報部の取材を快諾してくださった関係者のみなさまに深く感謝申し上げます。

ぜひ来年も取材したいです!ありがとうございました。