定時制:栃木市議会議員と高校生の意見交換会が行われました。

 11月17日(木)の午後、栃木市議会議員の方が来校し、本校定時制生徒会役員と「意見交換会」を行いました。

 意見交換会のテーマは「もし私が栃木市議会議員になったら」。議会の役割や政治参加の重要性を改めて知り、政治を身近なものとして感じてほしい、「選挙に行こう!」という気持ちになってほしい、という目的で企画されたものです。

 動画を見て議会の理解を深めた後は、3つの班に分かれて、付箋と模造紙を用いた意見交換を行いました。

 「こんな栃木市だったらいいのに」「栃木市のこんなところを改善してほしい」といった、高校生が普段感じていることをもとに、もし自分が市議会議員という立場だったら、どのような栃木市にしたいかについて、さまざま意見を出し合い、話し合いました。

  

 最初は緊張気味だった生徒たちも、市議会議員の方と交流する中でだんだん打ち解けていき、「映画館が欲しい!」「駅前に気軽に入れるカフェが欲しい」「通学路が暗いので街灯を増やしてほしい」等、さまざまな意見の書かれた付箋がたくさん模造紙に並びました。

 

 

 

 出た意見を分類した後は、実際の議会と同じように「予算の振り分け」も考えました。予算には限りがあり、やりたいことをすべて実現させるのは困難です。様々な意見がある中で話し合いをし、どのようにお金を使うべきなのか……どの班も真剣に予算の振り分けに取り組んでいました。

 

 

 

 最後は各班の代表が出来上がった模造紙をもとに、班の意見を発表しました。

自然と人が集まる栃木市」「来た人が楽しい街!」「学生でも家族連れでも楽しめる町

……素敵な栃木市計画が出来上がりました。

 

  

 

 生徒たちは皆、実際に市議会議員の方と、栃木市について意見交換をする中で、市議会議員の仕事を疑似体験し、政治をより身近なものに感じることができたようです。

 

 参加した生徒たちの声

・自分の考えを伝えること、行動に移すことの大切さに気付いた

・自分たちの町、政治に興味を持つことが大事だとわかった

・友達を誘って皆で選挙に行きます!

・栃木市についていろいろ話し合うのが楽しかったし実りある時間だった

・限りある予算を何にどのくらい使うか、大切なことは何かを考えたり、意見を聞いたりすることで、自分の価値観や視野が広がった

 

とても学びのある、充実した会になりました。