定時制:第3回人間関係スキルアップトレーニング

 1月17日(水)、4・9限のLHRで、〝人間関係スキルアップトレーニング〟が行われました。今回も、年次ごとに異なる内容で活動しました。

 

1年次:雪山生き残りゲーム

 雪山で遭難したことを想定し、どのようにして生き残るかグループで話し合います。話し合う時の合意形成を得る難しさや、合意形成を得るための工夫の仕方を学ぶことが目的です。

 グループで話し合う時は、そのアイテムが必要な理由を話し、仲間に納得してもらおうと試行錯誤している生徒の様子が見られました。

    

 

2年次:アンガーマネジメントを学ぼう

 自分の怒りタイプを知り、怒りに対処する方法を見つけるとともに、「私」に置き換えて伝えるI(アイ)メッセージを使って、気持ちを伝えられるようになることが目的です。

 生徒たちは、自分の怒りタイプが分かると、タイプの特徴についての説明を熱心に読み、今後の日常生活に生かそうとする様子が見られました。

    

 

3年次:私の四面鏡  

 自分が思う「私」とグループの仲間が思う「私」の違いを見つけ、今までとは違う自分を発見したり、もう1度自分の良さを見直したりすることが目的です。

 活動中、グループの仲間から意外な印象を言われて驚いたり、自分の良いところを言われて照れくさそうにしたりしている生徒が見られ、クラスの仲がより一層深まったように感じられました。

    

 

4年次:ペーパータワーで上を目指せ

 ペーパータワーを作ることを通して、クラスの仲間と良好な関係を築きながら、望ましい自己表現をする力を身に付けることが目的です。グループでA4用紙を20枚使い、どの班のタワーが最も高いか競います。

 他の仲間から出た意見に賛同したり、より良い案を出そうと考えたりしている生徒の姿が見られ、協力することの大切さを改めて感じられたのではないかと思います。

         

〝人間関係スキルアップトレーニング〟では、「相手の意見を尊重すること」「話し合いに参加すること」を約束として活動しましたが、どの生徒も約束を守り、協力して活動することができていました。

 

 スキルアップトレーニング終了後は、〝定期清掃〟を行いました。自分たちが普段使用している教室を、クラスメイトと協力して綺麗にしました。