「環境科学入門」で土壌調査実施

 「環境科学入門」は理科の科目の一つとして開講している科目です。環境問題についての基礎的な内容を学習し、実験や実習をとおして科学的な知識や技能を身につけることができます。6月2日(木)には、花だん、校庭の砂場、巴波川の河川敷の土壌の調査を実施しました。
  
【校庭の砂場の土壌を調査・採取しています】
 今回の授業は、土壌の保水性・吸着性を考えるものです。土壌には、雨や濁った水が土の中を通る際に物質を吸収しきれいな水にする「吸着性」という性質と、水をたくわえておく「保水性」という性質を持っています。これらの土壌の性質を調べ、考えることが今回の授業の目標です。次の時間には、ペットボトルで「ろうと」を作成し、水の通るスピードを計測することで、保水力の強い土とはどんな土なのかを考えていきます。
 教室を出て、活動している生徒たちは、生き生きと、そして、積極的に取り組んでいました。学悠館高校は、このように自分の興味や関心のあることを学ぶことができる学校です。
  
 【花だんの土を調査・採取しています】