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合唱コンクールでPTAボランティアが活躍!
今年の合唱コンクールは、熱中症予防と感染症対策の観点から、生徒は指定した時間帯に会場である体育館に移動して合唱を行いました。そのため、保護者はブロックごとの時間帯のみの鑑賞となり、その運営に携わるため、我らPTAが出動しました。ワンデーボランティアの方を募り、総勢18名で行ってきました。
当日は会議室で宮田先生から合唱コンクールの詳細を伺い、役割分担を決めました。
受付係、ドアマン、ゴミ(使用済み除菌シート)の回収係の3つをブロックごとに割り振りました。お子さんが出番の時には、係にならないように配慮されていました。ボランティアのみなさんはタイムスケジュールと腕時計を見ながら、それぞれの配置につきテキパキと動いて下さったので、円滑にコンクールを進めることができました。
開会式では、学校長より『自分はクラスの一員としてどれだけ真摯に取り組めたか、クラスのまとまりということを意識した取り組みができたか、リーダーとしてあるいはフォロワーとしてお互いを思いやることができたか、そういったことを学ぶことも合唱コンクールの大切なことです。それぞれのクラスが練習の成果を遺憾なく発揮し、心をひとつにしたハーモニー、心に響く魂を込めた歌声がこの体育館に響くことを期待しています。』とご挨拶をいただきました。
合唱が始まる前の空気感は、緊張と不安が伝わってきて独特です。しかし、そこはさすが矢東生。本番に、強い。緊張を自分への鼓舞に変換し、チャレンジをして培ったものを出し切ろうとする姿勢を目撃しました。歌い始めればもうそこは、そのクラスの表現の世界で満たされていました。ピアノの伴奏は歌声を優しく力強く支え、指揮はすべてを音をとらえた導きがそこにありました。なんと美しく、柔らかで澄み切った世界。最初から最後まで感動の連続でした。ところで…、master of ceremony(マスターオブセレモニー)については、度肝を抜くという言葉がぴったりなパフォーマンスでした。ゆるキャラが来たり、永野芽郁さんがはるばるお越しになったり、ラッパーがバイブス(Vibes:勢い、熱量、気合い)を上げてくれたり、ショートコント『口内炎』や漫才で笑わせてくれたり、何ともカラフルな時間を提供してくれました。みなさん、ありがとうございました。笑い過ぎてお腹がよじれるかと思いました。
各クラスの発表を終えた後、合唱部の発表がありました。さすが…としかお伝えできないほど、深みのある響きを聴くことができました。スタンディングオベーションが画面越しで、各クラスで起きていたのではないでしょうか。(※配信のため)
その後には、サプライズで先生がたを交えて一曲歌ってくださり、非常に楽しいひとときを過ごしました。ところで、宮田先生の被り物の正体やいかに…。
最後に結果発表があり、中学の最優秀賞は3年1組、高校の最優秀賞は3年3組が受賞していました。他にも優秀賞、ベストコンダクター賞、ベストピアニスト賞、学年優秀賞、アカペラ賞があり、表彰されていました。
今回、合唱コンクールの運営にPTAとして携わったことで、最初から最後まで行事に参加することができ、先生方と子どもたちの信頼のかたちを垣間見ることができました。子どもたちの頑張りを、優しい瞳でみつめる先生。保護者席の遠くからですが、わたしはしっかりキャッチしました。この温かい関係性が、矢東の推しポイントなんだよな…と思いました。尊過ぎて語彙力を失うとは、このことです。わたしの推し活は今後も続くことでしょう。
PTAでは一緒に活動してくださるボランティアの仲間を、いつでも募っています。お仕事やご家庭を優先させながらでも、ボランティアの活動は可能です。自分ができない時には、他の方がやるので、スケジュールや業務分担の無理をしなくてよいからです。ちなみに、わたしはフルタイムで仕事をしていますが、情報部で部長をしており、学年部にも所属しています。総務運営委員会という会議には、仕事の後でも参加可能な時間に設定してくださるので問題なく出席できています。もしも、興味はあるけど、実際はどうなのかな…と迷っていらっしゃる方がいましたら、気軽に参加してみてほしいです。おもしろいことが目白押しです。
最後に、合唱コンクールに協力してくださったみなさんで、はいチーズ!