歴史研究部:日本考古学協会高校生ポスターセッションで発表

 5月19()駒澤大学(東京都世田谷区)で、〝日本考古学協会第85回総会高校生ポスターセッション〟が開催されました。この催しは、一般社団法人日本考古学協会の主催。毎年5月の総会にあわせて開かれます


 参加する高校生は、考古学のオリジナル研究を1枚のポスターにまとめて掲示。このポスターについて説明したり、質問を受けたりします。今年度は、全国から1516団体が参加しました。

 学悠館高校歴史研究部のテーマは、「栃木市泉川条里跡の研究」でした。昨年12月にポスターの原案を添えて申し込み、審査を経て参加が決定しました。2月には発表要旨を提出。当日までに掲示用のポスターを作り、発表練習を十分に行った上で本番に臨みました。
  
※HP掲載の都合上、一部に画像処理を施しています。


 開場とともに多くの人々が来場。今年度は、部長が1人で対応することとなりました。熱気あふれる会場で、休む間もなく説明を繰り返すといった状況でした。途中、他校生が聞きに来てくれたり、他校のパネルを見学したり、全国の高校生と交流を深めることができました。
 残念ながら入賞には至りませんでした。しかし、最後までしっかりと説明ができ、充実感と達成感を味わった1日となりました。
  

 

 学悠館高校歴史研究部の発表をご覧いただいた方々からは、次のような感想をいただきました。

歴史の研究であるが、現代につながる部分が印象的だった

現地をよく歩いて研究している

高校生の研究をとおして、現地の方々が歴史に関心を深められたのは、とても良いことだと思う

 この他にもたくさんの質問や励ましのお言葉をいただきました。

 

【入賞団体】

最優秀賞:「雑誌『ひだびと』と江馬修の考古学研究」    岐阜県立関高等学校地域研究部・文芸部

優秀賞 :「為朝伝承の聖地・朝倉—新たなる聖地の誕生—」 福岡県立朝倉高等学校史学部

優秀賞 :「九州型石錘の展開と漁業集団」         福岡県立糸島高等学校歴史部